最後の敵 : 漂流生活的看護記録

現在わたしのごく身近な人がガンであることがわかり、闘病中である。彼自身から病名をカムアウトされたとき、わたしは「それって・・・」と言葉に詰まった。医療者な...現在わたしのごく身近な人がガンであることがわかり、闘病中である。彼自身から病名をカムアウトされたとき、わたしは「それって・・・」と言葉に詰まった。医療者ならまず知らない者はいないぐらい悪性度の高い（予後の悪い）種類の腫瘍だったからである。たまたまその頃大学の死生学の講義でガン患者のインタビュー集を読まされていた時で、その中の「自分がガンであると告知されたときよりも、周囲の人々にそのことを伝える方が私にとってはずっと苦痛でした。そう伝えたとたんにみんながすうっと後ろに下がっていくように感じたからです。彼らの頭の中で私なしの人生がそこですでに始まっていました、私はまだ目の前にいるというのに！」という言葉を思い出し、彼にどういう言葉をかけ

[DrPooh]

職務上直接目にすることは多くても自分がリアルに想像できているかどうかはよく分からない。感じているのはおそらく片鱗にすぎないのかも。

[KoshianX]

誰かが死にゆくということ、自分が死にゆくということ。淡々と生きて淡々と死にたいものだね、できることなら

[kleinakira]

孤独=死 ということか

[shibusashi]

『なんていうか･･･外の世界は何もかもずっと続いていくんだけど、その中から自分だけがいなくなるんだっていうか･･･それを納得しなくちゃいけないんだ、っていうことをずっと考えてる』

[hatayasan]

「わたし達は「さしあたり健康な体」を担保に入れて「いつか消える自分」をしばらく忘れていられる期間を借りているだけ」

[hanemimi]

「わたし達は「さしあたり健康な体」を担保に入れて「いつか消える自分」をしばらく忘れていられる期間を借りているだけなのだということすら忘れている」

[wideangle]

仏教の究極の問いのひとつってこれだよなあ。

[ohira-y]

『「現実社会」からゆっくりと自分ひとりが切り離されていく恐怖感』祖父がなくなった時のことを思い出すと腑におちる感覚。

[maturi]

「なんていうか･･･外の世界は何もかもずっと続いていくんだけど、その中から自分だけがいなくなるんだっていうか･･･それを納得しなくちゃいけないんだ、っていうことをずっと考えてる」

[maangie]

面白い文章を書く人だなあ。

[rgfx]

「「死の受容過程」の最後は「受容」だったが、最後に受け入れねばならないのは「まったくの孤独」だ/身体的な苦痛をまったく取り去ったところで、この種の「恐怖感」から決してひとは自由にはなれない」

[kaitoster]

「なんていうか･･･外の世界は何もかもずっと続いていくんだけど、その中から自分だけがいなくなるんだっていうか･･･それを納得しなくちゃいけないんだ、っていうことをずっと考えてる」

[lenore]

"「死の受容過程」の最後は「受容」だったが、最後に受け入れねばならないのは「まったくの孤独」"

[nw_wind]

重い / 外の世界は何もかもずっと続いていくんだけど、その中から自分だけがいなくなるんだっていうか･･･それを納得しなくちゃいけないんだ

[t_f_m]

世界から切り離される恐怖、霊的苦痛、スピリチュアルペインと呼ばれるものの正体

[toshi20]

世界から切り離される孤独との対峙。

[ch1248]

辛いな…。

[machida77]

死と周囲から切り離される孤独。

[mobanama]

"彼らの頭の中で私なしの人生がそこですでに始まっていました、私はまだ目の前にいるというのに!""最後に受け入れねばならないのは「まったくの孤独」"

[ono_matope]

"わたし達は「さしあたり健康な体」を担保に入れて「いつか消える自分」をしばらく忘れていられる期間を借りているだけなのだということすら忘れている"

[takuwz]

世界から切り離される恐怖。＞自分がガンであると告知されたときよりも、周囲の人々にそのことを伝える方が私にとってはずっと苦痛でした。そう伝えたとたんにみんながすうっと後ろに下がっていくように感じたからで

[tsugo-tsugo]

”わたし達は「さしあたり健康な体」を担保に入れて「いつか消える自分」をしばらく忘れていられる期間を借りているだけなのだということすら忘れている。”死生観とか。この人のエントリは毎度すごいっす。

[kobeni_08]

闘病の辛さってこういう圧倒的な孤独感なのではないか、とひしひしと思う。「家族に見守られて逝きたい」とかも、割と想像上の死という感じがする。一生かけて、この孤独に耐えられる精神を身につけられるのか不安。

[tagutagumasa]

最後の敵 : 漂流生活的看護記録

[h0714k]

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[reglanz]

最後の敵 : 漂流生活的看護記録

[blwym]

「死」というものの正体。若い人のぼんやりとした意識の「死」、から、より身近な「死」について。

[adramine]

ターミナルケアとかという問題では解決しなさそうなんだよなぁ。

[narukami]

「自分の意識が眠りという形であれ「世界」からひとりきりで切り離されるのがわかるし怖いのだろうな」

[contractio]

「わたし達は「さしあたり健康な体」を担保に入れて「いつか消える自分」をしばらく忘れていられる期間を借りているだけ」

[toya]

「わたし達は「さしあたり健康な体」を担保に入れて「いつか消える自分」をしばらく忘れていられる期間を借りているだけなのだということすら忘れている」