全日本スキー連盟(SAJ)は26日、スノーボード男子ハーフパイプの強化指定選手2人(未成年)が2月の全日本選手権後に飲酒し、同席した成年の強化指定選手2人も飲酒を黙認していたと発表。助成金の返還を検討している。 SAJは4月にもスロープスタイルの強化指定男子選手(未成年)2人が、米国遠征中に大麻を使用したとして事実上の除名処分を科している。 この問題について、トリノ五輪スノーボードハーフパイプ日本代表でサブカルタレントの成田童夢(31)が27日、本紙の取材に対し、スノボ選手の現状と問題点を語った。 以下、一問一答。 ――なぜ問題が頻発するのか 童夢:スノボは比較的娯楽性が高いスポーツ。アウトローな雰囲気の選手が多く、その場のノリが重視される。判断能力に乏しい未成年選手は、そういう悪そうなノリが格好いいと思い込んでしまう傾向にある。 ――選手は代表の重さを理解しているのか 童夢:スノーボーダ