世界で2億人以上が感染し、420万人以上の死者を出している新型コロナウイルス。 バイデン大統領の指示の下、アメリカで新型コロナの発生源に関する追加調査が進められる中、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、先日、第2次調査の必要性を訴え、中国側に情報開示に協力するよう求めたが、中国側は“ノー”と強く拒否した。 そんな中、米下院外交委員会のマイケル・マッコール筆頭理事(テキサス州・共和党)が、83ページにも上る、詳細な調査報告書「新型コロナの起源 武漢ウイルス研究所調査」を発表、「起源調査を続けているが、武漢海鮮市場が感染拡大の源だという考えは完全に放棄する時だと思う。“圧倒的多数の証拠”が、ウイルスが2019年9月12日以前に、研究所から流出したことを証明している」と武漢ウイルス研究所がコロナの発生源だと主張している。 マッコール氏が訴える“圧倒的多数の証拠”とは、いったい何なのか?