最上の日々- 精神論は価値観の崩壊の予兆かも

▼ 精神論は価値観の崩壊の予兆かも 猫を償うに猫をもってせよ071026より 貞節観念について 近世の武家、豪商、豪農の規範が、近代以降ゆるやかに中産階級に降りてきたもので、と同時に、昭和戦前まで、コンドームが普及していなかったことを考えると、単なる思想の問題ではない。だが、コンドームが容易に入手できるようになった昭和三十年代が、最も純潔教育の盛んだった時代でもあった。こちらは紛れもなく思想の問題である。 これを見て、何かが崩壊する時には必ず精神論が幅を利かせる時期があるのではないかと思った。 避妊や中絶ができなかった時代には一人で子どもを育てる事になったら大変だから、結婚と言う担保をとらずにやる事は危険だった。 貞節観念というのはそういう実利の問題に過ぎなかったのに、 それが崩壊する寸前になってそれを精神性の問題にするような言説が盛んになったことが、これを読んで分かった。

[yasushiito]

なるほど。これは胸に留めておこう。

[SeiSaguru]

面白い。そう考えると１０年とか２０年後の世界が少し楽しみになるかも。

[hamasta]

>しかも意識は非常に遅くて、なにをするにも500ms以上掛かる。

[p_shirokuma]

因果因縁あっての結果。わめく人々の声は時代の軋み。

[Masao_hate]

”アメリカ人の行動はいつ首を切られるか分からないという状況への適応だったし、日本人の行動は会社が人生を保証してくれるという状況への適応に過ぎなかった。”

[sea_side]

精神論＝断末魔説。

[tokyocat]

転職当然　《状況へのミクロ的な適応に過ぎなくて、たいていは民族性に関係ない》

[ssuguru]

強固な価値観ならばわざわざ言い立てる必要はない。声高に叫ぶのはそうしないと維持できないからだ。似た言説は読んでたのに現実状況に適用することができてなかった。

[udy]

これはいい視点、な気がする。

[odz]

状況への適応と精神論での反発

[shokou5]

精神論の跋扈は崩壊への予兆。

[sshi]

ここからはじまる「脳の"時間"の認知」の話はとてもおもしろい。

[mobanama]

単に「腫瘍」の頻度が上昇するだけでは無かろうか。

[nobody]

おだいじに.

[paulownia]

『「理科が好き」を利用して人材を供給すれば同じように限界に近い低賃金で働かされることになるだろう』

[walkinglint]

> いま我々が中国などからやられていることは、我々が８０年代にアメリカに対してやった事そのものなわけで、歴史の皮肉を思わざるを得ない。我々がアメリカに対してやったことがアメリカをして製造業を放棄させる

[kiku-chan]

"しかし、立国の基礎を担ってほしいなら、つまりのところ産業すなわち金もうけが目的なら、給与などの待遇を良くする事によって人材の供給を計るべきだと思う。"

[ma-rusuke]

「好き」によって供給が満たされる種類の産業がどんな風になっているだろうか。

[yowa]

> 「好き」によって供給が満たされる種類の産業がどんな風になっているだろうか。例えば若いミュージシャンや芸術家。たとえばアニメの動画。みんな生存限界に近い安い報酬で絞られている。

[mojiura]

核融合炉がなんだか内臓みたい、という話。昔はこういう「うねうね」したのは「嘘の未来デザイン」と感じたけど、本当に「うねうね」した先端科学技術があちこちで見られるようになって、ちょっと驚いています。