かなり古い話ですが、かつて増井俊之さんが提唱した概念で「富豪的プログラミング」というものがあります。 富豪的プログラミング 実のところ私は、この文章の趣旨には異論はありません。特に以下の部分などは、場合によってはプロトタイプに限るかもしれませんが、強く同意します。 メモリや実行効率を気にしないでお気楽にプログラムを作る 効率を重視したプログラムは作るのが大変ですし、 ちゃんと動かすにはデバッグも大変です。 富豪的プログラミングでは一番単純で短いアルゴリズムを使います。 条件が変わる度にすべての計算や表示を行なう 再表示が必要な場所だけ書き直ししたり、出力のバッファリング をしたりする貧乏性な工夫はバグのもとになるので行なわず、 条件が変わる度に計算を再実行したり全体を書き直したりします。 ――が、こういうのは、あくまで、それにより開発効率が上がったり、UXが向上したり、という場合に限るので