理解できない結末っていうのは、最後主役の捜査官が鏡に向かって人格を変えて発狂していくようなシーンで終わってしまうとこですかね? 自分もはっきりとは覚えてないので答えになってるかどうかわかりませんが、父親には娘に対する不信感などから自ら作ったボブとよばれる恐怖の象徴であるものにとりつかれ、狂気となって娘を殺害しました。 ラストで捜査官の人が変わったのも、まともな人間にもボブは存在しうるということを語り人間のもつ恐怖を余韻として残してあの形にしたんだと思います。 それにしてもこの終わり方は賛否両論でしたね。 デヴィッドリンチは映画のテーマや表現の意味を観客一人一人の解釈に委ねるような作り方をするので意見もさまざまです。 マルホランド・ドライブなんかは何度思い出してもわからなくてモヤモヤします。