土木学会誌は、1915(大正4)年4月に創刊した、土木学会の広報活動の中心である機関誌です。毎月、約4万人の会員だけでなく、国会図書館をはじめとする各種図書館やマスコミ関係機関等にも頒布しています。 会誌の製作は約70名の委員・幹事で構成する土木学会誌編集委員会が担当しています。土木学会の広報にとどまらず、土木業界の最新情報なども提供し、それぞれの土木技術者の専門性に留まらない教養誌としての誌面を通じ、会員だけでなく、土木を社会にアピールしています。 毎月の発行で、毎号バラエティに富んだ魅力的な表紙となっておりますが、表紙デザインは基本的に2年サイクルで変わっていきます。 2021年からの2年間を担当頂きましたのは、イラストレーターのモリナガ・ヨウ氏。2022年12月号で2年間の担当を終えられましたことを記念し、表紙絵24枚を一覧できるようまとめました。細部まで丹念に描かれた美しい土木イラ