【読売新聞】 京都市観光協会が市内の宿泊施設や飲食店の外国語の案内表示を調べたところ、約500か所でミスが見つかった。語学ができる人材の不足やAI(人工知能)翻訳に頼っていることが背景にある。同協会は「インバウンド(訪日外国人客)が
奥出雲言葉のポケットブックとDVDを紹介する宇田川和義館長(中央)ら奥出雲弁研究会のメンバー=島根県奥出雲町佐白、奥出雲多根自然博物館 島根県奥出雲町に伝わる方言をまとめた『これぞ奥出雲言葉100選』を地元住民や方言研究者らでつくる奥出雲弁研究会(安部悟会長)が発刊した。観光客や住民同士で楽しんでもらいたいと、活用を呼びかけている。 2022年11月に同会が出した『ほんねぇ がいにおもっせぇ~! 奥出雲ことば』に続く第2弾。メンバーが幼少期によく使っていた言葉などを選び、「トップテン」をイラスト付きで紹介した。残りはあいうえお順に並べて掲載。それぞれ意味や語源を示した。 トップテン入りしたのは主に旧仁多町でよく使われる「ふぁー」など。「(雨が)降る」の意味で、日常会話で使ってもらえるように「明日は雨がふぁーかもしれんがね」と、例文を付けた。 このほか、駆けっこを意味する「とんこう」なども幼
ドン・キホーテの「方言Tシャツ」が好調だ。地元密着の取り組みとして数年前に青森県内の店舗で販売を開始したところ、反響が大きかったことから103店舗に拡大(2024年3月現在)。どういった経緯で生まれたのだろうか。同社の広報担当者に聞いた。 方言Tシャツには、各地域で親しまれている方言がデザインされている。例えば、青森県内では「がっふぇ」「んだんだ」「もつけ」といった津軽弁Tシャツを1419円で販売していた(2023年のケース)。直近のケースだと、2024年5月29日にオープンする「ドン・キホーテ燕店」(新潟県燕市)において、方言Tシャツを県内で初めて取り扱う。
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金仁淑《Eye to Eye, 東京都現代美術館 Ver.》2024年 「翻訳できない わたしの言葉」展示風景、東京都現代美術館、Photo:金仁淑 ©KIM Insook 東京都現代美術館で『翻訳できない わたしの言葉』が7月7日(日)まで開催中だ。参加作家は、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑(キム・インスク)。この5人の作品を通じて、個人の中に蓄積されてきた経験の総体から生まれる「わたしの言葉」に耳を澄まし、その言葉や思いをそのまま受けとってみようと提案している。同展ではブラジルポルトガル語、アイヌ語、手話などが登場するが、たとえ同じ日本語を使っていても、ひとりひとりの言葉の使い方、語彙の選び方、発音の仕方などに個性があり、ひとりひとり違う言葉を喋っているとも言える。また、誰でも話す相手や場に応じて言葉を使い分けてもいる。相手の言葉も自分の言葉もそんなひとり
「こっちに来そ!」「雨がプル」地域の人たちと一緒に作る「ふるさと言葉の紙芝居」静岡市の山間地・井川地区の方言継承へ 言語学の専門家によりますと、静岡県の方言を大まかに分けると、西部・中部・東部。そして、井川方言の4つに分類できるということです。貴重な方言を残すために、元来の井川の言葉で語る紙芝居づくりが始まりました。 静岡市街地から車で2時間かかる井川地区です。井川の方言を研究する言語学者・谷口ジョイ教授です。 <静岡理工科大学情報学部 谷口ジョイ教授> Q.井川の方言は、どのくらいピンチですか? 「非常に深刻な危機にあると思います。継承が途絶えている状況です。セリフの部分だけ井川方言にして、子どもたちにも理解してもらえる形で」 紙芝居の主人公は、三十人力の逸話が残る井川の英雄「てしゃまんく」です。紙芝居のセリフの原案は、谷口教授が考えています。これを井川で生まれ育った人にチェックしてもら
〈カッコいい俺の兄貴の車〉…あれっ、と思われた皆さん、鋭いです。そう、こう書いてしまったら〈カッコいい〉のは「俺」なのか「兄貴」なのか「車」なのか、がまるではっきりしない▲長崎北陽台高の卒業生で言語学者の川添愛さんが著書「ふだん使いの言語学」で悪文の“お手本”として紹介していた。きょう5月18日は「5.10.8」の語呂合わせで「ことばの日」▲記事を書くときに心掛けていることの一つは「ひと通りにしか読めないように書く」ことだ。ちなみに、冒頭の一節は「修飾関係があいまいです」と記者端末の校正機能も警告を▲さて、言葉-意思や感情を音声で伝達するのはヒトだけが持つ能力ではないらしい。シジュウカラは鳴き声で「集まれ」「ヘビだ」などと会話するそうだ。鳴き方には地域性もあるという。方言だ▲〈言葉はまるで雪の結晶〉-人気バンド「Official髭男dism」のヒット曲にこんな一節がある。綺麗(きれい)で揺
インタビューに答える名古屋外国語大学の亀山郁夫学長=4月5日、東京都世田谷区 ロシアによるウクライナ侵攻は3年目に突入し、出口の見えない戦争による無辜(むこ)の民衆の犠牲は増えるばかりだ。果たして戦争を止めることはできるのか。争いが争いを生む、憎しみの連鎖は断ち切れるのか。容易に答えが見つかりそうもない問いを抱えたまま、ロシア文学者であり、翻訳者であり、恩師でもある亀山郁夫さん(75)を訪ねた。 亀山さんは2006年に発表した「カラマーゾフの兄弟」の新訳によって、21世紀にドストエフスキー(※)作品への新たな窓を開き、昨年にはその5大長編小説の翻訳を完成させた。スターリン(※)時代のソ連の芸術と政治権力の関わりについての多くの著作もある。再び「戦争」と「独裁」に覆われようとしているロシアを、そしてウクライナを見つめる文学者のまなざしとはどのようなものなのか、話を聞いた。(時事通信編集委員
「ゆる言語学ラジオ」で話題沸騰&緊急重版! 『ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界』増刷出来です!あなたは視覚思考と言語思考どちらのタイプ? 2023年7月25日にNHK出版より発売された、『ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界』が、人気ポッドキャスト「ゆる言語学ラジオ」で取り上げられたことで話題沸騰。「ほしいのに買えない!」とのお声多数につき、この度緊急重版が決定いたしました。今週より書店店頭やオンライン書店にて増刷分が流通いたします。この機会にぜひお手に取ってください。 紙書籍派の方、お待たせいたしました! 『ビジュアル・シンカーの脳 「絵」で考える人々の世界』は、ゆるく楽しく言語の話をするポッドキャスト「ゆる言語学ラジオ」で取り上げられて以降、オンライン書店では軒並み在庫切れ、書店店頭でも品薄状態となりました。「買おうと思ったが買えなかった」「電子書籍で買
中国で上海語を使ったドラマの大ヒットなどを機に、上海語への若者の関心が高まっている。上海市では地元の言葉を使うお笑いの公演や語学講座も盛況だ。1992年に標準中国語の普及のため小中学校で上海語の使用が禁止され、話せない若者が増える中、復活への期待が高まっている。(共同通信=柴田智也) 上海語は上海市で話される方言で、アヘン戦争後の1843年に上海港が開港して人口が流入した結果、独自に形成された。「こんにちは」は標準語で「ニーハオ」だが上海語で「ノンホー」と表記も発音も異なり、標準語とでは会話が成立しないほどの違いがある。 昨年末から、1990年代の上海を舞台に主人公が成り上がる様を描いたドラマ「繁花」が大ヒット。独自の表現にあふれた上海語版は地域を越えて注目を集め、上海語ブームが起きた。 ブームに乗り、市内の上海語トークショーの会場は若者ら約200人で埋まった。男性コメディアンが「夫が掃除
認知症は患者から少しずつ過去の記憶やコミュニケーション能力を奪い去っていき、その人が大切にしていたものや家族すら思い出せなくなってしまうことから、時に「長いお別れ」と呼ばれることもあります。ところが、古くは19世紀から一部の認知症患者が突然明晰(めいせき)な意識を取り戻し、家族や友人と昔のように会話を交わしたり、失っていた過去を思い出したり、食事をしたりする事例が報告されていました。患者が一時的に認知症状態から「戻ってくる」ように見える現象について、心理学者が解説しています。 Terminal lucidity: why do loved ones with dementia sometimes ‘come back’ before death? https://theconversation.com/terminal-lucidity-why-do-loved-ones-with-dem
日本に住んで10年以上になるというブロガーのマルコ・ジァンコッティ氏は、そのことを海外の人に話すと、尊敬と困惑が入り交じった顔をされるとのこと。なぜなら、日本語は不可解で、その習得は日本で暮らす上で避けては通れない苦行だと考えられているからです。しかし、そんな日本語こそこの国の最大の魅力だと語るジァンコッティ氏が、「The Beautiful Dissociation of the Japanese Language(日本語の美しい解離)」と題したブログ記事で、多言語話者ならではの目線で日本語のユニークな特性を解説しました。 The Beautiful Dissociation of the Japanese Language - Aether Mug https://aethermug.com/posts/the-beautiful-dissociation-of-the-japanes
小説を読むことは認知能力をアップさせるようです。 独ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルク(JMU)の新たな研究で、小説のようなフィクション作品を読むことは、言語能力や共感能力を含む認知機能の向上をもたらすことが明らかになりました。 また小説ほどの効果はなかったものの、ノンフィクションの文章を読むことでも有意な効果が確認できたとのことです。 研究の詳細は心理学雑誌『Journal of Experimental Psychology:General』に掲載されています。 People who read a lot of fiction tend to have better cognitive skills, study finds https://www.psypost.org/people-who-read-a-lot-of-%ef%ac%81ction-tend-to-have-b
オランウータンは自然を「薬箱」として利用する術を心得ているようです。 独マックス・プランク動物行動研究所(MPI of Animal Behavior)はこのほど、インドネシアの熱帯雨林にて、オスのオランウータンが薬草を傷口に塗り込んだり、貼ったりして、自己治療する様子の記録に成功したと発表しました。 このように薬効の知られている植物を使ってケガを治した事例は、ヒト以外で初めて確認されたという。 薬草による創傷治療の起源はヒトとオランウータンの共通祖先にまで遡るのかもしれません。 研究の詳細は2024年5月2日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されています。 Orangutan treats wound with pain-relieving plant https://www.mpg.de/21886982/0429-ornr-first-evidence-for
この10年間で、人工知能(AI)の力を活用して様々な鳥の鳴き声を識別するアプリがたくさん登場し、科学者やバードウォッチャーに利用されている。さらに、AIが鳥の行動や分布を特定できることを示す研究が増えており、その結果は保護活動にとって極めて重要だ。愛鳥週間によせて、AIが鳥の保護にもたらしている大きな変化と科学者たちの取り組みを紹介しよう。 米西部のシエラネバダ山脈の緑豊かな森林では、毎年春になると、科学者たちが1600個以上の弁当箱サイズのレコーダーを隠す。夏の終わりに回収されるまで、これらの機器は100万時間分の音声を録音する。その中には絶滅危惧種であるニシアメリカフクロウ(Strix occidentalis occidentalis)の鳴き声が含まれていることが多く、この鳥が過ごす場所について貴重な情報を教えてくれる。(参考記事:「北米の鳥が激減、半世紀で約30億羽、3割が消えた」
ラクスの行動は、インドネシア、スマトラ島のグヌンルセル国立公園内にあるスアックバリンビン研究ステーションを取り巻く熱帯雨林で観察された。研究センターは1994年から、周囲の保護林に生息したり、頻繁に姿を見せるオランウータンを観察してきた。動物たちに干渉することなく、あくまで見守る形で、その動きや行動を注意深く追跡、監視、記録している。 「決して彼らの邪魔にならないように数十年間観察を続けてきた結果、向こうも私たちのチームが近くにいることにすっかり慣れてしまいました。人間の存在を無視してもいいのだとわかり、完全に野生のままの姿を見せてくれます」と、ラウマー氏は言う。 研究センターの周辺の熱帯雨林は、スマトラオランウータンが地球上で最も密集している地域だ。オランウータンの生息地は、森林伐採によって年々縮小している。そのため、本来単独行動を好むオランウータンたちが、お互いに近い場所で暮らさなけれ
ドミニカ共和国近海を泳ぐマッコウクジラの親子。(PHOTOGRAPH BY AMANDA COTTON) マッコウクジラの「会話」がどれほど複雑であるかを明らかにする全く新しい方法が、5月7日付で学術誌「Nature Communications」に発表された。マッコウクジラの発するクリック音には、コーダと呼ばれる通常2秒以内の反復可能なパターンが少なくとも150あることが知られている。これまではコーダを一つひとつ分析していたが、追加の音やコーダとコーダの関連性、リズムやテンポなど新たな要素に着目したところ、「マッコウクジラの音声のイロハ(アルファベット)」を初めて明らかにした。クジラたちが何を話しているのかまではまだわからないが、この発見がそれを知る足がかりになる可能性がある。 「マッコウクジラのコミュニケーションシステムの基礎的な構成要素を理解するうえで、極めて重要な第一歩です」と、米
薩摩焼で知られる鹿児島県日置市東市来町美山の沈寿官窯敷地にあるほこらに記された制作年や人名が、近くの玉山神社の棟札とされる陶板に書かれている年代、人物名と一致していることが分かった。文久元(1861)年、「朴十山」「朴正伯」など陶工の名前が刻まれている。ほこらも薩摩焼で作られており「窯神」と伝わる。調査した同市教委の下小牧潤さんは「窯神と神社、互いに深い関係性があったようだ」と話す。 窯神の文字は以前から知られていたが、一部判読できない状態だった。下小牧さんが3次元(3D)計測でデータ化したところ、全文を読み取れ、陶板の棟札と同じ内容であることに気づいた。 窯神と陶板には陶工のほか、「渋谷休阿彌」「八田甫悦」など藩の役人の名前がある。陶板は玉山神社の造り替えに伴うものとされ窯神も関連して作られた可能性があるが、沈寿官窯に伝わった経緯は分からない。 神社の棟札は木、ほこらは石や木で作られるこ
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