米GoogleのプログラムマネージャーAnthony Laforge氏が22日(米国時間)に、Webブラウザ「Chrome」の安定版のリリース・ペースを加速させる計画を明らかにした。現在の倍のペースに相当する6週間ごとの新しい安定版リリースを目標に、今後数カ月をかけて新しいリリースプロセスをロールアウトしていくという。 サイクルタイムの短縮について、Laforge氏は3つの狙いを挙げている。 まず、これまでよりも早くエンドユーザーが新機能を体験できるようにする。開発段階の機能を積極的に投入するという意味ではない。これまで同様に安定版においては安定動作や品質を最優先する。ただ現在のリリース・ペースでは、開発が完了したいくつかの新機能が安定版のバージョンアップを待ち続ける状態にあった。リリースの頻度が増えれば、各アップグレードに含まれる新機能の数は減少することになるが、準備が整った機能がすぐに