ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (22)

  • 絶滅危惧種タスマニアデビルが豪本土に復帰、3000年ぶり

    獰猛な性格で知られるタスマニアデビル。ここ数十年、伝染性の顔の悪性腫瘍に苦しめられている。(PHOTOGRAPH COURTESY OF AUSSIE ARK) タスマニアデビル(Sarcophilus harrisii)の不気味な鳴き声がオーストラリア土の森に最後に響いたのは、今からおよそ3000年前のことだ。しかし、粘り強く続けられている活動のおかげで、今年26匹のタスマニアデビルがオーストラリア土に復帰している。(参考記事:「動物大図鑑 タスマニアデビル」) タスマニアデビルは、絶滅の危機にさらされている有袋類だ。小型犬ほどの大きさで、獰猛な性格と強力なあごはよく知られている。あごの力は、大きな動物の死骸もあっという間にばらばらにしてしまうほど。だが、1990年代に伝染性の顔面腫瘍性疾患(DFTD)が広まったことで、タスマニア島での野生の生息数はわずか2万5000匹まで落ちこんだ

    絶滅危惧種タスマニアデビルが豪本土に復帰、3000年ぶり
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    danboard_twins 2020/10/12
    9年前、黒い仔猫を貰い受けた時「…仔猫としての可愛さが…なんか…違う…これは…そう…タスマニアデビル…」とよく思っていた。タスデビちゃんと呼んで凶暴な面構えを堪能したものだ。長じたらタスデビ感は消えた
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか

    イエローのラブラドール・レトリバー。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。 午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。 45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。つらく悲しい出来事ではあるものの、ここまでは特別に珍しいことでもない。ほかと明らかに違っていたのは亡きがらの状態だ。彼の顔

    イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか
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    danboard_twins 2020/06/21
    愛するペットに食われるなら本望だな。犬は(安全その他の理由で)死産した仔犬を食べるというが(実家の犬もそうしたそうだ。ずっと舐めた後、諦めて食べたと)、それとは別なのかなあ?飼い主は子供と同等なんじゃないか
  • 音声学者がネコ語の研究を本格始動

    飼いネコとより良いコミュニケーションを取るため、スウェーデンの研究者がネコの鳴き声の解読へ。(説明は英語です) 米ニューヨーク州で昨年行われたアンケート調査によると、ペットを飼っている人のほとんどが、人間に話しかけるようにペットに話しかけているという。また多くの飼い主は、イヌやネコが吠えたり鳴いたりして、空腹や恐れ、トイレに行きたいなどの意思を人に伝えていると考えている。 だとすると、そのとき動物たちが発する声には、ニューヨークなまりがあるのだろうか? そんな疑問を抱き、ネコとの音声コミュニケーションについての研究を立ち上げたのは、スウェーデンの愛家でルンド大学の音声学研究者、スザン・ショッツ氏だ。氏自身も3匹のネコを飼っている。(参考記事:「ネコは飼い主をネコと思っている?」) 実験のため、スウェーデン最南端の町ルンドと、そこから500キロ北にあるストックホルムで氏は協力者を募っている

    音声学者がネコ語の研究を本格始動
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    danboard_twins 2020/06/20
    具合が悪い時は黙っている猫が殆どだと思うがウチの17歳は結構鳴く。だから「ぐあいわるい!!」って確実に判ると嬉しいなあ。猫の体調は飲食・排泄・目や耳の状態や行動等から推測してるけど、鳴き声で判れば有り難い
  • 9千年前の奇妙な石仮面を発見、でも謎だらけ

    9000年前の石灰岩の仮面。略奪対策にあたるイスラエルの政府機関によって最近発見された。(PHOTOGRAPH BY CLARA AMIT, ISRAEL ANTIQUITIES AUTHORITY) 虚ろな目、歯をむき出しにした不可解な表情。イスラエル南部の砂漠で見つかる9000年前の石仮面群は、とても風変わりで、発見された数もわずか15個と極めて少ない。だからこそ先日、イスラエル考古学庁(IAA)が16番目の仮面が見つかったと発表すると、大きな注目が集まった。と同時に、従来からあった真贋論争にも再び火が付くことになった。 IAAのプレスリリースによると、この石仮面は数カ月前、同庁の盗難防止部隊によって発見されたという。仮面の発見後、ヨルダン川西岸南部のプネイ・ヘベル居住区付近に位置する「石仮面が最初に発見されたと思われる遺跡」では、考古学者らによる調査が行われている。先日開催されたイス

    9千年前の奇妙な石仮面を発見、でも謎だらけ
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    danboard_twins 2018/12/05
    石仮面につい反応してしまう日本人達のコメントを見に来ました。
  • タコに合成麻薬を投与、驚きの結果とは、研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    最新の実験で使われた種と同じ、カリフォルニア・ツースポットタコ(Octopus bimaculoides)。(PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) アンフェタミン類の合成麻薬で、俗に「エクスタシー」と呼ばれるMDMAをタコに投与すると何が起こるのだろうか。米ジョンズ・ホプキンス大学の科学者たちによると、このドラッグに対してタコが見せた反応は、人間とかなり共通していたという。したがって科学者らは、人間とタコの脳は特定の社会的行動に関して同様の仕組みになっていると結論付けている。この研究結果は、9月20日付けの学術誌「カレントバイオロジー」に発表された。(参考記事:「覚醒剤、違法薬物と環境・資源問題」) しかし、気分を変える効果のある薬を、疑うことを知らないタコに与えていいものだろうか? また、系統的に

    タコに合成麻薬を投与、驚きの結果とは、研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    danboard_twins 2018/09/26
    人間もストレス感じたら墨吐いちゃうといいのになあ。無意識にいきなり墨吐くの。会社のストレス管理も分かりやすくていいだろ?
  • 犬のいちばんかわいい時期が判明、最新研究

    米国ワシントンD.C.にある里親の家の裏庭で遊ぶかわいい猟犬の子イヌたち。(PHOTOGRAPH BY HANNELE LAHTI, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 地球上には約10億匹のイヌがいる。イヌと人は1万年以上も前から共に暮らしているが、専門家によれば、全世界のイヌの85%は野良犬だという。街や村を歩き回る野良犬も、ペットではないものの、人の生活圏とつながっている。(参考記事:「イヌが人懐こくなった理由は「難病遺伝子」に」) 子イヌは生後2〜3カ月で、さまざまな理由から母親に捨てられる。世話をしてくれる母親がいなくなると、1歳までに命を落とす確率は約90%に跳ね上がる。つまり、母親も家もない子イヌのわずか10%ほどしか生存できないということだ。 母親に捨てられた子イヌはどのように生き延びるのだろう? 学術誌「Anthrozoös」誌に発表された最新の研

    犬のいちばんかわいい時期が判明、最新研究
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    danboard_twins 2018/05/21
    「可愛くなければ死ぬ」ヒトもある意味…。死にはしねえが、kawaiiのよりは辛酸を嘗める。ベビースキーマが発動しているわずか4年くらいの間に、可愛くなくなってからの生存戦略を編み出さないといけない。超過酷
  • なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし

    自分の巣にぶらさがるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のメス。米ルイジアナ州ニューオーリンズのオーデュボン自然研究所にて。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 交尾(交接)相手を求めるハイイロゴケグモ(Latrodectus geometricus)のオスは、ときに不合理な選択をする。 理論的には若いメスの方がベターな選択だ――彼女たちは長い求愛行動を要求しないし、高齢の相手よりも繁殖力に富む。また若い個体が交尾相手のオスを生きたままべる確率は、高齢の個体に比べると格段に低い。 ところが学術誌「Animal Behaviour」3月号に発表された新たな研究によると、選択肢が与えられた場合、ハイイロゴケグモのオスはむしろ高齢のメスを選ぶ傾向にあるという。 「高齢のメスと交尾するこ

    なぜか高齢なメス選ぶオス、クモで判明、利点なし
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    danboard_twins 2018/03/24
    “不合理な選択” 高齢女に対する嫌味臭え記事www
  • おばあちゃんライオンに「たてがみ」が生えてきた

    2017年の3月から11月にかけて、メスライオンのブリジットにたてがみが生え始めている。原因はまだわかっていない。(PHOTOGRAPH BY AMANDA SORENSON, OKLAHOMA CITY ZOO) 米オクラホマ州オクラホマシティ動物園のメスライオン、ブリジットは、一風変わった外見の持ち主だ。 なんと、18歳になるこのメスのライオンには、たてがみが生えている。とは言っても、オスライオンのたてがみというよりは、ちょっとしたあごひげのようだ。動物園では、これを「ミニたてがみ」と呼んでいる。 この不思議な現象は、動物園のブログに投稿されている。ブリジットの飼育員たちによれば、たてがみが伸び始めたのは2017年の3月から11月にかけて。2018年2月時点で、獣医師たちはまだその正確な原因を突き止めることはできていない。(参考記事:「【動画】ライオンが奪ったカメラに写っていたのは」)

    おばあちゃんライオンに「たてがみ」が生えてきた
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    danboard_twins 2018/03/02
    おじいさん化してるおばあさんは居るよな
  • 蘇生を願い、人体を冷凍保存する人々 写真16点 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    モスクワの宇宙飛行士記念博物館で行われたサイバースーツ開発に向けた資金集めのイベントに出席した、トランスヒューマニストで神経生物学者のオルガ・レヴィツカヤ氏。彼女が身に着けているのは、怪我をした患者のリハビリを助けるスーツの試作品。2020年に市場に出されれば、多くの人々に利用されるだろう。現在の価格は約3万5000ドル(約375万円)。(PHOTOGRAPH BY GIUSEPPE NUCCI) 震災から7年 遺された家族の記憶 紫外線に浮かぶ花々、見たことのない妖艶な姿 写真17点 ロシア、モスクワから北へ2時間ほどの距離にある小さな白い倉庫には、再び生を得る日を待ちわびる56人の遺体が収められている。遺体は完全に血液を抜かれ、マイナス196℃の液体窒素に逆さまに漬けられた状態で、100年先まで保存される。 遺体の多くは、自然死を迎えた高齢者のものだ。ほとんどが生前にこうした処置をして

    蘇生を願い、人体を冷凍保存する人々 写真16点 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
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    danboard_twins 2018/02/28
    飼っている猫は死ぬ間際一歩手前くらいで保存しておきたい気もする。「死んでない。いつか生き返る」と思いながら暮らせたら少しはあの辛さから逃れられるかもしれない。まあ、エゴだ。
  • 人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功

    発生の初期にヒト細胞を注入され、4週が過ぎたブタの胎児。2017年初頭に大きな話題を呼んだ研究は現在、ヒツジを使った実験を行う段階まで進んでいる。(PHOTOGRAPH COURTESY JUAN CARLOS IZPISUA BELMONTE) 2017年の「人間とブタのハイブリッド胎児」に続き、2例目となるヒトと動物のハイブリッド胚の作製に成功したと、米国の科学者チームが発表した。今回作製されたのは、ヒト細胞を0.01%もつヒツジの胎児だ。 4週が経過する時点まで育てられたこのヒツジの胚は、人間への移植を目的とした臓器作製に向け、一歩前進といえる成果である。 米国では臓器移植待ちリストに連なる人が10分に1人の割合で増加しており、毎日そのうち22人が亡くなっている。米国内だけでも、心臓移植を必要とする人は10万人以上にのぼるが、実際に移植を受けられるのは1年にわずか2000人だ。 こう

    人間と羊のハイブリッド胎児の作製に成功
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    danboard_twins 2018/02/22
    機械の体にしたほうがよくね?
  • 【動画】鳥が巨大ザメからコバンザメをはぎ取った

    世界最大の魚にくっついていれば安全だろうと、このコバンザメは思ったかもしれない。だが、それは間違いだった。 メキシコ、バハカリフォルニア半島沖で出会った光景に、ダイバーたちは目を奪われた。海に飛び込んできた鳥のウ(鵜)が、ジンベエザメに張り付いていたコバンザメをはぎ取ったのだ。地元のダイビング会社「マンタ・スキューバダイビング」がこの映像を撮ったのは2011年だが、最近になってフェイスブックで再び注目を集めた。 「ジンベエザメを25年研究してきました。何千回も一緒に泳いでいますが、こんな場面は今まで見たことがありません」と、ナショナル ジオグラフィック協会のエクスプローラーで、ジンベエザメを研究するブラッド・ノーマン氏は言う。(参考記事:「動物大図鑑 ジンベエザメ」) コバンザメは大型の海中生物につきまとい、餌のおこぼれをべて暮らしている。ふんが主とみられるものもいるくらいだ。それどこ

    【動画】鳥が巨大ザメからコバンザメをはぎ取った
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    danboard_twins 2018/02/16
    鵜もすごいけど、コバンザメの吸着力がすごい。それにしても、ジンベエザメの腹側に付いてるコバンザメを狙う鵜…前に潜った時にたまたま見かけて「あいつを狩ってやる!」と思ったのかな。
  • 釣り上げた魚の口の中にモグラが! なぜ?

    米ミズーリ州で釣りをしていた人がリールを巻いて魚を釣り上げると、口の中にモグラがいた。驚いた釣り人は危うく魚を落としかけたという。(PHOTOGRAPH BY MONROE MACKINNEY, CATERS) 米ミズーリ州で釣りをしていた人が、池から魚を釣り上げた。大物がかかったようだが、どのくらいの大きさかはわからなかった。 モンロー・マッキニー氏が釣りをしていたのは、両親が所有するサッカーグラウンド8つほどの広さの池だ。そして、リールを巻いてブラックバス(オオクチバス)を引き上げたときに驚いた。 なんと、魚の口の中から、トウブモグラが這い出そうとしていた。ミズーリ州でよく見られるモグラだ。いや、よく見るとモグラは死んでいることがわかった。マッキニー氏がその写真をインスタグラムに投稿したところ、あっという間に話題となった。(参考記事:「【動画】鼻で驚きの12連打!奇妙なホシバナモグラ」

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    danboard_twins 2017/12/28
    出ようとしてる感じが切ない
  • 北の漁港に生きるたくましい猫たち

    北海道・小樽の漁港には、厳しい環境と闘いながら、次世代へと命をつなぐの世界があった。力強く生きる野良たちの姿を通して、土肥美帆氏が「命の素晴らしさ」を伝える。(この記事はナショナル ジオグラフィック日版2017年12月号「写真は語る」に掲載されたものです) 大きな病気をし、命には限りがあるということを実感した11年前。記録として、自分の見た世界、愛したもの、感動した瞬間を残しておこうと、遺書のようなつもりで写真を撮り始めた。 べ物をめぐっては、とカラスはライバルだ。船に人の気配がなくなると、こっそり忍び込んで、床に落ちている魚を奪い合う。幸い漁港の漁師たちはネズミを捕ってくれるたちに好意的で、時々、魚をくれることもある。(Photograph by Miho Doi)

    北の漁港に生きるたくましい猫たち
  • 吹雪の中のリス、ニュージャージー州

    アメリカ、ニュージャージー州は吹雪に見舞われていた。長い尾が雪蓑(みの)がわり。 Photograph by Ray Yeager, My Shot

    吹雪の中のリス、ニュージャージー州
  • 新種のヒメアリクイを6種発見、手乗りサイズ

    これまでヒメアリクイは1種とされてきたが、少なくとも7種いることが明らかになった。(PHOTOGRAPH COURTESY KARINA MOLINA, ALEXANDRE MARTINS AND FLÁVIA MIRANDA) 最初の手がかりは毛皮だった。 生物学者のフラビア・ミランダ氏がヒメアリクイを研究していたとき、「アマゾンと大西洋岸森林では、生息するアリクイの色が違うことに気づき始めました」という。 当時知られていたのはヒメアリクイ(Cyclopes didactylus)という1種だけだった。しかし彼女は、謎のベールに包まれたこの樹上で暮らす動物は2種に分けられるのかもしれないと疑い始めた。 ブラジルのミナス・ジェライス連邦大学に所属するミランダ氏は、同僚とともにヒメアリクイの研究を10年以上続けている。その間に、ブラジルや南米スリナムで10回の実地調査を行ったほか、複数の自然

    新種のヒメアリクイを6種発見、手乗りサイズ
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    danboard_twins 2017/12/14
    愛らしかー。血液採られてるヒメアリクイの「やめろお!」感がwww
  • ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究

    古代のネコの遺伝子を分析したところ、ぶち模様のネコは中世になるまでは存在しなかったことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) イエネコ(家畜化したネコ)の拡散に関する研究の一環として行われたDNA分析から、ネコは人間が家畜化したのではなく、自ら人と暮らす道を選んでいたことが明らかになった。その間、彼らの遺伝子は、野生のヤマネコの遺伝子からほとんど変わることがなく、ささやかな変化のひとつは、かなり最近になってから「ぶち柄」の毛皮が登場したことくらいだった。(参考記事:「動物大図鑑 イエネコ」) 研究者らは、古代ルーマニアのネコの死骸からエジプトのネコのミイラ、現代アフリカのヤマネコに至るまで、過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査を行った。6月19日付けの学術誌「Nature Eco

    ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究
  • 第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった

    さんが所属する国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、研究所とはいえ、病院も併設しており、松さんは臨床の仕事をしつつ、治療プログラムの開発と普及を行う立場だ。 治療対象は、もちろん、流行り廃りはありつつも、覚せい剤依存が一番大きなものだという。お話を伺った2017年2月末の時点では、7割方が覚せい剤とのことだった。 ここまで乱用される覚せい剤には、どんな背景があるのだろうか。 「実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日独自の乱用文化だったんです。1800年代の終わりに東京帝国大学の薬学部の教授が、喘息の薬として開発したものですし、戦前ではうつ病の治療なんかにも使われていました。第二次世界大戦中には、軍需工場で夜通し働かせたり、神風特攻隊の人たちがそれをキメて突っ込んでいったり、軍需品として使われました。戦争が終わってその軍需品が放出される中で、

    第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

    27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相
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    danboard_twins 2017/04/13
    '誰かがナイトに対して抱く印象からは、ナイトの一面が見えてくるけれど、同時にそれは、その人自身の一面も表しているのだ、と'
  • クジラに乗ったイルカの写真が話題

    Dolphin RIDES ON THE SNOUT of humpback. Pics by L Mazzuca & M Deakos, technical paper too https://t.co/MAq7dKSBDg pic.twitter.com/6TUL6maGBS — Darren Naish (@TetZoo) 2016年9月2日 イルカを乗せたクジラの写真がネットで話題になっている。 これらの写真は2004年と2006年に米国ハワイ近海で撮影されたもの。いずれもザトウクジラがハンドウイルカを乗せており、その後研究者らが論文として報告した。 研究者はこの現象が起きた理由として3つの可能性を検討した。クジラが攻撃的になっていたか、クジラがどうにかしてイルカを助けようとしていたか、クジラもイルカも遊んでいたにすぎないかである。 クジラが水中からゆっくり浮上してイルカを持ち上げ

    クジラに乗ったイルカの写真が話題
  • 解説:黄河に古代の大洪水跡、伝説の王朝が実在?

    中国で紀元前1920年ごろに発生した地震の犠牲者たち。この地震で地滑りが発生し、黄河がせき止められた。数カ月後、せき止め湖の決壊で起こった大洪水は、中国の年代記に書かれた洪水と同じものなのかもしれない。 8月4日、科学誌「サイエンス」に掲載されたある研究結果が、中国屈指の重要な伝説を地質学的に裏付けるかもしれない。 4000年近く前、中国の奥地で地滑りが起こり、岩や土砂が黄河の峡谷に流れ込んだ。崩れ落ちた土砂は高さ200メートルにもなる巨大な自然のダムとなり、数カ月にわたって川をせき止めた。やがてダムが決壊すると水が一気に流れ下り、周辺の地域に押し寄せて大洪水を引き起こした。これが「サイエンス」で報告された筋書きだが、この洪水が、中国史を大きく動かした可能性がある。幻と言われる中国最古の王朝、夏王朝は、大洪水をきっかけに成立したと言われてきたからだ。(参考記事:「ミシシッピ文化、カホキアは

    解説:黄河に古代の大洪水跡、伝説の王朝が実在?
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    danboard_twins 2016/08/09
    これを機に舜や禹について調べてみようかな