報道陣からの「この会見は、みんなが見ているんですよ」という声には、「見てても見てなくてもいいんですけど。同じ質問を繰り返されたら迷惑です」と我関せず。「司会者のあなたの発言で、日大のブランドが落ちてしまうかもしれませんよ」という問いかけには、「落ちません!」と断言──。 日本大学アメリカンフットボール部の宮川泰介選手が悪質な反則で関西学院大の選手を負傷させた問題は、25日に日大学長の緊急謝罪会見が開かれた今も、依然として沈静化する気配がない。それどころか、22日の宮川選手の会見の後に開かれた23日の日大側の会見でますます批判が集中。この会見で内田正人前監督と井上奨コーチを食う“存在感”を見せたのが、司会を務めた日大企画広報部・米倉久邦氏だった。 会見開始から1時間半が経った頃からだろうか。米倉氏は苛立ちを隠そうともせず、記者たちに高圧的な言葉を投げかける。「あなたは黙ってください!」「記者