宗次徳二（カレーハウスCoCo壱番屋創業者）
1948年石川県生まれ。 育った家庭は経済的に貧しく、食べるものにも事欠く状態だったとい う。極貧生活の中、反骨精神が培われたとともに、父親のためにシケ モクを拾ったささやかな経験が、「人を喜ばせる喜び」を意識させた。 1974年、夫婦ふたりで喫茶店を開店。メニューのカレーが評判となり、 1978年に『カレーハウスCoCo壱番屋』を名古屋市郊外に出店。 「だんだん店を増やしていって、支店を１０店出せれば大成功」と考 えていた。 1981年、「フランチャイズに加盟したい」と希望する人が出てきたた め、社員のれん分け制度・ブルームシステムを発足。 加盟店はフランチャイズにありがちな、本部へのロイヤリティは一切 必要なく、物件確保・店舗設計等のあらゆるバックアップを受けられ る。 ただし、グループの一店舗として、マニュアルに沿った一定以上のレ ベルを保つことを厳しく要求される。 この独自の制度が
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