さて、今週の本コラムは、久々となるIT(情報技術)関連のお話でございます。 2006年3月に米国サンフランシスコで生まれ、その4カ月後からサービスを開始した簡易ブログ「ツイッター」。「ツイート(つぶやき)」と称される140字以内の単文を投稿・共有する人気の交流サイト(SNS)で、今年5月現在で全世界に約5億人(うち、アクティブユーザー数は約3億200万人)の利用者を有するまでに成長を遂げました。 そうした急成長を受け、死者130人以上、負傷者約350人が出た今月13日発生のフランスのパリ同時多発テロでも、フェイスブックとともに家族や友人らの安否確認ツールとして大活躍。テロの発生直後にはパリのために祈りを捧げるためのハッシュタグ「 #prayforparis 」が登場し米IT系ニュースサイトなどによると、約10時間で全世界で670万人が利用。 またパリ市民たちが「 #porteouverte