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「新型コロナワクチンも、HPVワクチンのようにあとから危険と分かったらと心配」 先日、高校で子宮頸がんなどを予防するためのHPVワクチンに関する授業を行った際、事前のアンケートである生徒のそんなコメントを目にしたという、産婦人科専門医の稲葉可奈子さん。この生徒に限らず、誤解によりワクチンに対して不安を抱いている若者は少なくないという。新型コロナワクチンとHPVワクチンに関する知識を広める活動を行う稲葉さんに、日本の若い世代に「ワクチン不信」が起こる背景について解説してもらった。※以下、稲葉さんによる寄稿。 【稲葉 可奈子(いなば かなこ) プロフィール】 産婦人科専門医・医学博士。みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト代表、コロワくんサポーターズ、予防医療普及協会顧問、メディカルフェムテックコンソーシアム副代表。京都大学医学部卒業後、東京大学大学院で博士号取得。現在は関東中央病院産婦人
報道機関 各位 昨年12月19日に英国ボリス・ジョンソン首相から英国で感染力が7割強くなった変異株が出現し、急速に英国内で拡大している声明がだされておりましたが、今月19日には静岡県で市中感染と思われる変異株による症例が確認されております。 これを受けて、国内の報道においては、変異“種”という表現が一部報道機関で統一して用いられているようですが、これは学術的には誤用となりますので、今後は変異“株”と正しく表記していただきたくお願い申し上げます。 理由および解説 突然変異はすべての生物において、遺伝子の複製過程で一部読み違えや組み換えが発生し、遺伝情報が一部変化する現象です。 この中で、新しい性質を持った子孫ができることがあります。この子孫のことを変異“株”と呼称します。変異株は、変化した遺伝情報の影響を受けた一部の性質が変化していますが、もともとの生物の種類は変化していません。この場合、同
先日、食事にミネラルを取り入れることで、発達障害やアレルギーの改善に取り組んでいる団体の講演を紹介した新聞記事を見かけました。 2018年にもなってこのような取り組みがマスメディアで好意的に採り上げられるというのは本当に哀しく、悔しい気持ちでいっぱいであり、今回の記事を書きます。 ■発達障害の治療は確立されていない 自閉症などの発達障害は現在のところ治療法は確立されておりません。早期に心理・社会的な介入(環境の改善や行動療法など)を行うことで、本人が混乱せずに過ごすことや社会との良好なかかわりが持てるようにし、自尊心を持ち落ち着いて暮らせることで周辺症状を予防することが今のところ妥当性の高い対処法と考えられております。 「○○の使用で病態改善の兆し、自閉症の治療に光明」というようなニュースがたまに話題になりますが、実際の治療に用いられる段階にあるものはなく、それによる治療も専門家は勧めてお
Facebook、Twitterなどのソーシャルメディアを通じて記事やブログなどを拡散するインターネット上のサイトを「バイラルメディア」と呼びますが、こうしたネット上の情報をみなさんはどこまで信じていますか。 ソーシャルメディア上のボタンを押せば、その人とつながる人に記事などが広がります。そのバイラルメディアの記事を見に来る人が多ければ多いほど、広告収入が増えるので、思わず本文を見たくなるような目を引きやすいタイトルがつけられています。しかし、その情報は信憑(しんぴょう)性の乏しい内容が多く、特に健康関係のバイラルメディアの内容はひどいと思います。 健康に関する記事は、家族の命にもかかわることなので、ただ面白いとか、耳目を集めればいい、ということでは済まないのです。でも、これは、バイラルメディアだけの問題ではありません。活字になるともっともらしく見えるかもしれませんが、一般的には信頼性が高
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