アップル、中国政府に譲歩しユーザーデータの安全性を犠牲にしているとの報道

Appleの最高経営責任者（CEO）Tim Cook氏は、自社がセキュリティとプライバシーのとりでであるかのようにアピールしている。プライバシーは人権だと主張しており、その姿勢の表れとして、自社が暗号化などの保護技術を積極的に導入していることを挙げている。しかし、The New York Times（NYT）は米国時間5月17日、Appleが中国政府の要求に対してますます譲歩するようになっており、中国のユーザーのプライバシーや言論の自由を制限しているとして、詳しい経緯を報じている。 記事は、Appleが中国貴陽市に建設中で6月に完成予定の新しいデータセンターの件を中心に取り上げている。NYTによると、このセンターでAppleのサーバーに中国のユーザー情報が保存される。暗号化で保護されるが、ロックを解除するキーも中国で保管されるという。そのため、ユーザー情報を中国政府が入手する可能性があると

[kamei_rio]

"2020会計年度には売上高の15％近くを占めたほか、製品の多くは中国で組み立てられている"

[k-takahashi]

『Appleが中国政府の要求に対してますます譲歩』『中国のユーザーのプライバシーや言論の自由を制限』　『Appleの検閲対象には、1989年の天安門事件や法輪功、ダライ・ラマ、チベットや台湾の独立』

[sotokichi]

中国以外でも政府の合法な命令や要請で、iCloudサーバにあるデータを提出する場合はある。ただ、中国の場合は、法律のせいでキーを中国国有企業が保管して、中共の非合法アクセスに対してガードを甘くしている。