09年度予算、家計なら…月収9万円減でも大盤振る舞い2008年12月20日21時20分印刷ソーシャルブックマーク 日本の財政を、平均的なサラリーマン世帯「太郎さん一家」に置き換えると――。 太郎さんが勤める「日本株式会社」は、取引先(米国)の経営危機の影響で業績が悪化し、毎月の収入(税収)が前年より9万円も減った。でも、一家には支出がかさむ事情が目白押しだ。 しのびよる危機への備え(経済緊急対応予備費)などで生活費(一般歳出)は5万円も増加。田舎の親族の生活も苦しいからと仕送り(地方交付税など)も1万円増。世間体(選挙)を気にしたのか、大盤振る舞いだ。 一方、町内会の奉仕活動(海外無償資金協力と技術協力)は3400円。美化活動(環境省所管予算)も2400円。ご近所(国際社会)から後ろ指を指されそうだ。 代々、浪費癖のある一家。借金(国債残高)は実に約8千万円。元利払い(国債費)の負担で月収