タグ

社会に関するma-rusukeのブックマーク (74)

  • 都心を「金持ちの専有物」にさせてはならない…港区や千代田区にこそ割安な都営住宅が必要である理由 「多様な階級の混住」が政治的対立を緩和する

    東京23区で不動産価格の高騰が続くなか、相場より割安な都営住宅に注目が集まっている。早稲田大学の橋健二教授は「現在の傾向が続けば、都心は富裕層しか住めない場所になってしまう。都心にこそ公営住宅を増やし、幅広い所得階層の相互理解を進めるべきだ」という――。 港区と足立区の間には3.83倍もの所得差 ここ30年ほどの間に、東京の空間構造は激変した。ひとことでいえば、都心に近いほど富裕層、職業でいえば経営者や管理職、専門職などが多く集まり、周辺部へいけばいくほど、貧困層やそれに近い人々、職業でいえば生産現場や工事現場、流通場面などで働く労働者が多いという構造が、格段に強化されてきた。こうして都心がもっとも豊かで、周辺で行くにしたがって貧しくなるという、都心を頂点とする単峰型、つまり富士山のような空間構造が確立したのである。 【図表1】は、1975年から2020年まで5年ごとに、東京23区の1人

    都心を「金持ちの専有物」にさせてはならない…港区や千代田区にこそ割安な都営住宅が必要である理由 「多様な階級の混住」が政治的対立を緩和する
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2023/07/21
    流入してきた侵攻富裕層とその他の人々で格差への肯定感の違いが興味深い。タイトルの通りと思うが、都営住宅のみで特定階層への純化を防げるかは疑問。
  • 高木浩光さんに訊く、個人データ保護の真髄 ——いま解き明かされる半世紀の経緯と混乱

    (語り手)JILIS副理事長 高木 浩光 (聞き手)JILIS出版部 編集長 小泉 真由子 (撮影)宇壽山 貴久子 この1年、過去の海外文献を調査していたという高木浩光さん。これまでの研究の一部は情報法制レポート創刊号の特集として掲載されましたが、高木さんに言わせると「あれはまだ序の口」とのこと。日お伺いする内容は近々高木さん自身が論文にされる予定とのことですが、まだ時間がかかりそうということで、急ぎ、インタビューとしてお話しいただくことになりました。なお、このインタビューは大変長くなっております。ぜひ、最後までお付き合いいただければと思いますが、時間のない方は、目次を参照していただき、気になるトピックからお読みください。 —— 今日は、高木さんがどうしても今すぐみなさんに伝えたいことがあるとのことで、インタビューでお話を聞くことになりました。 高木: はい、よろしくお願いします。話はと

    高木浩光さんに訊く、個人データ保護の真髄 ——いま解き明かされる半世紀の経緯と混乱
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2023/05/05
    長かったが一部は分かったような。議論の目的と前提、用語の定義を大事にすること。そこまで共有していても気にしているテーマがあれば引っ張られるだろうし法律を作るって難しいな。
  • 燃えるゴミは3カ月に1度しか出さない人の「末路」

    コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

    燃えるゴミは3カ月に1度しか出さない人の「末路」
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2022/03/13
    ありゃ一体何だったのだろう。どうしてあんなにエンドレスにゴミを出し続けていたのだろう。つまりは私はゴミを買って生きていた……のか?
  • ナウシカの“腐海”が親の家に出現する日

    2018年の夏、私が住む実家は、Gの襲来に悩まされた。 いきなり文字面を見るのも嫌な人もいるかと思うので、Gと書いたが、ゴキブリのことである。 ゴキブリにも天敵がいる。日においてもっとも身近な天敵はアシダカグモだ。網を張らずにそこらを歩き回って昆虫を捕するクモである。 この家にはここ数年、1匹のアシダカグモが同居していた。 かなり大きなクモなので、廊下や台所で出会うとぎょっとする。しかし、ゴキの天敵なのだからあわてて殺虫剤を噴射してはいけない。「やあ、こんにちは」と声に出してあいさつし、そっとその場を離れるようにしていた。母を介護している間中、室内でゴキブリを見ることは希であったが(なかったとは言わない)、それは彼(あるいは彼女?)が住み着いていたおかげだったのだろうと思っている。 ところが、2018年の夏は、一度もこのアシダカグモを見かけることがなかった。調べるとアシダカグモの寿命は

    ナウシカの“腐海”が親の家に出現する日
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2019/03/24
    介護と害虫の話。身の回りの世話ができなくなると室内が腐海となる。
  • 日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか? 育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日だけ? 子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。 育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、

    日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2018/04/14
    兄弟が減った世代が子育てするようになったからという説。
  • 格差社会の復讐者たち - VICE

    「詐欺の子たちはみんなカラフルですね。例えば、窃盗やってる人間には窃盗やってる人間のカラーがあります。一般社会にはないカラーで、それはそれで取材対象の彩りとしては魅力的なんですが、詐欺をやってる人間は『こいつ詐欺やってんな』というひとつの色ではなく、カラフルなんです」 特殊詐欺の被害総額は、警察が把握しているだけで559億円(2014年)。そして今日も、持てる者たちから持たざる者たちが奪い取っていく。加害者への取材を通してこの重犯罪の実態に迫ったルポ『老人喰い ─高齢者を狙う詐欺の正体』を上梓した鈴木大介にインタビュー。振り込め詐欺をシノギとする若者たちの生態や心情から、アウトローを取材する記者稼業の音にまで話が及んだ。 * 鈴木さんが裏稼業の子たちを取材しつづけるのはどうしてですか? 取材を始めたキッカケは、純粋に需要があったからです。いまに始まったことではなく、さまざまな社会の裏側の

    格差社会の復讐者たち - VICE
  • 高級マンション広告コピー「マンションポエム」を分析する

    ここ数年、高級マンションの広告をよく見ている。買う予定は全くない。というか、ぼくが何千万・何億もするようなマンションを買えるような収入を得ることはまずないだろう。って、書いてたらなんか悲しくなってきた。 なんでそんなものを見ているのかというと、そこに書かれているコピーの名調子っぷりがとても興味深いからだ。ぼくはこれを「マンションポエム」と呼んでいる。 これまでたくさん見てきたので、ひとつこれらの「詩」を分析してみようではないか。

    ma-rusuke
    ma-rusuke 2015/07/13
    マンションって、もはや建築的には都心のものだろうが郊外のものだろうが差はない状況で、差別化できるのは立地だけだ。経済と法律でできているマンション建築が、都心部においてやむなく生んだのがマンションポエム
  • 空き家率40%時代に備えよ! 田原総一朗が迫る、日本の空き家問題/『空き家が蝕む日本』著者・長嶋修氏に聞く - SYNODOS

    空き家率40%時代に備えよ! 田原総一朗が迫る、日の空き家問題 『空き家が蝕む日』著者・長嶋修氏に聞く 情報 #新刊インタビュー#空き家が蝕む日#都市再生特別措置法等の一部を改正する法律案 日の空き家率は増加の一途――。7月に総務省発表によると、全国の「空き家率」は820万戸となり、総住宅数に占める割合が13・5%と過去最高を更新した。社会問題化しつつあるこの「空き家問題」に、どう対処すべきなのか。田原総一朗氏が、『「空き家」が蝕む日』の著者・長嶋修氏にインタビューし、不透明な不動産取引の実態、「新築ありき」の政策や人口減少との関連など、「空き家問題」の質に迫った。 田原 まず、長嶋さんの『「空き家」が蝕む日』を読んでびっくりしたのは、マンションの空き家率が、千代田区36%、中央区28%、荒川区19%。なんでこんなに高いんですか? 地方や東京の郊外ではね、古くなった公団住宅

    空き家率40%時代に備えよ! 田原総一朗が迫る、日本の空き家問題/『空き家が蝕む日本』著者・長嶋修氏に聞く - SYNODOS
  • 長文日記

    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/09/10
    さらに取引先が同じ銀行を使っていたら笑いが止まらない。口座上の数字が書き変わるだけで、銀行の預金残高全体は変わらない。なのに利息を請求することができる。もはや何が起きているのかわからない。
  • あなたが定年まで働き続けなければならない本当の理由

    サラリーマンになってから、いつも疑問に思っていたことがありました。「毎月20万円も稼げば生活できるのに、なぜ必死に働いているのだろう?」答えの1つは「資主義社会だから」。改めて考えてみると、資主義とは何でしょう? 連載は、伊藤邦生著『年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち』(中経出版)から一部抜粋、編集しています。 ――年収1000万円。多くの人があこがれる数字です。「1000万円もあれば、あんなこともこんなこともできる」そんな夢を見る人もいるでしょう。しかし、1000万円稼いでも幸せなお金持ちになれるとは限りません。実際「お金の奴隷」となって、不幸な人生を送る人もいます。 一方、年収300万円と聞くとどうでしょうか? 「これでは満足できない」と言う人もいるでしょう。しかし年収300万円でも法則さえ知っていれば幸せなお金持ちになれます。年収が少なくても「お金の主人」になれ

    あなたが定年まで働き続けなければならない本当の理由
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/09/05
    1億4000万円は、税金と社会保障費、家、金利や保険に消えていくのです。私には保険会社で保険商品の設計を行っている友人がいますが、彼らは100%、保険会社の保険に加入していません。みんな都民共済です。
  • 若年層の投票率はホントに低いのか - はてなの鴨澤

    選挙が近づいてきてからよく回ってくるグラフのひとつに、財団法人 明るい選挙推進協会というところが出している「年齢別投票率の推移」というグラフがあります。 このグラフは興味深いんですが、線で繋がった各年代の人々の中身は、選挙ごとにどんどん入れ替わってしまうという問題があります。 たとえばこのグラフによれば、昭和42年の第31回衆院議員選挙では66.69%の、平成21年8月の第45回では49.45%の20代が投票していますが、彼らは同じ人たちではありません。当たり前のことですが、昭和42年に20代だったのは昭和12年から22年に生まれた人たちで、彼らは平成21年には63歳から73歳になっています。 もちろん、ある年頃の人たちがどのように行動するか、という切り口も大事なものなので、このグラフに意味が無いとは思っていませんが、中身を一貫させたデータも見たい、と思いました。 しかしちょっと検索してみ

    若年層の投票率はホントに低いのか - はてなの鴨澤
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/08/20
    歳を取れば選挙へ行くようになるわけではなさそう。
  • 東京はバスで夜遊びする街です:日経ビジネスオンライン

    ニューヨーク訪問中の猪瀬直樹東京都知事が、現地での講演の中で、年内に都営バスを24時間運行させる旨を表明したのだそうだ(リンクはこちら)。 記事を読むと、知事は、第一歩として、今年のクリスマスまでに、六木~渋谷間での24時間運行を実現させるつもりでいるようだ。 あえてニューヨークで発表したところに、強い「意思」を感じる。 というのも、政治家がニューヨークという土地で、現地の記者に向けて語る言葉は、そのまま国際社会に向けたメッセージとして受けとめられるわけで、知事自身も、そのことを十分に意識していたはずだからだ。 外地での政策発表は、慣例上、引っ込めにくい。その意味で、知事は「背水の陣」を敷いたことになる。自ら「外圧」を作ってみせたという言い方もできる。 いずれにせよ、不退転の決意を感じさせる態度だ。 最初の実施区間として、六木・渋谷間といういかにもちっぽけな路線を指定したことも、「なん

    東京はバスで夜遊びする街です:日経ビジネスオンライン
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/04/20
    「どうしてトウキョウの地下鉄は夜中に休むんだ?」 「地下鉄が休まないと人間が休めないからだよ」
  • 被災地・福島をめぐってすれ違う課題【前進編】――社会学者 開沼 博

    1984年、福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。専攻は社会学。学術誌のほか、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。 著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)、『はじめての福島学』(イースト・プレス)、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)、『地方の論理 フクシマから考える日の未来』(同、佐藤栄佐久との共著)、『フクシマの正義 「日の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。 第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。 大震災から2年目の「今」を見つめて この3月で東日大震災から丸2年が経つ。被災地の報道も極端に少なく

    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/03/12
    「糾弾・吊し上げ」によって解決する問題とそうでない問題があり、おそらく今後は、「糾弾・吊し上げ」だけでは解決しない問題が増え続けていくだろう。
  • 被災地・福島をめぐってすれ違う課題【前提編】――社会学者 開沼 博

    1984年、福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。専攻は社会学。学術誌のほか、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。 著書に『漂白される社会』(ダイヤモンド社)、『はじめての福島学』(イースト・プレス)、『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)、『地方の論理 フクシマから考える日の未来』(同、佐藤栄佐久との共著)、『フクシマの正義 「日の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。 第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。 大震災から2年目の「今」を見つめて この3月で東日大震災から丸2年が経つ。被災地の報道も極端に少なく

    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/03/12
    「善意」があるが故に、単純化した構図の中に「被災地」を押し込めながら「見て見ぬふり」をするものを作り出していないか。思考停止してはいないか。
  • 「コンパクトシティ」の創設は税金の無駄遣いである――自民党の補正予算案(2012年度)を批判する - 未発育都市

    嫌な予感が当たった。 僕は国土交通省が推進している「コンパクトシティ」政策をブログで何度も批判している(→*1)。また、今月の衆院選の選挙期間中には自民党の選挙公約の「国土強靭化200兆円計画」を何度も批判している(→*2)。そして、前述の「嫌な予感」とは、この二つが“合体”する事である。では、昨日の日経新聞のニュースより(下記)。ま、当は、前回の「2012年に最も読まれた記事」の記事で、今年(2012年)のブログの更新は終わりにするつもりだったのだけどw、看過できないので、取り急ぎ書いておく。 「補正予算、「ハコモノ」続々復活 コンパクトシティ・用水路…」 (日経済新聞、2012年12月28日) 1月中旬に閣議決定をする補正予算の編成作業が各省庁で格化してきた。28日は自民党の部会で、農林水産省などが補正予算に盛り込む要求項目を説明した。耐震化や老朽インフラの整備が柱だが、民主党政

    「コンパクトシティ」の創設は税金の無駄遣いである――自民党の補正予算案(2012年度)を批判する - 未発育都市
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2013/02/15
    宇都宮市の試算では、現在、郊外に住んでいる人の100%(全数!)を「コンパクトシティ」圏内に移住させてもインフラの維持管理費は全体で約15%しか減っていない。そして、これが最大値なのである。
  • TechCrunch | Startup and Technology News

    The old computing adage of "garbage in, garbage out" still stands. If you can't trust the training data, you can't trust the output.

    TechCrunch | Startup and Technology News
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2012/12/27
    昔似た話を読んだ。見つかった→【とある かぞくが のこした blog】初めて読んだときはびっくりしたなぁ。
  • 生活のほとんどは補修である:日経ビジネスオンライン

    トンネル事故の第一報は、例によってツイッターのタイムラインに流れてきた。 で、一次ソースに当たるべく新聞記事を読みに行ったわけなのだが、事態はさして変わらなかった。現場を思い浮かべると、閉所恐怖気味の性向を持つ私は、考えているだけで息苦しくなってくる。 記事を読み終わって、急に息を吸い込むのは、かなり長い間息を止めて文字を読んでいたからだ。犠牲者のご冥福をお祈りしたい。 今回は、トンネル事故を通して考えたあれこれについて書くことにする。 トンネル事故は、それ自体としては偶発的な出来事以上のものではない。が、背景を考えると、この度の事故が示唆するものは、決して小さくない。もしかしたら、今後何十年かの私たちの国の未来を、予告編のようにして告げてくれている事件であったのかもしれない。 事故を受けて、何人かの専門家が異口同音に申し述べたのは、「今後やって来ることが予想される大量補修時代への備えは万

    生活のほとんどは補修である:日経ビジネスオンライン
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2012/12/12
    少なくとも東京の人間は、有史以来、百年以上の平穏を経験したことがないわけで、とすれば、施設や建造物を、補修しながら世代をまたいで受け継いで行くという発想が根付かないのも無理からぬ話ではないか。
  • 日本男色小史

    の男色といえば、寺院の稚児か、武士の衆道かを思い浮かべるのが普通ではないでしょうか。 かつては、「日の男色は女色を禁じた仏教寺院にはじまる」などということがいわれておりまして、男色は女色の代替え品的存在とされていましたが、それは、西洋的な価値観からの評価にすぎません。 キリスト教圏における男色というのは、過去において、あきらかに悪であり罪であり、近代にいたっても、変態性欲、つまり病気だと評価されていました。 だからこそ、西洋文明圏では、公然と、深刻に、「同性愛差別をなくせ」などという運動が、繰り広げられることとなりました。 現代に生きる私たち日人も、この西洋的な価値観を受け入れていますので、ほんの百年数十年前までの日では、男色はけっして日陰の存在ではなく、きっちり、社会制度に組み込まれた行為だったと聞きますと、信じられない思いがいたしますし、想像もつかない異世界のようです。 しか

  • ネットで見えない人びと - 話の栞

    「下流の宴」を書いた林真理子が、9月8日発売の「週刊文春」9月15日号で、“高級ヤンキー”なる人種について書いていた。 林は寿司屋のカウンターや新幹線のグリーン車で子供連れをやたらと最近見かけるのだという。 私が興味を持つのは、彼らが見るからにヤンキーであることだ。奥さんの方も高級ブランドで身を固めるわけでない。バッグもエルメスやシャネルよりも、サマンサタバサ。そしてお約束のようにストローハットにショートパンツ。ブラ見せランニング見せに、ルーズなニットを羽織っているところも皆同じ。シートをひっくり返して親子連れ、あるいは友人と座り、話よりもメールに熱中しているところも同じだ。なぜか荷物は網棚に置かず通路に置き、車内販売の人を困らせてるところも共通している。 グリーン車にたむろするこの人たちを私は「高級ヤンキー」と名づけ、常に動向に目を光らせていたが、彼らの正体がまるでわからない。

    ma-rusuke
    ma-rusuke 2011/09/23
    高級ヤンキー
  • 今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記

    三陸の旅を終えて以来、虚脱状態が続いている。 山形が停電から復旧し、テレビやネットで情報を追い続けていたが、この世のものとは思えない津波の映像に震え、ぶらぶら歩いていた釜石の商店街が波に呑みこまれ、あとはもうひたすら恐ろしかった。 地震当日の午前中は、宮城県松島のカフェで原稿を書いていた。午後に山形で用があり、久々に帰郷したところで地震に遭った。その用事がなければ、「いいところだな」と、太平洋岸の町をうろついていたと思う。 最近は、ずっと旅をしていた。 三陸をうろつく前の週は、福島の郡山やいわき市に。海を見ていると、原稿執筆のモチベーションが維持できるという理由で、今年の冬は沖縄や福島、仙台、三陸をぶらつきながら、わりとストイックに原稿に向かっていた。旅をしながら、同時にカンヅメでもあったのだ。 プライベートな空間では原稿がまったく書けないので(個室に入るとロクなことをしない)、家には帰ら

    今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記
    ma-rusuke
    ma-rusuke 2011/03/17
    「被災地に飛んでいきたい」という激烈な熱情よりも、ずっと静かに関心を持ち続ける。