新千歳空港の立ち入り制限区域への扉の位置などを記した図面がインターネット上で誰でも閲覧できる状態になっていた問題で、空港の運営会社が、国土交通省の通知に違反して、無断で図面をグーグル社に提供していたことが分かりました。 この問題は、インターネット上でメールの内容を共有できるグーグル社の無料サービス「グーグルグループ」に、新千歳空港の立ち入り制限区域への扉などを記した図面が、グーグル社のミスで誰でも閲覧できる状態で掲載されていたものです。 空港ビルを管理する北海道空港会社は、非公開とすべき部分を加工せず、グーグル社にそのまま図面を提供していたということですが、その際、国からの通知に反して、国土交通省の空港事務所に事前に相談していなかったということです。 空港会社は当初「事前に空港事務所の許可を得て提供した」と説明していましたが、その後の調査で相談は提供後だったことが分かったということです。
19日午後4時25分ごろ、新千歳空港で、搭乗前の男性(51)が搭乗口から外の駐機場に出た後、本来ならばやり直さなければならない保安検査を受けずに中に戻った。安全確保のため、同じころに出発予定だった10便の乗客計約1250人が改めて保安検査を受ける事態になった。この影響で出発便が最大2時間ほど遅れた。男性は酒を飲んでおり、「外の空気を吸いたかった」と話したという。 国土交通省新千歳空港事務所などによると、男性は午後5時に出発予定だった羽田行き全日空(ANA)72便の乗客。保安検査場を通った後、ラウンジで酒を飲み、バスで飛行機まで行く搭乗口の自動ドアを開けて駐機場へ出た。ANA千歳空港支店によると、こういった場合、男性は保安検査をやり直さなければならないが、ANAのバス乗務員が見つけて地上職員に連絡している間に、そのまま中へ戻ったという。 同支店は「万が一を考えると、接触した可能性のある乗
日本航空(JAL)機が北海道・新千歳空港で管制指示に反して離陸滑走をはじめた重大トラブルで、運輸安全委員会は23日、管制官が待機を指示する文脈の中で発した「TAKE―OFF」(離陸)という単語が、「離陸許可」を連想させるとして、使用を制限するよう国土交通相に求めた。同日公表の調査報告書で指摘した。 国交省はこれを受け、「TAKE―OFF」の使用は、実際に離陸を許可する場合と、やめさせる場合に限定するよう業務規定を改める方針を決めた。待機や離陸の準備をさせる指示では「DEPARTURE」(出発)などの言葉で代用する。 報告書によると、新千歳では管制は自衛隊が担当。管制官は当時、JAL機に「EXPECT IMMEDIATE TAKE―OFF」(直ちに離陸できるよう備えよ)と言って待機を指示。だが機長は離陸許可の際に使われる「TAKE―OFF」という言葉に影響され、許可が出たと思いこみ、滑走
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く