宮崎市に本社を置くソラシドエアは客室乗務員が出発前のアルコール検査を代わりに同僚に受けさせるなどしていたとして、国土交通省から厳重注意を受けたことを明らかにしました。 ソラシドエアによりますと去年10月、那覇発名古屋行きの便の運航にあたって、責任者の先任客室乗務員が出発前のアルコール検査を自身の代わりに同僚の客室乗務員に受けさせていたということです。 また、この先任客室乗務員はことし3月の那覇発鹿児島行きの便の運航で、同僚の客室乗務員のアルコール検査を別の客室乗務員に指示し、代わりに受けさせていたということです。 いずれのケースもアルコールが残っている可能性があったため不正を行っていましたが、ソラシドエアは先月下旬に内部から情報提供があるまで把握していなかったということです。 報告を受けた国土交通省は乗務開始8時間以内の飲酒を禁止する運航規程が守られていなかったことや、現場の責任者を務める