女子テニスの往年の名選手、元世界ランク1位のマルチナ・ナブラチロワさんが2日、喉と胸部のがんと診断されたことを公表した。ロンドンで2022年7月撮影(2023年 ロイター) [2日 ロイター] - 女子テニスの往年の名選手、元世界ランク1位のマルチナ・ナブラチロワさん(66)が2日、喉と胸部のがんと診断されたことを公表した。 ナブラチロワさんはチェコ出身。1981年に米国の市民権を取得し、その後、同性愛者であることを公表した。2010年にも乳がんと診断されたが、病を克服していた。 ナブラチロワさんは女子テニス協会(WTA)への声明で「このダブルパンチは深刻だが、治すことは可能」とコメント。「いい結果に期待している。しばらく大変だけど、全力で闘う」と述べた。 がんは早期のステージ1で経過は良好。来週から治療を開始するという。 ナブラチロワさんはシングルスとダブルス合わせて、四大大会で通算59