北尾政美という人物を知っている方はどれだけいるでしょうか?私もつい数日前に知ったばかりなのですが、江戸時代中期の浮世絵師です。 北尾重政に師事したのちに浮世絵師として活動をし、寛政6年には鍬形蕙斎(くわがたけいさい)と称し狩野派 狩野惟信に師事することとなります。後に今回紹介する作品「鳥獣略画式」を手がけました。ですので北尾政美の作品というよりは鍬形蕙斎の作品と言ったほうが正しいですね。 北尾政美は現在ではなかなか聞かない絵師ですが、当時は葛飾北斎と同時期に活躍し評価されていた絵師の一人です。 北尾政美の作品にはなかなか興味深いエピソードがあり、そのエピソードとは彼の描いた略画式シリーズ(鳥獣略画式のほかに人物略画式や山水略画式などあり)の作風を葛飾北斎が真似したというもの。しかも北斎が真似をし発刊した作品とは、現在でも人気の高い北斎漫画というから驚きです。 北尾政美の略画式は北斎以外の絵
人間に恋したペンギンがいる。松江市の花鳥園「松江フォーゲルパーク」のケープペンギン、さくら(10)。飼育員の野津剛(のつたけし)さん(40)に、バレンタインデーの女性顔負けの猛アタックを続けている。決してかなわぬ思いなのに……。 「女心」に気づきもしなかった野津さんが、さくらの熱い視線を初めて意識したのは昨年12月。「後を追ってるよ」という同僚の一言がきっかけだった。確かにさくらは首をふるわせ、寝そべって交尾に誘う求愛行動をとっていた。 ペンギンプールの囲いの外を歩く野津さんを見つけると、岩場から下りてきてぴったり並走。隣の温室で見かけると猛スピードで追跡。なでられると、気持ちよさそうに目を閉じる。 嫉妬もすごい。野津さんが手にするものは、ウサギなど動物だけでなく、人形や携帯電話でも足をつついて抗議する。ヤキモチが原因で他のペンギンとケンカになるため、人気イベント「ペンギンの散歩」からも外
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