ニコンは5月10日、デジタルカメラとレンズの一部製品で出荷価格を18日から値上げすると発表した。カメラは12機種が対象となる。 ミラーレスカメラ、デジタル一眼レフカメラ、コンパクトデジタルカメラおよびNIKKORレンズが対象。合わせて60製品以上に及ぶ。 例えば69万8500円で販売している「Z 9」のボディは77万2200円に値上げ。39万8200円の「Z 7II」は42万9000円となる(いずれも直販サイトの価格)。 ニコンは「昨今の原材料費の高騰など厳しい環境の中、効率化・合理化を進めコスト削減に努めてきたが、企業努力だけでは中長期的にコスト上昇を吸収できない状況となり、価格改定を実施することにした」と説明している。 関連記事 「Z 9」にニコンの本気を見た 容赦なく詰め込まれた最新技術で撮影が快適に ソニー、キヤノンの後塵を拝したと見られていたニコンが猛ダッシュで最前線に躍り出た感