ブックマーク / note.com/anon_press (3)

  • anon records スタート記念! anon pressレコメンド音楽座談会|anon press

    2023年12月に始動したanon recordsでは、2024年2月現在までに、MON/KU「Long, Long, Long October」、KYLE MIKASA「Trash Metal Gabber」の2曲を配信中。今回はそんなanon recordsの開始を記念して、運営メンバーであるanon press編集部による2023年の振り返り座談会をお届けする。印象に残った曲からライブの思い出まで、様々な角度からの音楽放談をお楽しみいただき、次なるanon recordsの動きに期待していただきたい。 MON/KU「Long, Long, Long October」 メンバー紹介平大典(以下、平):今日は、anon recordsの開始を記念して、編集部メンバーで去年の音楽で印象に残ったものやレコメンドなどをざっくばらんに話せればと思います。まず、12月から始まったanon reco

    anon records スタート記念! anon pressレコメンド音楽座談会|anon press
  • 青島もうじき「サロゲート」|anon press|note

    ◆作品紹介 そこに函がある。函とは文字を納める升目であり、宿主を失った貝殻であり、織物をなす糸の空隙であり、空の舟であり、いまだ言葉を発せざる口であり、そして常に贈り物の諱である。AIによる創作と人間による創作が溶け合った世界で、とある小説家を対象にした「フィールドワーク」が開始される。物語は不可思議な交易の習俗を秘めた仮想空間上の16の群島へと広がり、次第に「文字によって何かを語ること」へと波及する。そこでは「物語を語るための文字」と「文字によって語られる物語」が絶えず流転し、無限の物語がたった一つの文字へと宿り直す——それはありうる未来のようにも、創作に臨む者たちが日々経験するささやかな天啓のようにも見える。いずれにせよわたしたちは、文字であれ貝殻であれ、何かに託すこと無しには物語を語り得ない。代理サロゲート、それはまさしく、連綿と続く物語の質へと至る言葉である。(編・青山新)

    青島もうじき「サロゲート」|anon press|note
  • 江永泉/ケンジ・シラトリ「ウェイバックマシン」|anon press

    ◆作品紹介 タイプライターを叩き続ける猿はいつか必ず、あらゆる可能な文字列を出力する——よく知られたこの定理を想起させる文字列が、わずかな変質を伴いながら繰り返される。そもそも猿が出力する文字列の真価とは、シェイクスピアを再生産するような収束ではなくむしろ発散にあるはずだろう。「書く」「かく」「核」「格」「赫」…… 変質する文字列は無数の意味を分岐させ、重ね合わせる。文字列はリバーブをかけられたように尾を引き、次の文字列を侵する。文字列の残響は紙面を反射してまわり、ついにテクストは単一の時間軸をなぞりながら再生されることをやめる。テクストはあらゆる時空間に遍在しながら、気ままにわたしたちに取り憑いてまわる。そこでは、過去と現在と未来は等しい確率で引き出される——時間移動装置ウェイバックマシン。以上は編者のそれっぽい読みにすぎず、実際の作品にはもっと豊穣な世界が湛えられている。ぜひみなさん

    江永泉/ケンジ・シラトリ「ウェイバックマシン」|anon press
    lbtmplz
    lbtmplz 2022/09/21
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