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学問と仕事に関するken_woodのブックマーク (11)

  • 子連れの妻が「Dr.」であることを空港で疑った日本の深い闇(中川 まろみ)

    私は自然科学を専門とする研究をしており、共働きのと2人の子供、そして1匹と共に、オーストリアに住んでいる。 も同じく自然科学系の研究で博士号を取得しているが、ある理由から、研究者としての道には進まずにまったく別の仕事をしている。このことについては追って詳しく述べたいと思う。 まずは、twitterに投稿したら大きな反響があった、が体験したある出来事について紹介したい。 「Dr.で間違いないでしょうか」 それは数カ月前に、が下の子を連れて仕事で日に帰ったときのこと。仕事を終えてオーストリアに戻る際、日の空港のチェックインカウンターで「(チケットに)Dr.と表示されていますが間違いないでしょうか」と質問されたのだ。 なぜ、その航空会社の人はそんな質問をしたのか。 欧州の多くの国でそうであるように、私たち家族が生活するオーストリアでも、性別に関係なく個人のキャリアに対する尊重は大き

    子連れの妻が「Dr.」であることを空港で疑った日本の深い闇(中川 まろみ)
    ken_wood
    ken_wood 2019/06/30
    >妻もかたちだけ見ると「よくある理由」で研究者のキャリアを諦めた。しかし、これらの理由の裏には多くの場合「よくある」で片付けてはならない、それぞれの苦悩が隠れている。「より鈍感であれ」と言う圧力。
  • 例えば、攻撃がうまくいかないとき改善する方法【岩政大樹の現役目線】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

    例えば、攻撃がうまくいかないとき改善する方法【岩政大樹の現役目線】 相反するように見えるものが処方箋になる 両立とは一方がだめになったときの保険ではない 僕はサッカー選手には珍しく、数学の教員免許を持っています。この歳になって数学を勉強し直す気力はなく、数学の教員になることはないと思いますが、数学的な考え方はサッカーに生かされています。 数学を学ぶことで論理的な思考力が養われると言われています。数学とはそもそも論理を数式で表したものですから、数学に取り組むことで論理的に考える素養が身につくことは自明でしょう。 少しでも話し込んでいると、鹿島時代のチームメイト(特にゴールデンエイジの面々!)によく「話が長い!」(「理屈っぽい!」と同意)と突っ込まれましたが、そうした私であることは自分でもよく理解しております。 今日お話ししたいのは「両立」についてです。両立とは、一方がダメになったときのための

    例えば、攻撃がうまくいかないとき改善する方法【岩政大樹の現役目線】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
    ken_wood
    ken_wood 2017/04/21
    >両立とは保険ではない。攻撃と守備、メンタルとフィジカル、勉強とサッカーも、違うところに並び立っているように見えるものですが、実はそれらは繋がっていて、混ざり合っているものなのです。
  • とれるだけ仕事をとってはいけない : タイム・コンサルタントの日誌から

    最初に、損益分岐点の説明からはじめよう。企業は、製品やサービスを売って売上を得る。しかし、世の中にタダの物はないので、そこには必ず費用(原価)が発生する。その費用が製品の販売数量に単純に比例する場合、企業は売上に比例した利益を得ることになる。この関係を図(a)に示す。横軸は、売上である。工場の視点から言うと、売上向上すなわち稼働率向上を意味するから、横軸は稼働率と見てもよい。縦軸は金額で、実線が売上高を、点線が費用を示す。費用は純粋に、売上高に比例する。これを変動費ともいう。売上に伴って、変動するからである。たとえば製品を作るのに必要な原材料の購入費がそうだ。あるいは、製品を加工するための外注費などもそうだ。 ところが、企業にはこれとは別に、売上高にまったく関係なく、固定的に発生する費用がふつうある。これを固定費という。その典型例は、設備機械の減価償却費である。あるいは、従業員の給料なども

    とれるだけ仕事をとってはいけない : タイム・コンサルタントの日誌から
    ken_wood
    ken_wood 2015/03/05
    >「製造業を捨てた」はずの米国では今なお、工場物理が盛んに研究されている。一方「ものづくりが日本を救う」はずのわれらが社会では“数式の載った本なんて出版しても誰も買いません”と出版社がいう始末だ。
  • 不確実な世界ではビッグデータは役に立たない - himaginary’s diary

    引き続き、ギーゲレンツァーのインタビューからの引用。 Gut feelings are tools for an uncertain world. They’re not caprice. They are not a sixth sense or God’s voice. They are based on lots of experience, an unconscious form of intelligence. I’ve worked with large companies and asked decision makers how often they base an important professional decision on that gut feeling. In the companies I’ve worked with, which are large i

    不確実な世界ではビッグデータは役に立たない - himaginary’s diary
    ken_wood
    ken_wood 2014/06/24
    >直感は不確実な世界向きのツールです。それは気まぐれとは違います。第六感や神の声とも違います。それは数多くの経験に基づいた、知性の無意識の形態なのです。
  • 火曜日 - 日々の研究[STAP細胞]

    研究を進めるとき、自分の喜ぶ結果がでたら、ほとんど確実にミスがある。これは、研究者にとって普遍的な現象だと思う。また、間違ってない発見をしても、冷静になるとつまらないことも多い。新しくて意味のあることを見つけるのは想像以上に困難であり、精神がすり減るようなことを繰り返し経験する。しかし、そういうことは気で研究をしないと分からない。研究者になる前の僕が一人で研究を始めたとして、それを意識できたかどうかは分からない。真剣に科学にとりくむ環境があってこそ、そういう経験が「普通に」できたのだと思う。 某細胞の件。日曜日には、意図的な捏造の可能性が高くなって呆然とした。しかし、そうする理由が全く理解できなかった。今日の学位論文のイントロには驚いたが、落ち着いてくると何となく分かってきた。要するに、O氏の周りには研究環境がなかったのだ。結果を出さないといけないプレッシャー云々とか、そういうのに駆動さ

    火曜日 - 日々の研究[STAP細胞]
    ken_wood
    ken_wood 2014/03/13
    >O氏の周りには研究環境がなかったのだ。O氏にとっての「研究」とは最初の最初から切り貼りするようなものだったと想像する。そういう夢の世界の住人が科学の世界の真ん中にいたのはどうしてか。
  • 専攻別にみた大学教員の構成変化

    「就職決まった?」 「うん,決まった」 「なにそれ,正規?」 「うん,正規」 「おー!」 学生さんの間で,こういう会話が交わされるのをよく耳にします。いつからか,われわれは,正規就業か非正規就業かという区分に,とてもセンシティヴになっています。 それもそのはず。現在では,働く人間の4人に1人が,ハケンやバイトといった非正規就業です。新卒年齢の20代前半では,この比率は約4割にもなります(2010年の『国勢調査』より計算)。また,正規と非正規の間には,給与等の就労条件に歴然たる格差が横たわっていることもよく知られています。 「正規ですか,非正規ですか?」。この問いの根底には,前近代社会において,相手の身分を尋ねる時にも似た思惑があることが少なくありません。そして,返ってくる答え次第で,相手に対する態度をガラッと変えてしまう・・・。悲しいことです。 さて,大学教員などは,非正規の比重が高いとと

    専攻別にみた大学教員の構成変化
    ken_wood
    ken_wood 2012/09/26
    >「ちょっとゴメン。時間ないんだわ。もう別の大学行かないと…」学生さんの側にすれば,何度も何度もこんな拒絶反応を示されたら,勉学意欲も萎えてくることでしょう。「なに,この大学?先生は,みんなバイト??
  • 元より「博士後期に進む」って決めた時点で人並の人生も幸福も期待なんかしてない - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

    なんか、はてブで最近ポスドクとか博士号取得者のその後の悲惨な末路の話が色々なところで聞かれるが・・・ 大学は、なぜ大学院生を増やしたいのか : 5号館を出て http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=6690 高学歴ワーキングプア - を償うにをもってせよ http://d.hatena.ne.jp/Mr_Rancelot/20071027/p1 これはあれか、俺は読んでないけど「高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)」っての影響とかあるのか、やっぱ。 min2-flyは今は学部生で、来年から博士前期に進学が決まっていて(卒業できれば)、かつ将来的には博士後期まで進みたい研究者志望なわけですが。 なんつーか、上のエントリのどれを読んでもいまいちピンと来なかった。 あれですか。 昔は

    元より「博士後期に進む」って決めた時点で人並の人生も幸福も期待なんかしてない - かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)
    ken_wood
    ken_wood 2007/10/29
    >「博士後期へ進む」は「研究者になる」選択肢へのルートで「小説家に・スポーツ選手に・ミュージシャンになる」のとリスクの高さも変わらない。「こんなことになるなんて思わなかった」とは言えないわけですよ。
  • MORI LOG ACADEMY: 打ち返すのは得意だが

    WEB Davinci Last update 20 Jun,2004. WuƂɂ͏cDɊ҂BvԊO WuguKN̍hɕqȕ|͂ǂꂾHvԊO eWB fڎ҂ɂ͒IŐ}v[gI ̃v`i{ 6/5UP cȐ̖{oł�Â錻݁A ̒{ɂ낢{ɏo̂͂ȂȂނB vĂǎ҂݂̂ȂɁA_EB`ҏW Acホテル東京銀座 東京都 Anaインターコンチネンタルホテル東京 東京都 Bulgari Hotel 東京都 The Aoyama Grand Hotel 東京都 THE GATE HOTEL 東京 by HULIC 東京都 ウェスティンホテル東京 東京都 キンプトン 新宿東京 東京都 グランドプリンスホテル新高輪 東京都 ザ・キタノホテル東京 東京都 ザ・キャピトルホテル東急 東京都 ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル 東京都 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホ

    ken_wood
    ken_wood 2007/05/24
    >バッタ型の人間が多い。みんな問題が出るのを待ちかまえている。リアクションならば得意だ。でも、自分から発するものを持っていない。この才能の方が社会では使いやすいが研究職はこのタイプではものにならない。
  • すごかった米国の若手研究者 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    4月にこの欄で,「ワイヤレス技術者の地力は十分か」という記事を書きました。ワイヤレス技術がデジタル家電などに普及し,ワイヤレス分野に携わる技術者がどんどん増えましたが,まとめ役である機器メーカーでは全体像や基を把握している技術者が必ずしも育っていないという声がある,という内容でした。 その記事に対して,読者の方からいくつかコメントをいただきました。その中に,次のようなご意見がありました(一部抜粋です)。 旧態依然のパラメータ振りによって特性を序々にしか改善できない日的な技能的,経験的,アマチュア的な技術者では,基方程式から電磁場の状態を表現,解析できる「物」の技術者には勝てません。残念ながら日にはその類の技術者は居ません。(口先で出来ると言う人はいますが,欧米の技術者との差は歴然です) これを読んで,13年前の1994年の話になりますが,米国で会ったUniversity of C

    ken_wood
    ken_wood 2007/05/11
    >旧態依然のパラメータ振りによって特性を序々にしか改善できない日本的な技術者では,基本方程式から電磁場の状態を表現解析できる「本物」の技術者には勝てません。口先で出来ると言う人はいますが差は歴然です。
  • 理系学生が論文を書くべき利己的な理由:Geekなぺーじ

    私は理系学生は出来るだけ大量に論文を書いた方が良いと思っています。 大学に残りたい人以外にはあまり意味がないと思われがちな論文書きですが、将来大学に残りたい人と同様に、将来就職をするつもりの人も論文を書くべきだと思います。 今回は、大学に残るつもりが全く無い人も論文を書くべき理由を書いてみたいと思います。 就職に有利になる 最近の就職活動では、人事担当者がGoogleなどで応募者の名前を使って検索をする場合があります。 「私は学生時代に○○の研究をしていました」と胸を張って説明しても、論文が一つも検索で出てこないようでは信憑性がなくなってしまいます。 同じような研究をしていた応募者が二人いて、論文をたくさん書いている人と全く書いていない人がいれば、多く論文を書いていた人が有利になる場合があります。 技術者の中には、不必要な資格は実践では役に立たないと思っている人もいます。 また、採用側に論

    ken_wood
    ken_wood 2007/05/08
    >最近の就職活動では、人事担当者が応募者の名前を検索をする場合があります。論文が一つも検索で出てこないようでは信憑性がなくなってしまいます。成果を体系的にまとめ、アピールをする練習になる。
  • 知識が摘み取る創造力の芽 : 小野和俊のブログ

    こういうものをつくりたいと思います。 それはすでに世の中にある別のものでも十分なのだ。 他の会社は先駆けてその分野に着手している。 差別化ポイントは? 調べに調べつくして、 他の人がもうやっていることだったのかと落胆して 何も始めずに終わる人もいる。 何も知らずにトップに躍り出る人もいる。 誰よりも遠くまで飛べた人。 彼らは、躍動する筋肉を楽しんでいた。 風を切って風景がみるみる変わっていくことに興奮していた。 明日もこのことについてずっと考えていたい。 そう思えるものがある人には、知識なんて不要なのだ。 それをやっている人はもういますよ。 それは今からやったって難しい。 最先端の研究ではこうなっている。 速く走ろうとしている者の前に、 そんな指摘がどれほどの意味を持つのか。 彼らが無邪気でいられなくなったときには、 過去に同じ境遇にあった人の話を、しみじみと眉をひそめて聞くだろう。 壁を

    知識が摘み取る創造力の芽 : 小野和俊のブログ
    ken_wood
    ken_wood 2005/12/16
    >速く走ろうとしている者の前に、そんな指摘がどれほどの意味を持つのか。要約してしまえばまったく同じものに見えるものでも、細部に宿るこだわりが、同じように見えるものをまったく別のものにする。
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