リオ・オリンピックで、4つの金メダルに輝いたアメリカ女子体操のシモーネ・バイルズ選手が、発達障害の1種「ADHD(注意欠陥/多動性障害)」であることを明らかにした。 そのきっかけとなったのは、9月13日に世界アンチ・ドーピング機関(WADA)が発表した「ロシアのハッカーによってアメリカ選手の非公開情報が流出した」という声明。その中には、WADAが使用を禁止しているメチルフェニデートを、バイルズが服用しているという情報も含まれていた。ADHDのための服薬も、ドーピング違反とされるのだろうか。 シモーネ・バイルズ選手の矜持 https://t.co/gFU718N2uM pic.twitter.com/iMGD2ka1gG — ドミニカン・ファミリー (@dominicanfamiry) September 14, 2016 しかし、バイルズは正式な手続きを経て、大会中もメチルフェニデートを服