【衝撃事件の核心】異例の立件「バンキシャ!」虚偽証言 日テレが乗った“迫真ストーリー” (1/4ページ) 2009.3.15 13:01 日本テレビ系の報道番組「真相報道バンキシャ!」の取材に、「岐阜県の土木事務所では今も裏金づくりをしている」などと虚偽の証言をし、県の業務に支障を生じさせたとして3月9日、元土木建設会社役員の男(58)が偽計業務妨害の疑いで岐阜県警に逮捕された。証言は昨年11月に放送され、岐阜県が約2カ月間にわたって調査を行う事態に。報道での証言が虚偽とされて立件に至るのは極めて異例で、取材や報道のあり方が根底から問われるケースとなった。日テレ側はなぜ、うそを見抜くことができなかったのか-。契約再点検955件、聴取380人 「県の担当者から『工事をやったように見せかけ、裏金を捻出(ねんしゅつ)してくれ』といわれた」「200万円送金した」 昨年11月23日に日本テレビ系列