タグ

書籍に関するbanraidouのブックマーク (704)

  • 残業税という思考実験 - ゆとりずむ

    こんにちは、らくからちゃです。 ぶらぶらAmazonで『面白いはないかなあ』と見ていた所、ちょっと気になるを発見してしまいました。 残業税 作者: 小前亮 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2015/08/18 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 8月に上梓された、割りと発売ほやほやので、レビュー等はほとんど無いのですが、中々面白い!内容はというと、『残業税』なる法律が施行された近未来(?)での、お話。残業税の仕組みを、文中から引用させていただくと、こんな感じ。 残業税は、正式には時間外労働税という。 労働基準法では、一日八時間または一週間四十時間を法定労働時間と定めており、これを超える労働については、割増賃金を払わなければならない。この割増された賃金の二割が、時間外労働税として労使折半で国に収められる。 つまり、法定外の残業を一時間して、二千五百円

    残業税という思考実験 - ゆとりずむ
  • 完全予約制の本屋 人気の秘密は NHKニュース

    インターネットで簡単にが手に入る時代、予約しないかぎり店を開けないという不思議な古屋が話題を集めています。 一見、入りにくいと思われますが、うわさを聞きつけた好きが連日訪れるというこの屋に潜入取材、その人気の秘密に迫りました。 (高松放送局 中川治輝記者) 聖書の横に村上春樹の 予約制の屋を開いたのは、藤井佳之さん(38)。 高松市の商店街の外れの建物に8年前、古屋「なタ書(なたしょ)」を開きました。 客が予約すると店が開きます。 店が開いている間は予約なしでも入ることができます。 とりたてて宣伝はしていませんが、だいたい週に4日か5日は予約が入って、営業しています。 店内には小説、絵、専門書などさまざまなが雑多に並んでいます。 すべて藤井さんが選んだものです。の並べ方も変わっていて、例えば、聖書の横に村上春樹の小説や社会学の書物があるという具合です。 日々、は並び替

    完全予約制の本屋 人気の秘密は NHKニュース
    banraidou
    banraidou 2014/10/29
    余程客単価が高くないとなりたたないであろうセレクトショップ。まあ、アレだ、これ一本でやっていくのは難しいだろうな。
  • 人気作家2人、創作ソフトで小説…自動で粗筋 : IT&メディア : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    そんな人気作家2人の思いから始まった試みが、「僕は小説が書けない」という作品で実を結んだ。プロの作家が、創作の過程でコンピューターソフトを使った作品を発表するのは日で初めてという。は10月末、KADOKAWAから刊行される。 著者は、累計部数85万部超のベストセラー「100回泣くこと」などで知られる中村航さん(44)と、中田永一さん(35)。2人は、自ら開発に携わった「物語作成支援システム(ものがたりソフト)」で作ったプロット(小説の設計図)を基に、合作小説を書き上げた。 中村さんが2012年初頭、母校の芝浦工大に共同研究を持ちかけたのが始まり。後に中田さんが加わり、2人の意見を参考に同大の学生がプログラムを作った。 ソフトは、しっかりとしたプロットやキャラクターを作るためのもの。「物語が動くきっかけ」「きっかけから生まれる試練」など11の質問に答えることで自動的に粗筋が作られ、主人公

  • アマゾンに抗議、出荷取りやめへ 中小出版社:朝日新聞デジタル

    ネット通販大手のアマゾンが大学生などに対し、書籍の価格の10%をポイント還元しているサービスが、「事実上の大幅値引きで再販契約違反にあたる」として、緑風出版、晩成書房、水声社など中小の出版社が、アマゾンへの出荷停止を相次いで決めた。 著作物には独占禁止法の例外として、出版社が書籍や雑誌などの小売価格を決めることができる「再販制度」が適用される。 アマゾンは2012年から10%還元を始めた。これに対して緑風出版などは、10%もの還元は事実上の大幅値引きにあたり、小売価格を維持する再販契約に違反すると主張。サービス停止を申し入れてきたが受け入れられないため、5月から出荷停止に踏み切る。期間は半年間で、自社の出版物にサービスが適用されなくなれば解除するという。 出版社にとってアマゾンはもっとも売り上げの大きい「得意先」だ。緑風出版の高須次郎社長は、「出荷停止には勇気がいるが、このままでは定価販売

    banraidou
    banraidou 2014/04/19
    ブコメ覗いてみたら、なんだ、流対協の流れかよ。じゃあ、ほっとけばいいよ。「健康の為なら死んでもいい」てな感じで再販制大好きな人たちだから。
  • 電子書籍の値段は誰が決めるべきか?〜「電書再販論」に思うこと

    盛り上がる「電書再販論」 電子書籍にも紙の書籍と同様、再販制度を適用すべきだ、という議論が、一部で盛り上がりを見せている。主な舞台となっているのは、業界誌「出版ニュース」(出版ニュース社)だ。 2013年8月下旬号で、鈴木藤男氏(NPO法人わたくし、つまりNobody副理事長)の「電子『書籍』の再販について考える」という寄稿文を掲載したのを手始めに、同12月中旬号には、落合早苗氏(hon.jp代表取締役)による「いま、なぜ電子書籍に再販が必要なのか」、2014年1月上・中旬号では、高須次郎氏(日出版者協議会会長、緑風出版代表)「紙と電子の再販制度を考える」と、賛成論を連続して取り上げている。 実は筆者も、同誌1月上・中旬号から、「Digital Publishing」というコラムを隔月で担当させていただいている。その連載の中で、電子書籍実務者の立場からは、再販制度の適用が喫緊の課題とは考

  • 【特別企画第2弾】『艦これ』大ブームに「軍艦書籍界」はどう変化したのか? ~協力:書泉ブックタワー~ | 秋葉原集団巡回型情報サイト - ラジ館プレス

    人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下、『艦これ』)のヒットは、もともとあった「軍艦」ジャンルにどのような変化をもたらしたのか。前回の「プラモデル編」に続き、今回は「書籍」に注目し、秋葉原で店を構える「書泉ブックタワー」の担当スタッフ・熊澤さんに話を伺いに行った。 第一弾「軍艦プラモデル界編」はコチラ 若い世代が求め始めた軍艦書籍 ――『艦これ』のヒット後、軍艦モノの書籍の売上はどうなりました? 熊澤:かなり上がっています。今まで購入層は30代後半~HOME » ニュース記事 » アニメ/ゲーム/ホビー » 書籍 » 【特別企画第2弾】『艦これ』大ブームに「軍艦書籍界」はどう変化したのか? ~協力:書泉ブックタワー~ 人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下、『艦これ』)のヒットは、もともとあった「軍艦」ジャンルにどのような変化をもたらしたのか。前回の「プ

    【特別企画第2弾】『艦これ』大ブームに「軍艦書籍界」はどう変化したのか? ~協力:書泉ブックタワー~ | 秋葉原集団巡回型情報サイト - ラジ館プレス
  • “1強”アマゾン対楽天、競争激化で再編機運高まる出版業界〜苦境の出版社・書店の思惑

    7月中旬に、「電子書籍3割引きキャンペーン」を相次いで打ち出し、電子書籍市場で覇を競うアマゾンジャパン(以下、アマゾン)と楽天。業界関係者によると、アマゾンの書籍・雑誌の年間売上高が1600億~1800億円にまで成長したといわれている。ネット書店では2位、3位の楽天ブックスやセブンネットショッピングを大きく引き離し、リアル書店ナンバー1といわれるカルチュア・コンビニエンス・クラブが運営するTSUTAYAの書籍・雑誌の売上高1109億円(2013年3月期)をも凌駕している状況だ。そんな“1強”アマゾンに対抗する勢力が、格的に動き出した。 出版社の営業幹部は言う。 「6月初めに日経新聞がすっぱ抜き、翌日に朝日新聞が後追いで報道した楽天による大阪屋(出版取次3位)買収の件だが、楽天だけではなく、講談社、小学館、集英社の大手3社と丸善、ジュンク堂書店の親会社・大日印刷も大阪屋に出資する。これは

    “1強”アマゾン対楽天、競争激化で再編機運高まる出版業界〜苦境の出版社・書店の思惑
  • 脱サラして小規模な古本屋を開業した男の顛末【その1:プロローグ〜開業準備】 - Y氏は暇人

    屋を開業した知人 先日、古屋を開業した知人(以下:Oさん)に会いました。 Oさんは脱サラして古屋になった人なのですが、実はもう既に廃業してしまったと聞かされました。 準備期間などを考慮すると、だいたい1年ぐらいで廃業してしまったそうです。 開業からやめるまでのお話を聞かせてもらったのですが、これが非常に面白かったです。 廃業してしまった話を「面白い」というのも失礼ですが、実は私も古が大好きなので、古屋・古書店を開業しようかと考えていた時期があります。 古屋はあまり儲からないということは元々知っていました。 古屋のオヤジでリッチなやつを見たことがあるか と聞かれると、正直、無いです。 それでも、大好きな古屋という空間をプロデュースできて、しかも起きている時間のほとんどをそこで過ごせるとしたら、あまり儲からなくてもやりたいという気持ちがありました。 そこで、色々な古屋開業に

    脱サラして小規模な古本屋を開業した男の顛末【その1:プロローグ〜開業準備】 - Y氏は暇人
    banraidou
    banraidou 2013/08/05
    日販、月版のシミュレーションをしていなかったことがすべて、みたいな感想。
  • 個人出版著者が文学を破壊する

    ソーシャルメディアにスパムを撒き散らし、大量のひどい電子書籍を送り出す個人出版著者の絶え間ない活動が現代の電子書店を蝕んでいる。今日、内容も編集もひどい書籍の渦に出くわすことなくKobo、Barnes & NobleあるいはAmazonをブラウズすることはできない。 これらすべての電子書店が出版社と契約している有名な著者のとインディー著者のを横並びでリストしている。ソーシャルメディアも売り上げを求めて書籍を売りつけようとしたり、文字通り懇願したりする人々の温床となっている。 Bowker Market Researchは先日、個人出版電子書籍の売り上げが電子出版市場全体の12%を占めるとリポートした。クライム、SF、ファンタジー、ロマンス、ユーモアなどのジャンルでは、その数字は20%に達することもある。ただし、そうした書籍の95%はうんざりするような内容で、E・L・ジェームズ氏やカサン

    個人出版著者が文学を破壊する
    banraidou
    banraidou 2013/07/10
    大層なことを言っているように聞こえるけど、どうなんでしょ。
  • 古書店:社長失踪40万冊倉庫に放置 貸手JA困惑 広島:毎日新聞

    39分前 整然と並んだ古の山。段ボールや紙袋に入ったままのも多い=広島県三原市で2013年5月、稲生陽撮影 古書店が舞台の小説やドラマが人気を呼び、古に改めて注目が集まる中、倉庫に放置された約40万冊の古を前に、広島県三原市のJA三原が頭を痛めている。かつて文庫の数では全国一とも呼ばれた古書店に貸していたが、同社は2011年5月ごろに営業停止。男性社長(67)は大量のを残したまま、昨年1月末に行方不明となった。社長は処分の承諾書を残しているが、JA担当者は「我々には宝の山か紙くずか分からない。どうやって処分していいのか」と話している。 古書店は文庫専門にインターネット販売していた「ふるほん文庫やさん」。社長は化粧品の営業マンから転身して1995年に開業、07年10月まで北九州市に社を置いていた。新聞や雑誌などにも取り上げられ、波瀾(はらん)万丈の半生を描いた自伝は現在も販売

  • 転職・退職代行マガジン -

    「適応障害になってしまって退職をしたい…。でもこれってただの逃げなのかな」   適応障害は人によって症状が違うため、なかなか周りに理解がされにくく、苦しいですよね。 「このまま仕事を続けられそうに…

    banraidou
    banraidou 2013/02/09
    多業種に比べると数年とか十数年とか言うレベルで遅れているが、それでも書店としては画期的な取り組み。でも、確かワンダー・グーも似たようなこと、やってなかったっけっか。後で調べてみよう。
  • 現代に蘇った「感じの良いヒトラー」が70年前と同じ主張を繰り広げる、興味深くも危険なベストセラー"Er ist wieder da"(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    現代に蘇った「感じの良いヒトラー」が70年前と同じ主張を繰り広げる、興味深くも危険なベストセラー"Er ist wieder da" 私なら、「ヒトラーの復活」と訳すだろうか。原題は"Er ist wieder da"、そのまま英語にすれば、"He is here again"となる。去年出版されて、秋のフランクフルトのブックフェアで話題になり、今年1月、12刷が出た。驚愕のベストセラーだ。 "彼"というのはヒトラーのことで、なぜか2011年の夏に、ベルリン市内のとある空き地で忽然と目を覚ます。頭上には青空。敵機襲来の気配はない。横になったまま考えるが、状況が把握できない。夕べは何をしていただろうか。エファと一緒にソファに座って、そうそう、古いピストルを彼女に見せたっけ。でも、それからが思い出せない・・・。 ようやく起き上がる。総統のユニフォームの埃を払う。ちょっと頭痛がするが、けがもない

    現代に蘇った「感じの良いヒトラー」が70年前と同じ主張を繰り広げる、興味深くも危険なベストセラー"Er ist wieder da"(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
  • ニセ科学と図書館分類の判断 - 火薬と鋼

    ここ数日、ニセ科学のをどう分類するかについてはてなブックマークで話題になったので、それに関して書いておく。 前提として まず、図書館の分類は主題の正誤や善悪の価値判断を示すためのものではない*1。科学的に正しいかどうかによって分類を「自然科学」からはずすかどうかを決めたりはしない。 そうした判断を取り入れると、政治・思想・宗教あるいは科学的な異論を含め、無数の介入、バイアスの存在を許すことになるからだ。図書館ではID論の図書をキリスト教に分類せず、進化論のとして分類するし、偽史資料に基づいた歴史もフィクションではなく歴史に分類している。ニセ科学のだから自然科学の分類ではない分類にする、という単純な判断はしないし、すべきではない。 しかし、分類を検討しなければならない場合はある。 判断をする例 図書館が全く内容の判断をできない・しないというわけではない。何かを偽装したものに関しては、

    ニセ科学と図書館分類の判断 - 火薬と鋼
  • hayamiz.jp - このウェブサイトは販売用です! - hayamiz リソースおよび情報

    This webpage was generated by the domain owner using Sedo Domain Parking. Disclaimer: Sedo maintains no relationship with third party advertisers. Reference to any specific service or trade mark is not controlled by Sedo nor does it constitute or imply its association, endorsement or recommendation.

    hayamiz.jp - このウェブサイトは販売用です! - hayamiz リソースおよび情報
  • 事前の告知は重要だけど - 仕事と晩飯とその他

    事前の告知はますます重要になってきている。 自分は古いタイプの営業なので先達には「雑誌は出るまで、書籍は出てからが勝負だ」と教わった。これは「雑誌は出てから何かしても遅いよ」ということでもある。実際、雑誌はそうだった。 書籍は出てからできることが沢山ある。というより、演歌歌手のように「売れるようになるまで頑張る」みたいなこともやろうと思えば可能だ。そして、現実的に考えると、(どうせどれも大差ない)と思われている実用的なジャンルの場合は、「(どうせどれも大差ないのだから)店頭にあるものの中から選ぼう」というお客さんの行動は少なくない。いや、極端なことを言うとお店の方も「どれ置いても一緒だから熱心に営業来てるところのを置いとこう(そうしないとうるさいし)」みたいなことはあったりなかったりみたいな話にしてみたりしなかったり。 要は、読者がどうこうとか内容がどうこうとかとまったく別にどういう手段で

    事前の告知は重要だけど - 仕事と晩飯とその他
  • 復☆電書:もう一度読みたいあの作品が電子書籍で甦る! 電子書籍で復刊プロジェクト

    下記の作品が対象となります。 ・過去に講談社から刊行された作品 ・現在、入手困難な作品 ※海外翻訳作品、雑誌は対象外とさせていただきます。 ※BOOK倶楽部で検索してヒットしない、またはヒットしても「BOOK倶楽部ではお取り扱いしておりません」と表示される書目が現在入手困難な作品です。参考になさってください。 集計期間:2012/10/26~2012/11/16 ◆より多くのリクエストを目にして触発されるよう、途中集計段階ではあえて上記復刊対象外の作品も含んで掲出しております。 最終発表からは外れますが、皆様からいただいたリクエストは広く回覧し、今後の電子書籍で復刊活動の参考にさせていただきますのでご理解賜りますよう お願い申し上げます。 01「ティー・パーティー」シリーズ 2巻~最終巻まで皆川ゆか 37 02「運命のタロット」シリーズ 2巻~最終巻まで皆川ゆか 28 03「真・運命のタロ

    復☆電書:もう一度読みたいあの作品が電子書籍で甦る! 電子書籍で復刊プロジェクト
    banraidou
    banraidou 2012/05/23
    Twitterの公式アカウント、270しかフォロワーいないとか、どういうことなの。
  • https://wildhawkfield.blogspot.com/2012/02/blog-post_5635.html

    banraidou
    banraidou 2012/02/25
    返本は制限するけど再販はそのままという摩訶不思議制度になりそうな気もするが。
  • 本を送りません宣言

    2011年4月18日の「揺れる東京でダーントンのグーグル批判を読む」という記事で、津野海太郎さんが紹介してくれている「saveMLAK」という活動に関わっている岡真と申します。「マガジン航」には、2009年、2010年に何か記事を書かせてもらっています。 「saveMLAK」は、東日大震災を受けて行っている博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の支援活動です。活動については、「saveMLAK」のサイトをご覧いただくとして、一昨日の1月17日に、2011年3月以降の自分たちの経験と見聞に基づいて、「を送りません宣言」というものを出しました。ぜひ、ご一読いただき、ご意見賜れればと思います。 なお、この宣言は便宜上、「saveMLAK」のサーバーで公開していますが、「saveMLAK」という支援者ネットワークの全体の総意に基づいて発表したものではありません。あくまで、末尾に署名している

    本を送りません宣言
    banraidou
    banraidou 2012/01/19
    リサーチでもしたのかなと思ったら、別にそういうわけでもないのかな。この文章だけだと、見聞きしてきた中でこんなことを思いつきました、という以上のものではないように読めてしまうが。
  • 書店、生き残りへ激戦 大手が存在感 中小はアイデア勝負 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

    利益は定価の1%-。駅周辺や商店街などにある書店の経営が厳しい。活字離れに加え、インターネットで読める安価な電子書籍も強敵だ。ただ、書籍をじかに手に取ってもらえるのは強み。最近は「リアル書店」とも呼ばれ、生き残りを模索し大手は都市部で激突、中小も工夫を重ねている。 ◆ネット書店と連携 都心に近いJR吉祥寺駅周辺は買い物客や若者の多い「おしゃれな街」。書店業界では「激戦地」の一つとして知られ、紀伊国屋書店や地元書店などの大型7店がひしめく。「通学路に何店もあって驚きます」と近くの成蹊大に通う学生(20)。「最近はジュンク堂書店によく行きます。図書館みたいにジャンルが幅広いし、専門書を探すのにも便利ですから」 ジュンク堂は昨秋、売り場面積が約3300平方メートルの大型店を出し商戦は激化。印刷業界大手の大日印刷傘下に入り経営体力を高めており、同じ傘下の丸善書店とともに地方出店に積極的だ。 両書

  • 「朝鮮通信使いま肇まる」 荒山徹/「マルドゥック・フラグメンツ」 冲方丁 | 族長の初夏

    室町時代、世宗王の命をうけて訪日した朝鮮通信使の朴は、京の町でうっかり「このはしわたるべからず」と書かれた橋をわたり、見とがめた武士に難詰される。だがそのとき、一風変わった僧侶が機転のきいた一言で朴を救った。この僧こそ誰あろう、あの有名な……。 初期の李氏朝鮮は、高麗の文化を弾圧破壊しつくしたため、文化的には壊滅状態だったそうです。その朝鮮の使節が、日の都市を目にしたときの驚嘆と羨望はいかばかりだったか。作中で引用されている初代通信使・朴瑞生の報告には日の貨幣や水車や風呂のことがめんめんと書かれており、技術水準のひらきに対するショックのほどがうかがえます。また、そうした反応からみて、文化芸術の面でも刺激をうけるところがあったはず。後に世宗がハングルの創案に着手するとき、あらかじめ使節を通じて日の知識階級と学問上の交流をはかり、なにがしかの参考にしようと考えたのではないか。といった推測

    「朝鮮通信使いま肇まる」 荒山徹/「マルドゥック・フラグメンツ」 冲方丁 | 族長の初夏