バンダイナムコホールディングス(HD)は、傘下のバンダイの人気アニメ「機動戦士ガンダム」をモチーフにした直営カフェ「ガンダムカフェ」を全国展開する。現在は都内2店舗だが、大阪や名古屋、広島など大型都市に出店を拡大する。ガンダムは放送から30年以上がたっており、親子孫の3世代が楽しめる交流の場を狙う。 同HDの石川祝男社長は「飲食はエンターテインメントの一つとして考えている」として、傘下のナムコが展開するアミューズメント施設内でも、キャラクターをモチーフにした飲食業態を広げていく。 ガンダムカフェは平成22年4月に東京・秋葉原に1号店を出店。劇中の登場人物の名前や地名をイメージしたメニューやグッズを販売し、年間約40万人が利用、年間売り上げは目標の2億円を突破している。