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被験者8人(企業で知的財産管理業務に携わる人たち)に17インチのディスプレイ1台(これをSmall条件とする)、24インチのディスプレイ1台(同Large条件)、17インチのディスプレイ2台並置(同Dual条件)の3つの環境を使ってもらい、実験を行った。 ディスプレイ環境変更の前後約2週間ずつ、被験者のPC操作ログを収集した。操作ログには、マウスやキーボードによるウィンドウ操作(ウィンドウのアクティブ化、移動、サイズ変更)が含まれ、これらが要する総時間を算出した。 その結果、Small条件では作業時間の8.5%をウィンドウ操作に費やしており、現行のウィンドウシステムの改善が必要だと示唆した。Large条件ではウィンドウ操作コストの削減は見られなかったが、Dual条件では13.5%の削減を確認した。よって、ウィンドウ操作コストの観点からは、大画面単一より複数ディスプレイの方が優れているといえ
筆者はこれまで、定期的にVimのプラグイン紹介の記事を定期的に投稿していたのですが、2019年のVim AdventCalenaderに投稿したNeovimでモダンなPython環境を構築するv2(LSPを添えて)以降、ほとんどプラグイン紹介記事を執筆していませんでした。 他のかたの記載されるNeovim環境構築記事を見るたびに、筆者も自分の環境を紹介したいと常々思っていました。 ワシの使っているNeovimプラグインは200個近くあるぞ vim沼: NeovimのReact、TypeScript、Tailwind CSS用セットアップ Neovimでのフロントエンド開発環境 2022 しかしNeovim v0.5のリリース以降、増え続けるluaプラグインの洪水に飲まれ、筆者のNeovim環境はプラグインを入れては消しを繰り返し、安定しない日々を過ごしていました。 Neovim v0.5リ
はじめに こんにちは、検索基盤部の伊澤です。検索基盤部では普段から、ZOZOTOWNの検索機能に関するデータ分析や、データ分析を踏まえた検索性能の改善に取り組んでいます。 検索に関するデータ分析では、検索クエリの傾向把握や課題のあるクエリの特定のために、検索クエリごとの検索結果のクリック率やコンバージョン率といったパフォーマンス指標を評価しています。 本記事では、検索クエリごとのデータ分析に関する情報共有を効率化するため、ウェブフレームワークの「Dash」で開発したダッシュボードを活用した事例を紹介します。 目次 はじめに 目次 検索クエリごとのデータ分析の重要性 分析結果のチーム内共有時の課題 Dashを用いたダッシュボードの開発 Dashとは Dashを選定した理由 検索クエリごとのパフォーマンス指標のダッシュボード 1. 検索クエリごとのパフォーマンス指標のテーブル 2. 検索クエリ
以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「The specific process by which Google enshittified its search」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic どんなデジタルビジネスでも、技術的には「メタクソ化」できる。つまり、ビジネスの根本的な機能をユーザごとにリアルタイムで変更できるため、ビジネス顧客、エンドユーザ、株主の間で価値を素早く移転できるのだ。 https://pluralistic.net/2023/02/19/twiddler/ このスレッドをエッセイ形式で読んだり共有したい方は、私の監視フリー、広告フリー、トラッキングフリーのブログ、pluralistic.netをチェックしてほしい(訳注:もともとのテキストはTwitter上のスレッドに書かれている)。 https://pluralistic.net/2024/0
This beta release is for libraries to prepare for React 19. App developers should upgrade to 18.3.0 and wait for React 19 stable as we work with libraries and make changes based on feedback. In our React 19 Beta Upgrade Guide, we shared step-by-step instructions for upgrading your app to React 19 Beta. In this post, we’ll give an overview of the new features in React 19, and how you can adopt them
以下の文章は、コリイ・ドクトロウの「Google reneged on the monopolistic bargain」という記事を翻訳したものである。 Pluralistic 驚くべきことに、かつてAltavistaやYahooをふっと飛ばし、魔法の検索ツールで世界を驚かせたGoogleが、突如クソの山になってしまった。 Googleの検索結果はひどいものだ。ページの上部はスパム、詐欺、広告だらけだ。始末に終えないのは、その広告も詐欺だらけなのだ。時には、資金力のある敵対者がGoogleを出し抜いて大金を稼ごうと大掛かりな詐欺が試みることもある。 https://www.nbcnews.com/tech/tech-news/phone-numbers-airlines-listed-google-directed-scammers-rcna94766 しかし通常、こうした詐欺を働くのは
※本ページは、アフィリエイト広告を利用しています。 「はじめてでもここまでできる」の本書タイトル通り、読んで3時間ほどでStable Diffusionの画像生成を思い通りにできるようになりました! Stable Diffusionでどんなことができるのかは知っていましたが、実際に自分のPCにセットアップし、プロンプトによる画像生成をはじめ、色塗り指定や画風指定、キャラをAIに学習させての画像生成までできました。Stable Diffusion初心者の人にお勧めの解説書を紹介します。 また、少しやってみたけどTextual InversionやControlNetやLoRAなどがうまく使えない、そんな人にもかなりお勧めです。 本書は「はじめてでもここまでできる」というタイトル通り、初心者向けの解説書です。そして「本格活用」とあるように、ただ使えるようになるだけでなく、塗りの書き込み感、色塗
自分が価値があると思うなにかをリリースしただけで満足していませんか? 曽根原春樹氏:次が4点目の経営者感覚です。すみません、全部は聞けていないのですが、先ほど及川さん(及川卓也氏)と吉羽さん(吉羽龍太郎氏)の話の中で、途中お金の話が出てきていたみたいで、やはり、キレッキレなPMたちを見ていると経営者感覚がすごいんですよね。 そういう人たちがやがて、スタートアップのCEOになったり、VCになったり、今度は他の企業のファイナンスを助ける感じで育っていったりと、人材が巡るエコシステムができている感覚が、シリコンバレーだとあるんですね。 もう少し話をしていきます。1個目ですが、自分の会社が何で収益をあげているのか、なぜ収益をあげることができるのか、みなさんはきちんと説明できますか? 当たり前じゃんと思う人もいるかもしれません。いいんです。当たり前だったら、たぶんその方はきちんと理解されていると思う
2011年6月10日、Evernoteを使用開始。 2014年9月19日、有料プランに加入。 2024年3月23日、クソみたいなメールが届く。 プラン、廃止 いつも Evernote をご利用いただき、ありがとうございます。このたびは今後の Evernote 登録プランに関する変更についてご案内させていただきます。 お使いの Evernote アカウントは Plus から Personal に移行されました。Evernote Plus など、一般のお客様に数年間ご利用いただけなかった従来の登録プランが廃止となったためです。この変更により、Personal プランで利用可能な機能すべてをご利用いただけます。 今後はAnnualの登録プランが現在の Evernote Personal プランの料金 129.99 USD/Yearに合うように更新されます。この料金は次の更新日である2024/4/
これは、複数の他社の人から聞いた話をくっつけたり混ぜたり脚色した話になる。つまるところフィクションだ。 あるIT企業ではチームごとに始業時にスタンドアップミーティングを行っている。スクラムで言うところのデイリースクラムである。よくあるやつだ。 ある日、5〜6人くらいの小規模チームに新しいメンバーが加入した。新卒ではないけれど第二新卒くらいの若さのメンバーであった。将来的にはリードする役職(テックリードだったり、デザインリードだったりそういうやつ)につきたいという、意欲のあるメンバーだ。仮にメンバーを山田としよう。 入社後しばらくした山田からマネージャーに相談があった。 「毎朝、スタンドアップミーティングをしているが、時間の無駄にしか感じない。それぞれが進捗を共有するが、自分には関係ないタスクの話を聞いても意味がないので早くタスク消化に入りたい。」 マネージャーはスタンドアップミーティングの
speakerdeck.com はてなブックマークやxでこの資料が話題になっていた。80%くらいは同意できるが、Slackの部分は個人的にはうーんと思った。特にtimesが好きではなくて、「timesじゃなくてチケット管理システムを使え」と思ってしまった。なんで好きじゃないんだろう?と思ったので整理しておく。 情報が垂れ流しだと探しづらいから timesには思考や調べたことを投稿して、後から見返せるようにしましょうという役割がある。でもそれ、本当に見返せるのだろうか?Slackの検索クエリはGoogleほど絞り込みが効かないし、部分一致の検索でもかなりフィルタリングされた情報がヒットする印象がある。本当に探し出せる気がしない。 また、投稿した人ではない誰かが仕事を引き継いだときに困るんじゃないか、という思いが拭えなくて好きじゃない。例えばエンジニアの退職でリポジトリのメンテを引き継ぐことに
2024年になり、CSSは急速な進化を遂げています。中でもワークフローにも影響を大きく与えるのが、Sassに代わる新機能の数々です。 ネイティブのCSSで変数を扱えるようになり、ネストや:is()疑似クラスや:has()疑似クラスやコンテナクエリ、そしてカスケードレイヤーなどの新機能がモダンブラウザのすべてにサポートされました。これらの機能がSassに代わるものなのか、Sassはまだ必要なのか、を紹介します。 Goodbye SASS , welcome back native CSS by Karsten Biedermann 下記は各ポイントを意訳したものです。 ※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。 はじめに CSSの変数 CSSのネスト :is()疑似クラス :has()疑似クラス コンテナクエリ カスケードレイヤー Sassの未来 Sassよ、さよ
春です。入社式のニュースが流れてくる季節ですが、当社もこの4月に多くの新入社員を迎えることができました。 そんな若者について、そもそもXHTMLという単語は何だろうという反応をするかもしれない一方で、長らくHTMLと付き合ってきた人は、XHTMLについて複雑な想いを抱く方も多いだろうと思います。そんな往年のXHTML1時代を過ごしてきた方に改めてお伝えしたいことは、XHTML(HTML Standardでは正確にはXML構文)でHTMLを書くことが推奨されないことが仕様に明示されるようになるというものです。 これは、HTML Standardを管理しているGitHubにWarn that the XML syntax is not recommendedというプルリクエストが作成されたことによります。 このプルリクエストは、XML構文が記載されている14章に次のWarningを追加するとい
はじめに あなたはブラウザからデータベース(DB)に情報が行き着くまでにどんな技術が使われているか説明できますでしょうか? どのようなプロトコルが用いられ、どの技術を駆使してサーバと通信しているのか、Webサーバでは何が行われ、どのようにして負荷が分散されているのか、トランザクションはどのように管理されているのか、そしてデータベースではシャーディングや負荷対策のためにどのような対策が取られているのか… なんとなくは理解しているものの、私は自信を持って「こうなっている!!」とは説明ができません。 そこで今回は「大規模サービス」を題材としてブラウザからデータベースに至るまでの、情報の流れとその背後にある技術について、明確かつ分かりやすく解説していきたいと思います。 対象としてはこれからエンジニアとして働き出す、WEB、バックエンド、サーバーサイド、インフラ、SREを対象としております。 1.
先日、スクラムフェス福岡でこういう話をしてきました。 speakerdeck.com 特に国内ではここ1, 2年界隈を騒がせている "Four Keys" と呼ばれる4つの指標についての話で、乱暴に内容を一言でまとめるなら、「Four Keysをちゃんと使いたかったらまず出典の本を読もうぜ」というものでした。 元々、Four Keysとか、それを包含する「開発生産性」と呼ばれる分野の世間での使われ方に妙な違和感をずっと感じていたのでこういう話をしに行ったのですが、講演後に現地で議論したりとか、あとこの資料を公開した後の反響を見たりしていて、1つ気づいたことがありました。 それは、世の中でいう "Four Keys" に実は2つの意味があって、その2つがひたすら混同され続けているのでは ということでした。 その2つというのはこれ↓です。 デリバリのパフォーマンスを測る指標 組織のパフォーマン
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