ブックマーク / nazology.net (46)

  • 鮭缶はアニサキスのアーカイブ!?40年前の缶詰に保存された寄生虫 - ナゾロジー

    一般的な魚の缶詰の賞味期限は製造日から3年であり、「保存」として世界中で重宝されています。 保存がきくとはいえ、40年前の缶詰をべようとは誰も思わないでしょう。 しかし、そんな古い缶詰が、研究者にとっては貴重な資料になるようです。 なんと古い鮭缶は、「寄生虫アニサキスのアーカイブ」として活用できるというのです。 アメリカのワシントン大学(University of Washington)に所属するナタリー・マスティック氏ら研究チームは、1979年から2021年にかけて製造された鮭缶を分析し、鮭缶の「鮭の切り身」に含まれる寄生虫アニサキスの数が増加していることを発見しました。 このことは、過去40年で、アニサキスを含む物連鎖が正しく機能し、海洋哺乳類の個体数が増加している事実を示唆するという。 研究の詳細は、2024年4月4日付の科学誌『Ecology and Evolution』に掲

    鮭缶はアニサキスのアーカイブ!?40年前の缶詰に保存された寄生虫 - ナゾロジー
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    dltlt 2024/04/16
    幼生生殖はできないようだから、宿主の捕食者に乗り移れるといっても、最終的に(特定の)哺乳類に喰われなければ次の世代を残せないというのは大変だ。
  • 遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー

    シャカシャカと虫のように歩けるのでしょうか? ポルトガルのグルベンキアン科学研究所(IGC)で行われた研究により、マウスの遺伝子を操作することで、性器になるはずだった細胞を追加の後肢に変換し、6脚のマウスを作り出すことに成功しました。 これは生殖器の代わりに後肢を増加させたのだという。 足と生殖器にはなんの関係もないように思えますが、なぜそのようなことができたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年3月20日に『Nature Communications』にて公開されました。

    遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー
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    dltlt 2024/04/05
    そういえば軟骨魚類のクラスパーも腹鰭が起源だな……と思ったが、無足類(両生類のアシナシイモリ)の交接器は後脚とは関係が無さそうなので、単純に位置的に近い組織(で発現する遺伝子)が流用されてる感じかな。
  • 「生きている化石」はDNAレベルでも進化が停止しているのか? - ナゾロジー

    「生きている化石」たちのDNA変異速度を調べる「生きている化石」たちのDNA変異速度を調べる / Credit:川勝康弘「生きている化石」という用語を生み出したのは、進化論の産みの親として知られるチャールズ・ダーウィンであると言われています。 ダーウィンは進化の研究を行う中で、一部の「生きている」種は遥か昔の地層から発見される化石と変わらぬ形をしていることに気付いたからです。 時間が経過するにつれて適応と進化が起こるとする進化論において「生きている化石」は、ある意味で例外的な存在となりました。 それゆえに生きている化石たちの知名度は高く、多くの人々にとって、カブトガニやイチョウの木、シーラカンスやムカシトカゲなどの名は馴染み深いものとなっています。 しかし生きている化石たちが当に進化していないのかは、はっきり断言できません。 というのも、姿かたちは同じでも、DNAレベルでは「ちゃんと進化

    「生きている化石」はDNAレベルでも進化が停止しているのか? - ナゾロジー
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    dltlt 2024/03/12
  • 毎年数カ月間「絶滅」する不思議な生物『ラボードカメレオン』 - ナゾロジー

    「1年のうち数カ月間は必ず絶滅状態に陥る」 そんな不思議なカメレオンがアフリカ南島沖に浮かぶマダガスカル島に存在します。 名前は「ラボードカメレオン(学名:Furcifer labordi)」といって、毎年4〜10月の間は生きた個体が全滅し、地上からこつぜんと姿を消すのです。 しかし11月になると何事もなかったかのように再びカムバックするという。 彼らの生態には一体どんな秘密が隠されているのでしょうか? The Madagascan Chameleon That Goes “Extinct” For A Few Months Every Year https://www.iflscience.com/the-madagascan-chameleon-that-goes-extinct-for-a-few-months-every-year-73212 The chameleon that

    毎年数カ月間「絶滅」する不思議な生物『ラボードカメレオン』 - ナゾロジー
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    dltlt 2024/03/08
    東アフリカの乾季を卵でやりすごす「魚」のほうが有名かも。https://en.wikipedia.org/wiki/Nothobranchius
  • 「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー

    大事なものを盗んでいきました。 日の東京大学で行われた研究によって、尻尾部分が交尾のためにちぎれて泳ぎ去る奇妙な生物「ミドリシリス」の秘密が明らかになりました。 尻尾部分は体内に精子や卵子を満載しているだけでなく、分離にあたっては体とは別の、独自の「目」と「脳」を芽生えさせた「1個体」として泳ぎ始めます。 人間で例えるならば、下半身に新たな目と脳が形成されて分離し「交尾相手を探しに旅に出る状態」と言えるでしょう。 いったいどんな仕組みでミドリシリスはこの驚異的な生殖システムを構築しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年11月22日に『Scientific Reports』にて「日のミドリシリスの芽体形成に関する形態学的、組織学的、および遺伝子発現解析(Morphological, histological and gene-expression analyses on st

    「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー
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    dltlt 2023/11/28
    「結果は、尾部での頭部形成は体の前後軸を決定するHox遺伝子をはじめとする既存の仕組みとは独立した、異なるメカニズムで行われていることを示しています」←再生の仕組みの流用な気がするが、あれもHoxは無関係?
  • 自動運転AIの学習に「AIの目をかいくぐって横断歩道を渡る」変なゲームが開催される! - ナゾロジー

    人間の代わりに機械が運転を行う「自動運転車」は、現在、世界中で開発が進んでいます。 実用化を目指す上で大きな課題となるのは、「AIが歩行者を正しく認識し、交通事故を起こさない」という点でしょう。 最近、メディアアーティストの木原 共(きはら とも)氏とアートユニット「Playfool」のダニエル・コッペン氏は、自動運転車の安全性に一石を投じる参加型ゲームを開発しました。 プレイヤーはAIに歩行者と認識されないよう工夫して横断歩道を渡りきるようチャレンジします。 そしてこのゲームによって収集されたデータは、自動運転車のAIをトレーニングするのに役立つ可能性があります。 this street-based game challenges you to get hit by a self-driving car to outsmart its AI https://www.designboom.

    自動運転AIの学習に「AIの目をかいくぐって横断歩道を渡る」変なゲームが開催される! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/11/20
    自律運転AIを鍛える為だとすると、なぜ横断歩道の「横」から撮らないのだろう? 車載システムが、 歩行者用の信号機に敷設したシステムと V2X 通信する前提だろうか?
  • ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー

    もしヒトデに帽子を被せるとしたら、どこにしますか? ヒトデの真ん中?それとも星形に伸びた5つの腕のどれか? バカげた質問と思うかもしれませんが、生物学者にとっては実に深刻な問題となっています。 というのも人や犬、鳥などを見れば、どっちが頭でどっちがお尻かは一目瞭然ですが、ヒトデは5の腕でどの方向にも進めるため、体の前と後ろが分からないのです。 中には「ヒトデには頭がなく、5の腕だけで動いているのではないか」とする意見もありました。 しかし、どうやら真実は逆だったようです。 米スタンフォード大学(SU)の最新研究により、ヒトデの体のほぼすべては「頭部」に関連する遺伝子からなり、頭が5つに分かれた存在と言えることが判明しました。 雑に言うと、ヒトデは”歩く頭”だったのです。 研究の詳細は、2023年11月1日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Study reveals lo

    ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/11/04
    「左右相称動物でHox 遺伝子は発達中の胴部に挿入され wnt3 等の後方化因子を発現するが、本種ではwnt3 が歩帯の端で発現し、外胚葉で発現する唯一の Hox が hox1 である為、胴部に相当する外胚葉は存在しないと考えられる」
  • 人は「2つのものに繋がり」を感じると可愛いと思ってしまうと判明! - ナゾロジー

    私たちの「かわいい」という感覚はどこから生じているのでしょうか? 一般的には見た目(形状や装飾)から大きな影響を受けていることは理解できます。 しかし、それ以外にも要因はあるでしょうか? ATRインタラクション科学研究所に所属する塩見 昌裕氏ら研究チームは、複数のロボットを使用した研究で、1台よりも2台並んでいる画像の方がかわいいと感じられ、対象間のつながりが見えると、よりかわいいと感じられることを明らかにしました。 対象自体に変化がなくとも、配置の仕方だけで「かわいい」という感覚の強さが変化するのは非常に興味深い報告です。 研究の詳細は、2023年10月18日付の科学誌『PLOS ONE』に掲載されました。

    人は「2つのものに繋がり」を感じると可愛いと思ってしまうと判明! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/10/25
    日本住血吸虫でも?
  • 秋の風景を侵食する悪者?セイタカアワダチソウの少し間抜けな性質 - ナゾロジー

    久しぶりに散歩したら、去年はススキ野原だった空き地や河川敷が、セイタカアワダチソウばかりになっていた。そんな光景を見かけたことはないでしょうか? 「セイタカアワダチソウ」は、すっかり日の風景に溶け込んいますが、北アメリカ原産の侵略的外来種に分類されます。 実はセイタカアワダチソウは根から他の植物の成長を阻害する毒を出しており、それによってススキなどの在来種を駆逐して繁殖しているのです。 しかし、ススキの野原がセイタカアワダチソウに制圧されたあと、またしばらくするとススキの野に戻っているのを見かけたことはないでしょうか? 実はセイタカアワダチソウは恐ろしい繁殖戦術を持っている一方で、非常にドジっ子な一面があるのです。 今回はそんな散歩していてよく見かけるけど、意外と知らない植物「セイタカアワダチソウ」について解説します。

    秋の風景を侵食する悪者?セイタカアワダチソウの少し間抜けな性質 - ナゾロジー
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    dltlt 2023/10/21
    cis-DME は水溶性でないため、セイタカアワダチソウ本体が枯死しないと土壌には移らないらしい。https://www.jstage.jst.go.jp/article/weed1962/41/4/41_4_359/_pdf/-char/ja ならば、アクティブに『放出』してはいないことになるか。
  • モテない男性は「女性に対する理想が高い」は間違いだった - ナゾロジー

    「インセル」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? インセル(incel)とは、「Involuntary celibate」の略語で、直訳すると「不意な禁欲」という意味になりますが、これは主に女性と関係を持ちたいにも関わらず、経済的な理由などさまざまな要因から「意に反して独り身の男性」を指す言葉として使われています。 近年、このインセルという言葉は比較的話題になりつつありますが、具体的な研究が少なく、多くの意見や評論は根拠のない推測に基づいていました。 しかし、アメリカのテキサス大学心理学科のウィリアム・コステロ氏ら研究チームが最近行った研究により、インセルとして自分を認識している男性は、精神的に多くの問題を抱えており、恋愛相手に対する理想も一般の男性よりも低いことがわかりました。 自分はモテないと自覚している人たちにはどのような心理が働いているのでしょうか。 この研究の詳細は、202

    モテない男性は「女性に対する理想が高い」は間違いだった - ナゾロジー
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    dltlt 2023/10/04
    元論文アブストに「女性の配偶者への嗜好にまつわる認知のゆがみに対抗するように(インセルのメンタルに)介入する必要がある」とあるが、女性がどこに魅力を感じるのか説得力ある表現をするのは難しくないか。
  • 8億年前の単純な生物に「脳細胞」の起源があると判明! - ナゾロジー

    カンブリア紀やエディアカラ紀よりも遥かに前の時代です。 スペインのゲノム制御センター(CRG)で行われた研究により、ニューロンの起源となる細胞が約8億年前に生きていた単純な多細胞動物「平板動物」に存在していたことが示されました。 平板動物は脳も筋肉も消化器官も持たない「最も単純な動物」であり、形もドロドロとした不定形となっています。 しかし研究者たちが平板動物を構成する細胞を詳しく分析したところ、神経ペプチドを放出して他の細胞の運動を制御している、ニューロンに極めてよく似た細胞が存在することがわかりました。 研究者たちは平板動物で発見されたニューロンそっくりの細胞は、脊椎動物や昆虫、ヒトデやクラゲなどさまざまな種でみられるニューロンの起源であると述べています。 8億年前と言えばカンブリア爆発が起きたカンブリア紀(5億4200万年~4億8830万年前)や、アヴァロン爆発が起きたエディアカラ紀

    8億年前の単純な生物に「脳細胞」の起源があると判明! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/09/22
    「有櫛動物ニューロンがどうしたらこの仮説に適合するかが大きな問題になるのは、主にペプチド作動性の神経系を有するとはいえ、平板動物にある神経機構や神経形成プログラムの発現がみられないからである。」
  • 足にも翼!?四翼の恐竜ミクロラプトル!研究者「カッコいいけど進化的には失敗」 - ナゾロジー

    地球はときにロマンあふれるクールな生き物を創造します。 かつて恐竜時代に実在した「ミクロラプトル」はまさにそんな生物の一つでした。 彼らは空を飛ぶ羽毛恐竜の仲間でしたが、現代の鳥のように2枚の翼でなく、4枚の翼を持っていたのです。 さて、このイカしたミクロラプトルはどんな暮らしを送っていたのでしょうか? Microraptor Was A Four-Winged Dinosaur That Probably Should’ve Stopped At Two https://www.iflscience.com/microraptor-was-a-four-winged-dinosaur-that-probably-shouldve-stopped-at-two-70317 Look! Up in the Sky! https://dornsife.usc.edu/news/stories/

    足にも翼!?四翼の恐竜ミクロラプトル!研究者「カッコいいけど進化的には失敗」 - ナゾロジー
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    dltlt 2023/09/05
    トビガエルは四翼とは言わないか。
  • カンブリア紀に存在した「新型モンスター」を発見!学名は『デューン砂の惑星』から - ナゾロジー

    カンブリア紀は生物の多様性が一挙に花開いた時代であり、アノマロカリス、オパビニア、ハルキゲニアなど現代から見ると非常に奇妙で個性的な生物たちが名を連ねています。 そして今回、このリストに新たなモンスターが仲間入りしたようです。 米カンザス大学(University of Kansas)の研究チームは、同国にある有名な地層「スペンス頁岩」から約5億年前のカンブリア紀中期にいた”完全に新型の海棲ワーム”を発見したと報告しました。 背中に花びらか刃のようなものが並ぶ奇抜な姿は、古生物学者の誰も見たことがないという。 また学名は傑作SF小説『デューン砂の惑星』と日の「手裏剣」から命名されたとのことです。 研究の詳細は、2023年4月8日付で科学雑誌『Historical Biology』に掲載されています。

    カンブリア紀に存在した「新型モンスター」を発見!学名は『デューン砂の惑星』から - ナゾロジー
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    dltlt 2023/08/05
    ウロコムシ(Polynoidae) の デラックス版みたいな……?
  • カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー

    カンガルーは人類よりも進化の先を行く存在なのかもしれません。 イギリス自然史博物館(NHM)の研究チームは、カンガルーやコアラを代表とする「有袋類(ゆうたいるい)」が、ヒトを含む他の哺乳類よりも進化的に先を行っている可能性があることを発表しました。 専門家らはこれまで、袋の中で子を育てる有袋類を”卵生の哺乳類(カモノハシやハリモグラ)”と”胎生の哺乳類”の中間に位置づけ、「人類よりも原始的(primitive)な存在だ」と考えてきました。 しかし今回の研究では、哺乳類の共通祖先から最も進化幅が大きかったのは有袋類であることが判明したのです。 研究の詳細は、2023年4月28日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。 Marsupials Are ‘Far More Evolved’ Than Other Mammals, Even Humans https://w

    カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈ - ナゾロジー
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    dltlt 2023/06/03
    とはいえ、北米でも南米でもオポッサム位しか生き残れなかったのだが……
  • 三角形の車輪でスムーズに走れる自転車!秘密は『ルーローの三角形』 (2/2) - ナゾロジー

    三角形なのに常に同じ幅で転がる「ルーローの三角形」ここで利用されている理論が「ルーローの三角形」と呼ばる、正三角形の各辺を膨らませたような形状です。 (「ルーローの三角形」は曲線を持つため、正確には三角形ではありません。この記事では「ルーローの三角形」という名称から、ゴルディエフ氏が開発した自転車を「三角形自転車」と呼称します) ルーローの三角形の各頂点を中心に円を描くと対角の辺と重なる / Credit:en.wikipedia ルーローの三角形は、このように各頂点からコンパスで円を描くことで簡単に作ることが出来る図形です。 そしてこのようにして描かれたルーローの三角形は、転がしたときに常に幅が一定を保つ定幅図形と呼ばれる図形になるのです。 定幅図形は転がしたとき常に一定の幅で転がる / Credit:ナゾロジ―編集部ただし、下の動画を見ると分かりますが、ルーローの三角形は高さが一定のま

    三角形の車輪でスムーズに走れる自転車!秘密は『ルーローの三角形』 (2/2) - ナゾロジー
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    dltlt 2023/05/27
    (ハブでなく)車輪上のローラーで荷重を受けてるようにみえる。木のリムに直接タイヤを貼っていて、エアなしなので、乗り心地は……
  • 謎に包まれていた蝶の起源が判明!「蝶は1億年前に北アメリカで誕生した」 - ナゾロジー

    蝶は1億年前に北アメリカで誕生したと判明!蝶は1億年前に北アメリカで誕生したと判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部近年の急速な遺伝子分析技術の進歩により、数多くの種の進化の道筋や起源が解明されるようになってきました。 遺伝子分析というと難し気な印象を持ちますが、基原理自体は極めて簡単で、異なる種の遺伝子を比較し、それらがどれほど似ているかを調べることがメインになります。 遺伝子が似ていれば似ているほど、近縁の種であることを示しており、異なる種に分岐したのも比較的最近であると考えることが可能です。 ただ基原理が単純であっても、実際の分析は大変な作業です。 調査対象となる種の確保、遺伝子の採取、解読、分類と非常に多くのプロセスが必要となるからです。 そのため私たちの身近にいる種であっても、その起源が解明されていないどころか体系的な調査すら行われていない、ということがあ

    謎に包まれていた蝶の起源が判明!「蝶は1億年前に北アメリカで誕生した」 - ナゾロジー
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    dltlt 2023/05/25
  • 4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー

    失われた太古の海洋世界がすっぽり丸ごと掘り当てられたようです。 中国科学アカデミー(CAS)、スウェーデン・ウプサラ大学(Uppsala University)らの国際研究チームはこのほど、英ウェールズにあるキャッスルバンク採石場にて、約4億6200万年前のオルドビス紀中期に当たる海洋生態系の化石群を発見したと発表しました。 これまでに170種以上の古生物の化石が見つかっており、そのほとんどが新種とのことです。 研究者らはこの驚くべき化石群を”海洋の小人世界(Marine Dwarf World)”と呼んでいます。 研究の詳細は、2023年5月1日付で科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 Middle Ordovician ‘marine dwarf world’ found in Castle Bank, Wales https://phys

    4億6千万年前の海洋世界をすっぽり保存した化石群がイギリスで見つかる! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/05/04
    あれ、頭足類が居ないような?
  • 手足のない両生類「アシナシイモリ」はヘビと同じ遺伝子が変異していた! - ナゾロジー

    魅惑的なアシナシイモリの新事実です。 英国のノッティンガム大学(University of Nottingham)で行われた研究によって、巨大ミミズのような外見をした奇妙な両生類「アシナシイモリ」はヘビと同じ遺伝子変異が起きたせいで手足を失っていたことが示されました。 変異した遺伝子は「ソニック・ヘッジホッグ(SHH)」を活性化させるスイッチの役目をする遺伝子(ZRSエンハンサー)でした。 余談ですが、ソニック・ヘッジホッグ遺伝子は生物学の分野では1、2を争う有名な遺伝子であり、ゲームのキャラクターから名前をとられたことで知られています。 研究者たちは、ヘビとアシナシイモリが進化的に分解してから3億年以上が経過していることから、遺伝子変異はそれぞれの種で独立して起きたと考えられます。 研究内容の詳細は2023年4月12日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されています。

    手足のない両生類「アシナシイモリ」はヘビと同じ遺伝子が変異していた! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/04/26
    タイガースネークはZRSエンハンサーが魚類よりも多く残ってる感じだが。|魚類は対鰭の全くないタウナギをやってほしかった。トゲウナギ(Zig-zag eel)も同じ目だが、まだ胸鰭があるので。
  • 処理する脳がないのに「24個の高性能な目」を持つ新種のハコクラゲが見つかる! - ナゾロジー

    クラゲには脳や心臓、血管がなく、神経の刺激で泳いでいます。 そんなクラゲの中には、脳で情報を処理できないにも関わらず、高性能な目を持つクラゲが存在します。 最近、香港浸会大学(HKBU)生物学科に所属するジェンウェン・チウ氏ら研究チームが、香港のマイポ自然保護区で24個の目を持つハコクラゲの新種を発見しました。 「トリペダリア・マイポエンシス(Tripedalia maipoensis)」と名付けられたこの種は、その高性能な目のおかげで、マイポ自然保護区の濁った水域でもスムーズに泳げると考えられます。 報告の詳細は、2023年3月20日付の学術誌『Zoological Studies』に掲載されました。

    処理する脳がないのに「24個の高性能な目」を持つ新種のハコクラゲが見つかる! - ナゾロジー
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    dltlt 2023/04/23
    四基ある複合カメラユニット(ロパリア)には「重石」がついてて、上部カメラがクラゲの姿勢によらず常に真上を向くようになっているらしい。https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982211003587#fig1
  • 開発者も困惑!教えてないのに会話型AIが突然ベンガル語の翻訳能力を獲得した!? - ナゾロジー

    AIと言えば学習、学習と言えばAI」 そんな常識が通用しなくなってきました。 海外メディアがGoogle技術幹部ジェームズ・マニカ氏に対して行ったインタビューによって、Google社が開発したある会話型AIが学習なしに「ベンガル語」の翻訳能力を獲得したことがわかりました。 これまで私たちは言語の翻訳など特定の能力をAIが獲得するには、その言語に対する学習が必要であると考えていました。 実際Google翻訳などで機能しているAIは言語について学習を積み重ねることで高度な翻訳能力を獲得しています。 しかし最新の研究では、会話型AIの規模が拡大し一定のしきい値を突破するごとに、会話以外の新たな能力を獲得していく「創発」と呼ばれる現象が起こることがわかってきました。 もしかしたら高度化する会話型AIにとって人間言語の翻訳能力はいちいち学習するまでもなく「ついで」に身に着く技能なのかもしれません

    開発者も困惑!教えてないのに会話型AIが突然ベンガル語の翻訳能力を獲得した!? - ナゾロジー
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    dltlt 2023/04/19
    こういう対訳集を読み込んでただけでは?……>http://www2d.biglobe.ne.jp/~oga/tsugaru/ben.html