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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (311)

  • 木星で今世紀最大の巨大閃光現象を観測 - アストロアーツ

    2021年10月に小型観測システム「PONCOTS」で観測された木星の巨大閃光現象の解析から、この現象が過去約30年間に太陽系内で観測された火球の中で最大規模のものであったことが判明した。 【2022年9月16日 京都大学】 2021年10月15日、京都大学の有松亘さんたち中心とする観測チームが、小型観測システム「PONCOTS」によって木星の巨大閃光現象を観測した(参照:「史上9例目、木星表面の衝突閃光をとらえた」)。木星の閃光現象は極めて短い時間しか発生しない稀な現象のため、「狙って」撮影することは極めて難しく、これまでの現象はアマチュア天文家の観測中に偶然とらえられたものだった。専用の観測装置によって詳細な観測がされたのは、今回が初の成功例となる。 (左)PONCOTSシステムによってとらえられた、2021年10月15日の木星衝突閃光(擬似カラー)。中央やや右上に閃光現象が写っている

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    daybeforeyesterday 2022/09/17
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  • 史上最遠で見つかった太陽系天体「ファーファーアウト」

    すばる望遠鏡によって、太陽から約200億km離れたところに小天体が発見された。発見時の距離としては観測史上最遠の太陽系天体である。 【2021年2月17日 すばる望遠鏡】 「遙か遙か彼方」といった意味合いの「ファーファーアウト(Farfarout)」という愛称が付けられたこの天体「2018 AG37」は、米・カーネギー研究所、ハワイ大学、北アリゾナ大学の研究者たちのチームが2018年1月にすばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam(HSC; ハイパー・シュプリーム・カム)」を使用した観測で発見したものだ。その後、ジェミニ天文台のジェミニ北望遠鏡と、チリ・ラスカンパナス天文台のマゼラン望遠鏡で追観測が行われ、約800年周期の公転軌道が求められた。 この天体に正式な名称が付けられるのは、軌道がさらに精度良く求められてからとなる。しかし、あまりに遠い天体であり、動きも

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • NASAの火星探査車「パーサビアランス」着陸成功

    時間2月19日午前5時55分、NASAの火星探査車「パーサビアランス」がジェゼロクレーターに無事着陸し、2年におよぶ予定のミッションが始まった。 【2021年2月19日 NASA/NASA Blog(1)/(2)/(3)】 パーサビアランス(Perseverance)はNASAが火星に送り届けた5台目の探査車で、2012年に着陸したキュリオシティ(現在も運用中)以来の新ミッションとなる。2020年7月30日(日時間、以下同)に打ち上げられ、太古に水が豊富に存在した証拠があるジェゼロクレーターを目指して航行していた。 大気圏突入から着陸に至るまでのプロセスは、キュリオシティとほぼ同じものが使われている。これは、熱シールドに守られながら大気圏に突入し、次いでパラシュートを展開、そして最後に「スカイクレーン」と呼ばれる装置で吊り下げるという3段階で減速しながら、目的の地点に探査車を着陸させ

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • 宇宙の初期状態を逆算する「時短テクニック」

    現在における宇宙の大規模構造から宇宙初期の密度ゆらぎを逆算し、インフレーション理論を検証する上で、「再構築法」と呼ばれる近似的手法が有効であることがわかった。 【2021年2月22日 国立天文台天文シミュレーションプロジェクト】 宇宙における銀河の分布は泡に似ていて、大きさ1億光年程度の空洞に近い領域と、その間に集まった銀河団や超銀河団が連なってできている。このような「宇宙の大規模構造」は、約138億年前に宇宙が誕生した直後にまで起源をさかのぼることができるとされる。特に有力な仮説が、宇宙が誕生直後に指数関数的に急膨張したとするインフレーション理論だ。この理論によれば、ミクロなレベルで生じるゆらぎがインフレーションで引き延ばされることで、後に大規模構造へ発展する粗密のパターンが初期宇宙に作られたという。 インフレーション理論には様々なモデルがあり、急膨張を経て形成される密度ゆらぎはモデルに

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • 恐竜を絶滅させた小惑星の物質をクレーター内で発見

    6600万年前の生物大量絶滅を引き起こした小惑星に由来するイリジウムが、衝突クレーター内の海底から検出された。クレーター内でイリジウムが見つかったのは初めてだ。 【2021年3月1日 東京工業大学】 約6600万年前(中生代白亜紀の終わり)、恐竜やアンモナイトなど多くの生物種が姿を消す全地球的規模の大量絶滅が起こった。この大量絶滅は、直径10km程度の小惑星が地球に衝突して引き起こされたことがほぼ確実と考えられている。 この「小惑星衝突による大量絶滅」説の証拠は主に二つある。一つは1980年代以降、世界各地で6600万年前の地層からイリジウムが高い濃度で検出されたことだ。イリジウムは隕石には多く含まれるが地殻の岩石にはほとんど含まれない元素であるため、この時代に地球外の天体が衝突したとする仮説が唱えられるようになった。 もう一つの証拠は、この衝突の痕跡とみられる「チチュルブ・クレーター」(

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • 赤色超巨星の表面温度を正確かつ手軽に測定する新手法

    超新星爆発前の大質量星の姿である赤色超巨星は、表面温度を正確に測定するのが難しいとされてきたが、鉄原子が吸収する赤外線スペクトルを調べるだけという手軽ながら高精度の新しい手法が開発された。 【2021年3月4日 東京大学大学院理学系研究科・理学部】 質量が太陽の9倍以上ある恒星は進化の最終段階で赤色超巨星となり、その後に超新星爆発を起こして一生を華々しく終える。超新星爆発では宇宙空間にエネルギーやガスがばらまかれ、これは恒星の周辺だけでなく銀河全体の進化を考える上でも非常に重要なプロセスだ。 赤色超巨星が元々どのような恒星で、どのタイミングで超新星爆発を起こすかを理解する上で鍵を握るのは表面温度だが、温度を正確に計測するのは難しい。大気中の原子や分子はそれぞれに対応した波長の光を吸収するが、大気の構造が複雑になると吸収パターンが変化してしまう。従来は赤色超巨星の光を観測したうえで、星の構造

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • 「はやぶさ2」C室試料も分析中、カプセルを相模原・科博で展示

    「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウの新たな試料画像が公開された。また、今月から再突入カプセルが一般公開されることが告知された。 【2021年3月10日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 3月8日現在、「はやぶさ2」は地球から約5600万km離れた位置にいて、拡張ミッションのための飛行を続けている。「はやぶさ2」が採取した小惑星リュウグウのサンプルは、現在JAXA相模原キャンパス内のキュレーション施設で画像撮影や計量などが続けられている。 3月5日の記者説明会では、2019年7月の第2回タッチダウンで採取された「サンプルキャッチャーC室」の試料の新たな画像が公開された。第2回タッチダウンでは、2019年4月の衝突装置運用で作られた人工クレーターのそばに降りて試料を採取したため、クレーターから飛び散って積もったリュウグウ内部の物質を回収できたのではと期待されている。 (上)第1回タッチダ

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • 火星の火山から伸びる雲の秘密

    火星のアルシア山山頂付近からは、最長1800kmの雲が伸びることがある。探査機マーズ・エクスプレスの監視カメラにより、その全貌がとらえられた。 【2021年3月16日 ヨーロッパ宇宙機関】 火星のアルシア山は、平原から測ると標高が20kmにも達する大火山だ。その山頂付近からときおり雲が伸びている様子が、火星上空を周回する探査機によってとらえられている。一見、火山が噴火しているように見えるが、実際には火山活動が起こっているわけではないらしい。 アルシア山は火星の赤道からやや南に離れたところに位置している。雲は決まって、火星の南半球が春や夏のころ、アルシア山が日の出を迎えるころに出現し、朝のうちに西へと成長し、午後には消えてしまう。火星探査機の多くは午後になるまでこの地域を撮影できない軌道を飛行しているため、この雲をとらえて詳細に分析するのは難しかった。 アルシア山山頂付近で発生する雲の動画。

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    daybeforeyesterday 2021/03/18
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  • 「はやぶさ2」のカプセルからリュウグウ由来のサンプルを確認

    12月6日に豪州に着陸した探査機「はやぶさ2」のカプセルに、小惑星リュウグウに由来するサンプルが収められていることが確認された。 【2020年12月14日 JAXA】 12月6日にオーストラリアに着陸した探査機「はやぶさ2」のカプセルは8日にJAXA宇宙科学研究所・相模原キャンパスに搬入され、以降カプセル内のサンプルコンテナの開封作業が行われてきた。 日14日、サンプルコンテナ内に、探査目標であった小惑星リュウグウに由来すると考えられる黒い砂粒状のサンプルが確認された。コンテナ内のサンプルキャッチャー(サンプルが格納される容器)の入り口に付着していた粒子とみられている。 スコープカメラで撮影したサンプルコンテナ内部の様子。黒いサンプルが大量に見られる(提供:JAXA) JAXAでは引き続きサンプルキャッチャーの開封作業を行い、サンプルの取り出しと分析作業を行っていくという。 〈参照〉 J

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • 大成功!「はやぶさ2」によるリュウグウのサンプルリターン

    「はやぶさ2」のカプセル内に、目視できるサイズの粒子を含むリュウグウからの試料が目標量以上に採取されていて、リュウグウに由来するガスも封入されていたことが確認された。 【2020年12月15日 JAXA(1)/(2)/JAXA はやぶさ2プロジェクト】 12月6日にオーストラリアに着陸した「はやぶさ2」のカプセルは現地での簡易検査を経て、8日にJAXA宇宙科学研究所・相模原キャンパスへ運ばれて開封作業が始まっていた。14日にはカプセル内のサンプルキャッチャー(サンプル格納容器)の入り口に小惑星「リュウグウ」の粒子が付着していることが確認されている(参照:「『はやぶさ2』のカプセルからリュウグウ由来のサンプルを確認」)。 キュレーションクリーンルーム内でのサンプルコンテナ開封作業の様子。このコンテナ内にサンプルキャッチャーが収められている。画像クリックで表示拡大(提供:JAXA、東京大学、九

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • 134億光年彼方の銀河を同定、観測史上最遠記録を更新

    ケック望遠鏡の分光観測により、おおぐま座の銀河GN-z11の赤方偏移が正確に求められ、この銀河が134億光年の距離にあることが確認された。これまでに観測されたなかで最遠の銀河となる。 【2020年12月18日 北京大学カブリ天文天体物理研究所/すばる望遠鏡】 宇宙で最初の銀河は、いつどのように生まれたのだろうか。その謎に対する答えを求めて、研究者たちは最も遠い銀河を探し続けている。2016年にハッブル宇宙望遠鏡の観測データから発見された、おおぐま座の方向に位置する「GN-z11」も、そのような最遠銀河の候補の一つだ。 GN-z11には遠方銀河(「ライマンブレイク銀河」)に特徴的なスペクトルが見られ、おそらく約134億光年彼方の銀河だろうと推測されていたが、これまで正確な距離は測定されていなかった。 北京大学カブリ天文天体物理研究所のLinhua Jiangさん、東京大学大学院理学系研究科の

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • リュウグウは生まれながらにして乾いていたか

    小惑星リュウグウは表面も地下も同じくらい水分が乏しいことが、探査機「はやぶさ2」の観測から明らかにされた。リュウグウの母天体も乾燥していたことが示唆される。 【2021年1月7日 ブラウン大学】 小惑星リュウグウの特徴の一つとして挙げられるのは、予想外に水分が少ないことだ。探査機「はやぶさ2」の到着以前は、地球からの観測でリュウグウが暗い色の鉱物でできていることがわかっており、これは含水鉱物や有機物の存在を示していると考えられてきた。ところが、「はやぶさ2」がリュウグウ滞在中に近赤外分光計で取得した観測データを分析したところ、水分量はわずかしかなく、観測数を増やして誤差を減らすまでは水の存在を検出できなかったほどだった。 約2年前に「はやぶさ2」が撮影したリュウグウ(提供:JAXA ) リュウグウが乾燥した原因としては複数のシナリオが提唱されている。リュウグウは、がれきが寄せ集まったような

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • ハッブルの10倍暗い宇宙を見たニューホライズンズ

    探査機「ニューホライズンズ」が、黄道光に邪魔されることなく宇宙の暗闇を観測した結果が報告された。宇宙に存在する銀河の総数は数千億個程度で従来の想定より少ないという。 【2021年1月15日 NOIRLab/HubbleSite】 宇宙の全体像を把握するには、不必要な光に邪魔されることなく深宇宙の暗闇を覗き込むことができる環境が必要だ。大気圏の外に飛び出したハッブル宇宙望遠鏡(HST)はまさしくその任務に挑戦するのにふさわしく、観測できる範囲の宇宙に銀河がいくつあるかという疑問に答えようとしてきたのもHSTである。 大気圏の外にあるHSTの観測を邪魔する大きな要因が、太陽系内部を満たす黄道光の影響だ。黄道光とは、崩壊した小惑星や彗星が放出した塵が太陽光を反射することで生じる光である。 左下から右上に伸びているのが黄道光。左上から右下へ流れているのは天の川(提供:Z. Levay) 米国立光赤

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • 火星探査機インサイト、掘削を断念

    火星表面に着陸して約2年調査を続けている探査機インサイトは、プローブで地下数mまで掘り進める計画だったが、土壌の特性が予想外だったため掘削作業を断念することになった。 【2021年1月21日 NASA JPL】 2018年11月に火星に着陸したNASAの探査機「インサイト」は、従来の火星着陸機が表面の地形や岩石を調べていたのに対して、地震計など火星の内部構造を調べることに特化した観測装置を搭載している。その一つである熱流量測定装置「HP3(Heat Flow and Physical Properties Package)」は、プローブで地下を最低3m掘り進んでから火星内部の温度を計測する予定だった。 火星で探査を行う「インサイト」の想像図(提供:IPGP/Nicolas Sarter) 通称「モグラ(mole)」と呼ばれるプローブは長さ40cmほどで、内蔵されたハンマーで先端を杭のように

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • オーロラ粒子の加速は高度3万km以上から始まっていた

    ジオスペース探査衛星「あらせ」などの観測から、オーロラ粒子の加速領域が、約3万km以上の超高高度にまで広がっていることが初めてわかった。 【2021年1月25日 JAXA宇宙科学研究所】 オーロラは宇宙空間から地球に降り込む電子が地球の超高層大気と衝突し、大気が発光する現象だ。肉眼で見えるほど明るいオーロラは、高速で飛来した電子が高度100km程度まで到達して、酸素などの大気分子と衝突することで発生する。このとき電子は地球外から直接大気圏へ突入するのではなく、地球の磁場によって加速され、それにより大気を発光させるほどのエネルギーをもらう。 過去50年間にわたる観測から、オーロラを作り出す電子が加速するのは低高度の冷たいプラズマと高高度の熱いプラズマが混じり合う高度数千kmの領域が中心とされ、高度2万km以上の高度では加速全体への寄与は小さいと考えられてきた。 名古屋大学宇宙地球環境研究所の

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • 太陽系の内惑星と外惑星は世代が違った

    太陽系形成に関する数値実験から、太陽系内の惑星が2つの異なるタイミングで形成されたとする新しい理論が提唱された。 【2021年1月27日 オックスフォード大学/バイロイト大学】 太陽系の惑星のうち地球や火星などは主に固形成分でできていて、木星や土星にガスや水などの蒸発しやすい物質が多く集まっている。従来、この差は単にどれだけ太陽に近い所で形成されたかの違いであると解釈されてきた。 英・オックスフォード大学のTim Lichtenbergさんなどの国際研究チームは、そもそも惑星が形成された時期も2段階に分かれていた可能性をシミュレーションにより明らかにした。 最近の原始惑星系円盤の観測や隕石の分析からは、これまでの想定と違い、太陽が誕生してからわずか20万年ほどで惑星の形成が始まったこと、その形成は太陽系内の限られた領域で起こったことを示す証拠が得られている。 鍵を握るのは「スノーライン」、

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • 「金星にリン化水素のシグナル」は、二酸化硫黄の見間違い

    金星の雲からリン化水素(ホスフィン)を検出したという昨年の発表は、より高い高度に存在する二酸化硫黄で生じた吸収を見間違えていた可能性が高いことが示された。 【2021年2月3日 ワシントン大学】 2020年9月に英・カーディフ大学のJane Greavesさんたちの研究チームは、金星の雲からリン化水素(ホスフィン、PH3)を検出したという成果を発表した(参照:「金星の大気にリン化水素を検出」)。 研究チームは2017年にハワイのジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡(JCMT)で金星の大気から放射される電波を観測し、周波数266.94GHzの位置に吸収線を発見した。この周波数の近くにはリン化水素だけでなく二酸化硫黄(SO2)の吸収スペクトルも存在するため、吸収線の正体を突き止める追加観測が2019年にアルマ望遠鏡で行われた。その結果、JCMTで見つかった吸収線よりやや周波数が高い267.

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • UAEの探査機HOPE、火星に無事到達

    昨年7月に日のH-IIAロケットで打ち上げられたアラブ首長国連邦初の火星探査機「HOPE」が、日時間10日未明に火星周回軌道に投入された。 【2021年2月10日 UAE Space Agency】 アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「HOPE(ホープ)」は昨年7月20日に日のH-IIロケットによって鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、約半年間かけて火星に向かっていた(参照:「H-IIAロケット打ち上げ成功、火星探査機HOPE搭載」)。到着予定だった9日から10日にかけては管制を行うUAEのムハンマド・ビン・ラシード宇宙センターの様子がYouTubeなどで中継され、UAEのみならずアラビア語圏を中心に盛り上がりを見せる中、日時間の10日午前1時過ぎ、無事に周回軌道に投入されたことが確認された。 これまでに火星探査機を周回軌道に投入したり着陸させたりしたのは、米国、旧ソ

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • 「はやぶさ2」第1回着陸で採れた試料は3.1g以上

    「はやぶさ2」が地球に持ち帰った小惑星リュウグウの試料のうち、第1回タッチダウンで採取されたA室試料の新たな画像が公開された。 【2021年2月10日 JAXAはやぶさ2プロジェクト】 昨年12月6日に探査機「はやぶさ2」のカプセルによって地球に送り届けられたリュウグウの試料は、現在JAXA相模原キャンパス内のキュレーション施設で粒子の観察や測定が進められている。2月4日の記者説明会では、サンプルキャッチャーの3つの部屋にそれぞれ入っていた試料のうち、2019年2月の第1回タッチダウンで使われた「A室」の試料の新しい画像が公開された。 2月4日の記者説明会で公開されたA室試料の画像。画像クリックで表示拡大(提供:JAXA、以下同) サンプルキャッチャーが開封された後、各部屋の試料はまず漏斗状の「回収容器」に移された。現在は窒素で満たされた装置の中で、回収容器からさらに直径21mm、深さ5m

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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  • ベテルギウスの爆発は10万年以上先になりそう

    ベテルギウスの明るさの変化を理論分析した結果、超新星爆発を起こすまでまだ10万年程度の時間が残されていることがわかった。 【2021年2月12日 カブリIPMU】 オリオン座の肩の位置に輝く1等星ベテルギウスは、恒星進化の最終段階にある赤色超巨星で、「いつ超新星爆発を起こしてもおかしくない」と言われることが多い。2020年初めに前例のないほど大幅に減光し一時的に2等星になった際には、爆発のときが迫っているのではないかとの憶測もあった。だが最新の研究によれば、どうやら私たちが超新星を目撃できる可能性は低そうだ。 (上段)ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡VLTで撮像された2019年1月(左)と2019年12月(右)のベテルギウス。(下段)最近のベテルギウスの光度変化(提供:(上段)ESO/M. Montargs et al.、(下段)L. Molnar, AAVSO, UCSD/SMEI,

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    daybeforeyesterday 2021/02/13
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