H3ロケットのシステム概要。打ち上げニーズごとに最適な構成に変更できる。フェアリングはサイズによってS(ショート)、L(ロング)、W(ワイド)の3種類が用意される (C)JAXA 文部科学省(文科省)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月24日に開催した宇宙開発利用部会(第75回)の中で、日本の次期基幹ロケット「H3」の試験機2号機の開発方向性について、2023年3月に打ち上げに挑みながらも、第2段エンジンの着火が行われず、衛星の軌道投入に失敗したH3ロケット試験機1号機の結果を踏まえ、その打ち上げ形態の変更などを提案した。 【画像】新たに提示されたH3ロケット試験機2号機のシステム形態候補とペイロード候補の組み合わせ。4パターンが想定されている H3はさまざまな軌道へ多種多様な人工衛星の打ち上げを行うことを目的に、その打ち上げ能力を柔軟に変えられるような設計を採用。当初の計画では、H3
欧米諸国では、ガソリン車を避けて電気自動車(EV)を積極的に普及している。モータージャーナリストの岡崎五朗さんは「この『EVバブル』ともいえる状況には、重要な問題点が欠けている。欧州の真似をすれば、日本はますます貧しい国になる」という――。 【写真】杉山大志氏(編集)、川口マーン惠美氏、掛谷英紀氏、有馬純氏、他、共著『「脱炭素」が世界を救うの大嘘』(宝島社新書) ※本稿は、杉山大志(編集)、川口マーン惠美、掛谷英紀、有馬純ほか『「脱炭素」が世界を救うの大嘘』(宝島社新書)の一部を再編集したものです。 ■EU各国は「EV一本足政策」に転換 2021年7月14日。EUの行政執行機関である欧州委員会が、2035年にハイブリッド車を含むエンジン搭載車の新車販売を禁止する「草案」を提出した(※)。2035年と言えば、わずか14年後。 次のクルマはエンジン付きが許されるが、その次に買うクルマはEVかF
3月24日の参議院予算委員会で立憲民主党の石垣のりこ議員が、岸田首相に「しゃもじ」を贈った理由について質問すると、岸田首相は「外交の慣例として、地元(広島)の名産の土産を持っていくことをよくやる。今回、地元(広島)の名産である『しゃもじ』をお土産として使った」と説明した。 これに対し石垣議員は「日本がやるべきは、和平をどう行うかで、必勝というのは不適切だ」と批判した。 ■宮島観光協会に聞く「しゃもじ」の意味そもそもなぜ「広島の名産がしゃもじ」なのか。 広島県の「宮島観光協会」によると、「しゃもじ」は正式には「杓子(しゃくし)」と呼ばれ、その発祥の地こそが世界遺産の厳島神社などで知られる、広島県の「宮島」だという。 それでは「必勝」と「しゃもじ」にはどういった関係があるのか聞いてみると、起源は日露戦争に遡るという。 日露戦争の時代、広島湾に位置する宮島は、軍人たちの出征地の一つとなっていたた
2月21日、財務省は、2022年度の「国民負担率」が47.5%になる見込みだと発表した。過去最大だった2021年度の48.1%をやや下回ったものの、国民所得のほぼ半分を占めている。 【写真多数】給料は税金から…居眠りする国会議員14人 「国民負担率」は、国民所得に占める税金や社会保険料(年金・医療保険など)の割合で、いかに公的負担が大きいかを国際的に比較する指標の一つ。2022年度は、税負担が28.6%、社会保障負担が18.8%で、合計で47.5%と見込まれている。 国民所得のほぼ半分が公的負担に奪われる事態に、Twitterでは悲鳴にも似た声が多くあがり、《五公五民》がトレンド入りした。 《五公五民やん。一揆起こさなあかんレペルですやん》 《令和の時代に“五公五民”江戸時代とどっちがマシなのか》 《日本は五公五民にまできた。防衛費倍増になると、六公四民か七公三民になりそう》 「五公五民は
楽天モバイル社員による46億円着服疑惑の影響で、下請け企業が経営危機に陥っている。楽天がその社員と関係の深かった取引先との契約を解除したため、そこに連なっていた下請けの資金繰りが連鎖的に悪化しているのだ。発注元の不正が、立場の弱い下請けにしわ寄せされた格好だ。 【楽天モバイルと元請け・下請け企業の現状】 楽天モバイルが、不正に関わった社員の解雇を発表したのは2022年9月2日のことだった。関係者などによると、この社員は取引先である物流会社「日本ロジステック」(東京都千代田区)と「TRAIL」(港区)の2社の役員らと共謀し、コンサルティング料などの名目で楽天モバイルに水増し請求していたとされる。損害は46億円に上るとみられる。不正発覚を受け、楽天は2社との取引を停止した上で裁判所に預金口座の仮差し押さえを申請し、認められた。 「楽天モバイルから契約を解除された」「明日からは仕事は休みになりま
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