【瀋陽=西村大輔】中国の大連市にある生命奥秘博物館は、ドイツの予言タコ「パウル」の死後、最先端技術を駆使して生前のままの姿で永久保存したいと、飼育しているドイツ・オーバーハウゼン水族館にこのほど打診した。 多様な生物の標本を展示する同博物館は、海洋生物の永久保存技術では世界でもトップクラス。タコのように体内の水分が多い軟体動物の保存は特に難しいとされるが、同博物館は2年前に保存技術を確立したという。 2歳半のパウルはすでにタコとしては高齢で余命は長くないとみられることから、同博物館で最先端技術で保存してはとの声が上がり、11日のW杯決勝直前にドイツの水族館に打診した。もし実現したら、パウルがW杯決勝を予言している情景を復元するという。博物館の担当者は「パウルを永久保存したら世界で巡回展を開き、最終的には優勝したスペインのサッカー協会に寄贈したい」。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く