18日午前5時40分ごろ、堺市堺区北向陽町1丁の阪神高速道路堺線の下り線で「車が燃えている」と110番通報があった。府警によると、追い越し車線でワゴン車とごみ収集車の計2台が全焼し、それぞれの運転席から1遺体ずつ見つかった。 ごみ収集車は進行方向とは逆向きで停車し、2台は正面衝突していた。現場にはスピンした形跡が見つかっていないことから、府警は、ごみ収集車が逆走したか調べるとともに、遺体の身元確認を急いでいる。 高速道路交通警察隊などによると、ごみ収集車は大阪府泉大津市の産業廃棄物の収集運搬業の男性(78)名義。ワゴン車は堺市西区のビルメンテナンス会社所有で、同社の男性社員(47)が運転していたとみられている。現場は2車線で、堺ランプの手前約300メートルの地点。