大学時代の先輩で現在はUI/UX/VR系の開発で活躍中の著者児玉さんから献本いただきました。ありがとうございます! 人工知能は私たちを滅ぼすのか 作者:児玉 哲彦ダイヤモンド社Amazon さて、早速読ませていただきましたが、中身はAIをベースにした骨太なIT技術史です。通常のAIの解説書はどうしても、 松尾先生の本なども「現在の知識」でできることを枠組みにまとめてしまう本が多いと思いますが、この本は、どうして、 今のAIが今のAIの「カタチ」になったのかを説明しています。 コンピューターは勝手に進化しているのではありません。 開発者の設計思想(アーキテクチャー)に大きな影響を受けています。 その歴史を知ることではじめて、現在と未来の人工知能について理解することができます。 第二次世界大戦中のナチスの暗号装置エニグマの解読機であるチューリングマシンから、 パーソナルコンピューター、スマート