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booksと音楽に関するTakayukiN627のブックマーク (3)

  • 人生を変えることもできるのは音楽かもしれない『楽園ノイズ』

    激しいリズムにひるむ。叩きつける音圧に押される。急上昇するオクターブに持っていかれる。部屋は静かなのに、小説を読んでいるだけなのに、そこに描かれるセッションを、夢中になって聴いている。 彼女の想いは衝突を繰り返すサウンドの手応えではっきりと伝わってくる。そう、衝突だ。合わせるなんて馬鹿馬鹿しい。他のパートに合わせて叩くなんてドラムスじゃない。お互いに叩きつけ、傷つけ、貪り、奪い合いながらひとつになっていくのが音楽のほんとうの姿だ。 高校生の「僕」が弾いてるのはベース、荒々しいドラムスが後輩の女子、隣の部屋からは、同級生の子がピアノで圧倒する。3人が演(や)っているのは、レディオヘッドの『クリープ』だ。無防備な状態で歌の中にぶっ込まれ、沸き上がってくる激情のままに声を絞る。 そんな昔の知らないよ、というツッコミ上等。大丈夫、これ読んでると、かつて自分が聴いた曲を思い出すから。音楽に撃たれた経

    人生を変えることもできるのは音楽かもしれない『楽園ノイズ』
  • 「作詞少女」はスゴ本 - まなめはうす

    2018年のナンバーワンが早くも決まった感じである。 何度も読み返したい一冊である。 作詞少女~詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話~posted with amazlet at 18.01.13仰木 日向 ヤマハミュージックメディア 売り上げランキング: 21,481 Amazon.co.jpで詳細を見る <目次> 第1話 詩文と私 第2話 作詞とはどういう技術なのかという話 第3話 歌詞のフォーマットの話 第4話 資料読みの話 第5話 字数と語彙力の話 第6話 自分らしさの話 第7話 歌い心地とナンセンスの話 第8話 作詞の全行程の話 第9話 私が知りたくなかった作詞の話 第10話 江戸川悠の話 第11話 一番大事な作詞の話 第12話 伊佐坂詩文の話 第13話 共感する歌詞の正体の話 第14話 音楽という呪術の話 第15話 テーマの作り方の話 第16話 周りの目と羞恥心の話 最終

    「作詞少女」はスゴ本 - まなめはうす
  • 『1998年の宇多田ヒカル』音楽には今、言葉が足りない - HONZ

    タイトルが秀逸。「1998年の宇多田ヒカル」という単語を目にしただけで、様々な情景が昨日のことのように蘇ってくる。だが皮肉なことに、それは音楽に心を躍らせるという経験が、その時から更新されていないことを意味するのかもしれない。 1998年が、いかにエポックな年であったかを示す事実はいくつもある。1つは日音楽業界史上最高のCD売上を記録した年であるということ。そしてもう1つは、現在においても日音楽シーンにおけるトップ3の才能と目される音楽家が、すべて同じ1998年にデビューしたことである。それが、宇多田ヒカル、椎名林檎、aikoの3人だ。 書は「史上最も同期に恵まれていた」3人に浜崎あゆみを加えた女性ソロアーティスト達を題材とし、1998年からの18年間が音楽史においてどういう意味を持つのか紐解いていく。単に当時をノスタルジックに振り返るだけでなく、そして現在の状況を憂うだけでもな

    『1998年の宇多田ヒカル』音楽には今、言葉が足りない - HONZ
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