日本の西洋美術館としては最古参、 このシリーズで いつか訪問したいと思っていた 大原美術館に、ついに行ってきました! 倉敷の美観地区に建つ西洋建築に 一歩足を踏み入れれば、そこには エル・グレコの《受胎告知》から モネ、セザンヌ、ピカソ、マティス、 モディリアーニ、藤田、ポロック‥‥。 日本における 西洋美術との出会いの歴史でも いちはやく収集され、 紹介されてきた 名だたる傑作がズラリと並びます! 学芸課長の 吉川あゆみさんにうかがいました。 担当は「ほぼ日」奥野です。 撮影:ERIC ── この展示室には、 画家としての児島虎次郎さんの絵が。 吉川 そうなんです。 ── すみません、はなはだ不勉強でして、 虎次郎さんの作品を ほとんど存じ上げなかったんですが、 すごくいいなと思いました。 この《朝顔》とか、すごくいいです。 吉川 ありがとうございます。 児島虎次郎という人が 果たして作