明晰夢の危険性の評価については意見が分かれるようです。 明晰夢を扱った最も古典的で有名な書籍の一つであるスティーヴン・ラバージ 著『明晰夢 夢見の技法』(大林 正博 訳 春秋社)には「第6章 明晰夢の習得」や「第7章 実践的な夢見――明晰夢を応用する」といった章はあり、その第7章には「癒やしの夢」「創造的な問題解決」「願望実現」などの話題が扱われています。 しかし明晰夢の危険性、副作用については一章が設けられて語られているわけではありません。 ネット上で検索してみても、危険性についてはほとんど触れられていないか、触れられていてもそれほど気にされてはいないようです。 むしろ明晰夢は興味深くポジティブなものであり、場合によってはスピリチュアルなものという主張の方が多い印象です。 私自身は、そのような風潮よりもリスクを気にしています。 ちなみにこの瞑想する人noteでは、明晰夢への言及はし