“戦後最悪”ともいわれる日韓関係が続く中、韓国では今、ある本が異例のベストセラーとなっています。 韓国の元・大学教授らが書いた「反日種族主義」です。 このタイトル、どういう意味かというと「韓国人は、反日思想を掲げなければ生きていけない種族だ」として、いきすぎた反日姿勢を批判的に記しています。 この本をめぐり、いま韓国では大きな議論が起きています。 「反日種族主義」は、韓国・ソウルの書店にあるベストセラーのコーナーに並べられていました。 7月に発売されてから、韓国最大手の書店で3週連続1位の売り上げを記録。 「1万部売れればヒット」と言われる韓国で、10万部以上を売り上げています。 “隣国の日本を先祖代々の敵だとしてとらえる感情。 あらゆる嘘(うそ)が広まっているのは、この“反日種族主義”によるものだ。” これまで韓国では、こうした本に批判が集まることはあっても、ベストセラーになることはほと