23日午後8時35分ごろ、韓国・済州島発中部空港行きの大韓航空755便(乗員乗客164人、エアバスA300型機)が機体のトラブルで中部空港に緊急着陸した。乗員乗客にけがはなく機体の損傷も確認されていないという。 国土交通省中部空港事務所によると、午後7時55分ごろ、山口県岩国市の南約20キロの上空1万メートルを飛行中、何らかの原因で機内の気圧がコントロール不能になり、中部空港の管制所に緊急着陸を要請した。高度約3千メートルに下げて飛行し、機内の気圧を安定させながら着陸したという。 同機は、午後7時に済州島を離陸し、同8時40分に中部空港に着陸予定だった。