海の藻や海草が二酸化炭素(CO2)を吸収する「ブルーカーボン」で日本勢が先行している。企業の間で技術開発や大規模な創出プロジェクトが進み、クレジット(排出枠)取引が拡大する。政府は世界に先駆けて公的なCO2吸収量の算定にブルーカーボンを組み込む方針を決めた。日本発の潮流を作れれば他国の試金石となり、企業の事業機会拡大にもつながる。神奈川県葉山町、真名瀬漁港の沖合。鹿島の技術研究所の山木克則上席
ホンダがデンソー製欠陥低圧燃料ポンプ(以下、欠陥燃料ポンプ)の全数リコールに踏み切った。製造期間を広げてリコールの対象を拡大。欠陥燃料ポンプを搭載した可能性のある車両の全てを無償回収する。2023年12月21日(米国現地時間)、ホンダは米国市場において欠陥燃料ポンプ搭載車の追加リコールを届け出た。同社にとって7度目のリコールとなる。これにより、欠陥燃料ポンプ搭載車の世界のリコール総数はさらに増
日本製鉄は、アメリカの大手鉄鋼メーカー「USスチール」を買収することで両社の間で合意したと発表しました。買収額はおよそ2兆円にのぼる見通しで、日米の鉄鋼業界の大型再編となります。 発表によりますと、日本製鉄はアメリカの大手鉄鋼メーカー「USスチール」を買収することで両社の間で合意し、USスチールの株主総会や関係当局の承認が得られることなどを前提に、来年4月から9月までの間に日本製鉄がUSスチールを子会社化するとしています。 買収額はおよそ2兆円にのぼる見通しで、実現すれば日本とアメリカの鉄鋼大手どうしの大型再編となります。 アメリカの鉄鋼市場は国内需要を中心とする安定的な市場で、さらに経済安全保障の観点から国内での安定供給を目指すいわゆる「国内回帰」が進むことで、今後、さらに市場の成長が見込まれるとしています。 日本製鉄はこれまで力を入れてきたインドと東南アジアにあわせてアメリカでの事業を
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