文字通り「ウンコ」を新エネルギーとした世界を舞台としたアニメ映画が、7年間と3億5000万円もかけて2006年に韓国で制作された。 http://www.aanss.jp/index.html それがついに日本へ上陸するという。 開始25秒あたりで登場するキャラクターは許されるのか、とか思ったりしつつ、映像的に楽しい内容。美麗で細密な背景美術とシンプルなキャラクターデザインが同居する異化効果や、ぐりぐり動くアニメートもなかなかいい。 第40回のシッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞*1を受けたり、わりと世界的な評価も高い。 実際、「ウンコ」を題材にしたといっても、いかにもサブカル臭な感じで、いわゆる「オサレ」な内容であろうことも見てとれる。 たとえば日本ならばスタジオ4℃あたりが制作しそうだ。個人的には、同じ方向性のキモカワイイ映像作品として、オムニバス映画『ジーニア