題名:ゾンビルネサンス時代におけるポストゾンビとゾンビマインド 報告者:トシ 本記事は、この記事の続きです。 先の記事にて、現代の資本主義社会における非人間的な状況がゾンビとして表現されていることを提示し、そこには、人間性の喪失だけではなく、人間性そのものの変質をも内包されていることを報告した。そして、ゾンビ学という学問体系も示すとともに、筆者自らは、of the Deadの社会学、社会学 of the Deadとしてテーマを提示した。ここでは、正式に英語にてSociology of the Deadとして提唱したい。 このようなゾンビに関する多種多様な背景や学問化は、すぐに起こった訳ではなく、ことの初めはハイチにおけるブードゥー教にあるも、映画としてのことの初めは、それを題材にした1931年の映画「ホワイトゾンビ(恐怖城)」からになる。決して、アメリカのヘヴィメタルバンドの「ホワイトゾン