IHIは24日、子会社で船舶用ディーゼルエンジンを製造するIHI原動機(東京・千代田)がエンジンを試運転する際のデータを改ざんしていたと発表した。判明したのは2003年以降に出荷した船舶用エンジンの9割弱にあたる4215台。海外向けの製品では海洋汚染防止法と国際海事機関が定める窒素酸化物(NOx)規制の基準を逸脱している恐れのある事例もあったという。業績への影響は精査中としている。同日、東京都
本日、株式会社豊田自動織機(以下、豊田自動織機)は、フォークリフト、建設機械用エンジンの国内排出ガス認証不正について調査を委託した特別調査委員会(井上 宏委員長)より報告書を受領いたしました。それを受けて豊田自動織機に自動車用ディーゼルエンジンの開発を委託していたトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は豊田自動織機より報告を受けました。 調査の結果、トヨタが認証申請手続き用に豊田自動織機に委託した自動車用ディーゼルエンジン3機種の出力試験において、違反行為があったことが判明しました。出力試験時に、量産用とは異なるソフトを使ったECUを用いてエンジンの出力性能を測定し、測定する数値が安定するようにバラつきを抑えて報告する行為が行われていました。該当するエンジンが搭載された車両は、グローバルで10車種(うち日本6車種)となります。 なお、該当するエンジン/車両については、工場で生産した量産品を改
「こんなブラック企業は潰れたほうがいい」「ここまで信頼が地に堕ちたら解体的出直ししかない」「プレッシャーをかけていた親会社のトヨタにも責任があるのでは」――。 国内軽自動車新車販売シェアNo.1を17年連続獲得しているダイハツがボロカスに叩かれている。車両の安全性を確認する認証試験での不正が発覚したことに加えて、それが古くは1989年から続いていたことまで分かったからだ。 既に報道されているように今回の不正は、試験データの捏造や改ざん、車両や実験装置の不正な加工や調整、さらには排ガスの認証手続きで、試験直前にガスの浄化装置の触媒を新品に差し替えるなどで、ヘタをすれば認証取り消しの恐れもある。 ということで、生産している全車種が出荷停止。ダイハツ車を納車予定だった人々が大きな迷惑をこうむるという事態にまで発展している。 これを受けて、「あり得ない」と驚く人も多い。これまでリコールだ、検査不正
※「ショベルローダー」にも搭載 ディーゼルエンジン1KD型は、建設機械用として外販しています。これについても法規に定められた手順・方法に従っていなかったため、出荷を停止すると発表しました。 販売済みのディーゼル式ではリコールも フォークリフトの出荷停止期間中について、豊田自動織機は「ご使用中の機台への円滑なメンテナンスサービスや、お客さまの物流現場の状況に応じたご提案等を通じ、稼働への影響を最小限に留めるよう注力してまいります」とコメントしています。 販売済みのディーゼルエンジン式フォークリフトは、経年劣化により排出ガス規制値を超過するため、リコールの準備を進めているといいます。「ご使用の継続にあたり、市場措置等に関するご連絡を差しあげるまでの間は、お客さまに何らかのご対応をいただく必要はございません」と説明しています。 フォークリフトエンジンで法規違反の可能性がある行為 公道走行するディ
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スモッグに覆われたブルガリアの首都ソフィア(2018年12月3日撮影、資料写真)。(c)Dimitar DILKOFF / AFP 【4月24日 AFP】欧州で毎年、大気汚染が原因で18歳未満の子ども1200人以上が早死にしていることが、24日公表の欧州連合(EU)欧州環境庁(EEA)の報告書で明らかになった。成人後に慢性疾患を発症するリスクも高まるという。 調査はEU加盟27か国を含む30か国以上を対象に行った。主要産業国であるロシア、ウクライナ、英国は含まれておらず、欧州全体の死者はさらに多いとみられる。 大気汚染は近年改善傾向にあるものの、欧州の多くの国で主要な大気汚染濃度レベルが世界保健機関(WHO)のガイドラインを上回っており、特に中・東欧とイタリアが顕著だという。 EEAは昨年11月、EU加盟国とアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス、トルコで、大気汚染が原因で2
島津製作所は、同社子会社の島津メディカルシステムズで行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。島津メディカルシステムズ熊本営業所では、タイマーにより意図的に装置が故障したかのように見せかけ、保守部品を売るという不適切行為が行われていたことが2022年9月に発覚している。 島津製作所は2023年2月10日、同社子会社の島津メディカルシステムズ(以下、島津メディカル)で行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。 タイマーによりX線装置が壊れたように見せかける 島津製作所では内部通報を受け、2022年5月から社内調査を開始。2022年9月に外部調査委員会を設置し、調査を行ってきた。関係者へのヒアリングやデジタルフォレンジック調査の結果、7人の嫌疑濃厚者を特定し5件の医療機関に対する不正行為
日野自動車は、先月新たにデータの不正が明らかになった大型エンジンを搭載したトラックやバスなどについて、排出ガスの濃度が基準値を超えるおそれがあるとして2万台余りのリコールを国に届け出ました。 リコールの対象は、新たに排ガスなどのデータ不正が明らかになった大型エンジンを搭載している2017年6月からことし3月に製造されたトラックの「日野プロフィア」とバスの「日野セレガ」の合わせて2万1000台余りです。 また、日野自動車が製造したこの大型エンジンを搭載したいすゞ自動車の「いすゞガーラ」およそ500台や、加藤製作所のクレーン車「カトウKRー80H型ラフター」600台余りも対象となっています。 バスやトラックについては、国土交通省によりますと、すすを除去するプログラムが不適切で、排出ガスを浄化する装置が高温となって劣化が早まることで排出ガスの濃度が基準値を超えるおそれがあるということです。 日野
日野自動車のおよそ20年にわたるデータ不正問題で、国土交通省は排ガスの性能が基準に満たない車両などが、12万台余り販売されるに至った不正行為は極めて悪質だとして、9日、会社側に抜本的な改革を求める是正命令を出しました。3年前に制度ができて以降、是正命令の適用は今回が初めてです。 日野自動車が排ガスなどの不正なデータを国に提出していた問題では、先月、新たな不正が明らかになり、国土交通省が8日まで立ち入り検査を実施していました。 その結果、申請書における排ガスや燃費に関する虚偽の記載や、指定を受けた燃費性能に届いていないなど、新たな省令違反が確認されたということです。 事態を重くみた国土交通省は9日午後、日野自動車の小木曽聡社長を呼び、斉藤国土交通大臣が「組織風土や体質に重大な問題があると思わざるを得ず、抜本的に改革しなければ失墜した信頼を取り戻すことはできない」と述べ「是正命令」を出しました
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