![NHK クローズアップ現代](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/15d05af4261c2d61dd47ee614fc9bde6ae93f584/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.nhk.or.jp%2Fgendai%2Fkiroku%2Farchive%2F2014%2F0708%2F24.jpg)
理化学研究所が国内外の研究機関の注文に応じて実験用マウスを提供している事業で、誤ったマウスが繰り返し提供されていたことがわかった。41機関に注文とは異なる計178匹の遺伝子組み換えマウスが提供され、なかには実験データが使えず、研究に支障が出たケースもあった。 正しい遺伝子組み換えマウスの提供は、iPS細胞などの再生医療研究を支える基盤となっており、ミスは研究の信頼性を損なう事態につながりかねない。 誤ったマウスを提供していたのは、理化学研究所バイオリソースセンター(茨城県つくば市)。約6900種類の組み換えマウスを管理・販売する国内最大の実験用マウス提供機関だ。センターは多様な組み換えマウスを開発者から預かって管理。研究機関はセンターが管理するマウスのカタログから実験に適したマウスを選び、繁殖用の種マウスとして数匹購入し、繁殖させて実験に用いる。
韓国の旅客船沈没事故で、この船は安全が確保される貨物量の3倍余りを積載し、代わりに、船を安定させるために船底に積み込むべきバラスト水を減らしていた可能性があることが分かり、捜査当局はこの結果、傾いた船が元に戻ろうとする力が損なわれたおそれがあると見て事故原因の解明を進めています。 この事故は今月16日、高校生300人余りを含む乗客乗員476人を乗せて、韓国南部の沖合を航行中だった旅客船セウォル号が(6825トン)沈没したもので、これまでに高校生など180人の死亡が確認され、122人の安否が分かっていません。 この事故ではセウォル号が傾き出したあと元に戻らず、そのまま転覆していることから、「復原力」に問題があったと見られています。 韓国政府の当局者はNHKの取材に対して、船会社が行った増築で重心が高くなったため、検査を行った「韓国船級」が、船を安定させるために船底にバラスト水を常に最大限積み
マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の3月26日の捜索範囲を示した図。(c)AFP 【3月27日 AFP】マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便が墜落したと断定されたインド洋(Indian Ocean)南部の海域は、世界で最も隔絶された場所の一つとみなされており、「ブラックボックス」の捜索作業は、海底火山や高波といった手ごわい障害に悪戦苦闘を強いられていると、専門家らが26日、指摘した。 8日に乗客乗員239人を乗せて消息を絶った同機については、5か国の軍と日本の自衛隊が出動する前例のない国際捜索が行われているが、専門家らは、残骸回収が成功する確証はないと警告している。 豪ニューサウスウェールズ大学(University of New South Wales)の海洋学者エリック・バン・セビル(Erik van Sebille)氏によると
東京の国立成育医療研究センター病院で、先月、小児がんの1歳の男の子に移植する予定だった男の子の細胞を、誤って4歳の女の子に移植する、患者の取り違えがあったことが分かりました。 今のところ女の子に目立った健康被害は起きていないということです。 患者の取り違えがあったのは、東京・世田谷区にある国立成育医療研究センター病院です。 病院によりますと、先月18日、小児がんの1歳の男の子に抗がん剤治療をしたあと、あらかじめ男の子から採取していた血液を造る「幹細胞」を注射器で体内に移植する際、主治医が患者を取り違え、同じ病気で入院していた4歳の女の子に誤って移植したということです。 男の子と女の子の主治医は同じで、主治医は冷凍保存していた男の子の幹細胞を解凍し注射器に詰めたあと、女の子の部屋に行き、注射したということです。 直後に別の医師が気付き、慎重に経過を見ていますが、女の子に今のところ目立った健康
原子力規制委員会は25日、東京電力福島第一原発の事故の原発周辺の影響について、80キロ圏内の最新の放射線量を公表した。事故後7カ月の時点と比べて、30カ月にあたる今年9月の平均の空間線量は47%減少した。 規制委が放射線測定データをもとに、比較ができる2011年11月から13年9月までの放射線量の変化をみた。航空機で上空から測定し、地表から1メートルの高さでの空間線量を算出した。 規制委は減少について、時間がたつことで放射能が減る自然減衰が最大の要因と分析。このほか、雨で流されたり、土の中に潜り込んだりして下がった分もあるとしている。12年11月の時点で約40%減少しており、今回さらに下がった。規制委の担当者は「事故から2年半で、放射線量は着実に下がっている」と話している。
検診者9千人分記録のUSBメモリ紛失−手作業転記は想定外、国がんが職員教育徹底 医療介護CBニュース 12月24日(火)18時56分配信 国立がん研究センター(国がん)は24日、がん検診受診者の個人情報9126人分のデータの入ったUSBメモリを紛失したと発表した。紛失した個人情報のデータは、診療放射線技師がデジタルコピーの難しい電子カルテのデータを端末で閲覧しながら、他のパソコンに打ち込んで転記し、USBメモリに保存していた。情報管理を徹底してきた国がんにとって、こうした“アナログコピー”は「想定外の事態」だったという。今後、職員の規範教育を徹底し、想定外の事態にも対処可能な体制を構築する方針だ。【新井哉】 国がんによると、USBメモリに記録されていたのは、2004年2月から09年1月までにがん予防・検診研究センターで検診を受けた9126人分の個人情報。受診IDやカタカナ表記の氏名、性別
雪崩に巻き込まれた人を救助する富山県警の救助隊ー=23日午後2時10分、富山県立山町、朝日新聞社ヘリから、水野義則撮影 23日午前11時ごろ、富山県立山町の立山連峰・真砂岳(標高2860メートル)の西側斜面で雪崩が発生したと110番通報があった。山岳警備隊などが現場から7人を救助し、病院に搬送したが、県警は全員の死亡を確認した。死亡したのは男性が4人、女性が3人という。 県警によると、現場は室堂(標高2450メートル)から北東約1・5キロ。幅約30メートル、高さ約600メートルにわたって斜面の雪が崩れたという。現場には登山客やスキー客がいたという。 雪崩が起きた午前11時現在、室堂は晴れで、零下4・3度。積雪2メートル40センチで風速2メートル。 立山室堂山荘によると、周辺は19日ごろに柔らかい雪が積もった後、あられが降る日が続き、23日は朝から晴れていたという。立山連峰の雪渓などを
記者会見で沈痛な表情を浮かべるJR北海道の笠島工務部長(9月21日午後、札幌市中央区の同本社で)=鈴木毅彦撮影 北海道七飯町のJR大沼駅付近で起きた脱線事故を巡り、現場の線路幅が社内基準を超えて広がっていたのに、事故が起きるまでの1年近く、JR北海道が補修を放置していたことが21日、明らかになった。 同様に補修の放置された線路は、道内にほかに8か所あったことも新たに判明し、JR北海道の安全管理のずさんさが浮き彫りとなった。19日から一部区間が運休していたJR函館線は21日夕に復旧したが、函館駅では再開時間をめぐる混乱もあり、利用者からは怒りの声が上がった。 「明らかなルール違反だった。申し訳ない」 21日午後4時から、札幌市中央区のJR北海道本社で記者会見を開いた笠島雅之工務部長は、レールの補修を1年近く放置していたことについてこう述べ、陳謝した。19日から運休が続いたことについては「お客
1961年にアメリカ南部で爆撃機から水爆が落下した際に安全装置の1つがかろうじて機能したため史上最悪の核爆発を免れていたことが分かったとイギリスの主要なメディアが伝えました。 冷戦のさなかの1961年1月、当時のソビエトによる核攻撃の警戒に当たっていたアメリカ軍のB52戦略爆撃機が南部ノースカロライナ州で墜落し、その際、2個の水爆が落下しました。 2個はいずれも広島に落とされた原爆およそ260個分の破壊力がありましたが、当時発足したばかりのケネディ政権は安全装置が機能したため爆発せず深刻な事故ではなかったと説明していました。 これについてイギリスの新聞ガーディアンと公共放送BBCは20日、機密指定が解除され公開されたアメリカの公文書から実は史上最悪の核爆発をかろうじて免れていたことが分かったと伝えました。 それによりますと2個の水爆のうち1個で起爆装置が作動し、4つある安全装置も3つまでが
東京電力は11日、福島第一原子力発電所の汚染水300トンが漏れたタンク1基の周辺の地下水から、放射性物質のトリチウムが法定許容限度(1リットルあたり6万ベクレル)を上回る同6万4000ベクレル検出されたと発表した。 東電は、「汚染水が地下水まで達した可能性がある」と説明。今後、地下水汚染が拡大すれば、汚染水対策の見直しを迫られる可能性がある。 東電によると、地下水から高濃度のトリチウムが検出されたのは、問題のタンクから北に約20メートルの位置にある井戸。今月4、5日の検査では検出されなかったが、9日には同2万9000ベクレル、10日には同6万4000ベクレルに急上昇した。東電は、汚染水がたまったタンク周辺の表土を約1メートル掘って回収したが、濃度が急上昇した原因は不明という。
英ロンドン(London)中心部で建設中の高層ビル「20フェンチャーチ・ストリート(20 Fenchurch Street)」が反射する太陽光を浴びる男性(2013年8月30日撮影)。(c)AFP/LEON NEAL 【9月4日 AFP】英ロンドン(London)で、新たに建設中の超高層ビルに反射して集まった日光によって、近くに止めてあった自動車数台の車体が溶けてしまったことが分かり、建設プロジェクトを担当する開発業者は3日、調査に乗り出していることを明らかにした。 問題のビルは、同市中心部に建設されているガラス張りのタワー「20フェンチャーチ・ストリート(20 Fenchurch Street)」。上部に向かって広がる形状から通称「ウォーキートーキー(Walkie Talkie)」(携帯用無線電話機の意)と呼ばれている。 ロンドン市民らは、このビルが反射する太陽光から目を守るようにしてビ
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