星は歌う、という事をあなたはご存知だろうか。 わかりやすく言うと、恒星は恐らく、歌います。しかし、音は宇宙に伝播することができないので、誰もそれを聴くことはできません(この「音」は10億ヘルツ以上の周波数で、人間の耳では聞こえないのだ) 『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』はそんな星と人という途方もないスケールでの「対話と相互理解」がテーマにあり、70分とは思えない密度でのSF、子供の成長とジュブナイル、冒険ロマン……そして何よりもエンタメ。様々なジャンルの精髄を最高レベルで混ぜ合わせた恐るべき作品に成り立っていて、鑑賞後の満足度が凄い本作の感想をネタバレありで書いていきたい。 「対話と相互理解」 最後に 「対話と相互理解」 この映画では星奈ひかる(キュアスター)と羽衣ララ(キュアミルキー)を中心に話が展開され、プリキュアの元に突然現れた謎の未確認動物・ユーマと