日本の企業で作成しているExcel表の多くは、罫線の使い方やフォントの指定、色使いなどに問題があり、非常に見にくい。読み解くのにも時間がかかるので、グローバルなビジネスではとても通用しない。見やすく美しいExcel表を作成するための作法を、五常・アンド・カンパニー代表取締役の慎泰俊氏が解説する。筆者は「外資系金融のExcel作成術」(東洋経済新報社)をはじめ、これまでの著書で一部の人にとっては
多くのビジネスソフトウェアユーザーと同じく、私もジェネラリストだ。私の仕事では毎日、少しの数字の分析と作文、そして少しのページレイアウトとスライドショーの作成、あるいは少しの報告書作成などが必要となる。その作業の多くで、さまざまなOfficeアプリケーションが役に立ってくれる。しかし、一部の作業は、頭の中にやり方の記憶が残るほど頻繁には発生しない(そう、悪いのは私ではなく作業の方なのだ)。 Excelがそのいい例だ。私は毎日Excelを使うが、データや簡単な数式の入力以上のことをする必要があることは滅多にない。このため、何か少し難しいことが必要な作業になると、私がそれを以前どうやってそれをやったかを思い出すのに、かなりの時間を無駄にしてしまう。そして、オンラインヘルプから役に立つ情報を引き出そうとしてさらに時間を使ってしまうのだ。 イライラするし、非生産的だし、少し恥ずかしくもある。 この
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