このブログで「売上げなんと500万円」とおさいふの中身を明らかにしているので、500万円という部分がツイートされ、一般的にも「今電子書籍で売れている漫画家」というポジションが浸透しつつあるようです。 そういう露出をすれば、ポジティブに「すげえ、そんなに電子書籍はもうかるのか」と意見だけでなく、ネガティブな「なんだ、あの程度の漫画家でそんなに儲かるのかよ。面白くねえのに」という意見も当然出てきます。そりゃもう覚悟して待ち構えてます。
現在、仕事場と称したワンルームから引っ越すためにいろいろと作業をしているのですが、3年間であまりにも多くなったものを運ぶのに苦労しています。ついでに捨てる勇気にも苦労しています。そこで強い味方となっているのが、Scansnapと裁断機のセット。 FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A 富士通Amazonプラス 裁断機 自炊 A4 かんたん替刃交換 PK-513LN 26-309 PLUS(プラス)Amazon 1〜2年前に買ったものですが、もう裁きまくりスキャンしまくりで部屋のスペース確保に役に立っています。否、スペースは確保していませんが、これがなければ自分の部屋はとっくにパンクしたでしょう。とびだせどうぶつの森なら以下のようなメッセージが出たかもしれません(ちなみにナカノモリ村博物館2階)。 しかし、引っ越しの時に持ち帰りも出来
Yellow, an asset financier for solar energy and digital devices in Africa has raised $14 million series B funding in a round led by Convergence Partners with participation from the Energy Entrepreneur Fisker, the electric carmaker founded by the Danish auto designer Henrik Fisker, is gearing up to enter the Chinese market where competition is increasingly cut-throat, following in the footsteps of
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma それにしても、情報そのものを売ってマネタイズするのが不可能だということに、ひとはなんで気づかないのかな。ひとは、手に取れるパッケージが経験にしか金を払わないのだ。 2012-04-14 10:54:18 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 手の平サイズの機器で無限に複製可能なデータに、金なんか払うわけがない。これは原理的にそうなので、情報産業は最終的には、作品そのもの(データそのもの)にお金を払って貰うという考えを諦め、パッケージと経験の差異化でマネタイズする方向に向かうしかないと思う。 2012-04-14 10:56:16 東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma 3MBの楽曲に300円払うつもりはないが、その楽曲が「いまこの瞬間に聞ける」のであれば、その体験に300円払うことは全然ありうる。ひとがなぜライブに金を
齋藤孝「10分あれば書店に行きなさい」(メディアファクトリー新書2012年) メディアファクトリーからのいただきもの。多謝。著者は、『声に出して読みたい日本語』など数々のベストセラーで知られるあの齋藤孝さんだ。最近の本はタイトルがとてもわかりやすくて、タイトルを見ただけで半分ぐらいは読んだ気になれたりするものだが、この本もまさにそういう感じ。もちろん本文も読みやすくてすらすら読める。 実際、この本の主張は比較的シンプルだ。簡単にまとめると、 (1)本を読め (2)紙の本を買え (3)書店へ行け というぐらいにまとめられようか。そう主張する理由(の主な1つ)もちゃんと、帯に「リアル書店の刺激が旺盛な知的出力を支える!」と書いてある。リアル書店は、 (1)当初は考えていなかった新たな本との出会いがある (2)本に満たされ、本好きが集う空間から知的刺激を受ける という得がたいメリットがあるから、
Amazon.comでKindleを利用していたユーザーは国内でのKindleストア開始に伴ってアカウント結合を図るかどうか迷っているかもしれない。そんなパワーユーザーに向けたアカウント関連のトピックをまとめた。 「日米アカウント結合後は米Kindleストアで購入できなくなるので注意が必要」という情報。これは正しくもあり、誤りでもあります。実際にアカウントを結合して検証してみました。 結論は「日米アカウントを結合すると実質的にシングルアカウントになるので、購入ストアはAmazon.co.jp(JPストア)かAmazon.com(USストア)のいずれかを選ぶ必要がある。両方のサービスを同時には受けられないが、購入ストアはいつでも自由に変更できる」ということです。一定の制約(後述)を受けますが、1つのアカウントで日米両方のKindleストアから購入できるようになります。 日米アカウントを結合す
Kindleストアを見て思った。無理だ。 3〜5年のタームで見た場合、出版社がどんなに足並みをそろえて防衛線を貼っても、電子書籍の価格を維持することは難しい。 なぜならば電子書籍ストアにおいて、最大のライバルは同業者ではないからだ。 電子書籍の最大の特徴は、「印刷、複製のコストが0になったこと」だ。これは参入障壁の劇的な低下と同義であり、3種類の危険な新規プレイヤーを呼び寄せる。 新しいプレイヤーの参入 出版のコストが限りなく0に近づく時、新たに参入してくるプレイヤーとは誰か? では、その新規プレイヤーは何なのか? まず第一に「ギャンブルのできる、失うもののないプレイヤー」、そして第二に「金銭的な利益を求めないをプレイヤー」、そして第三の、最大の競合が「書籍以外に収益モデルのあるプレイヤー」の参入である。 第一の「失うもののないプレイヤー」とは、いわゆるインディペンデントや新規参入の出版社
今回は本誌に寄稿する文章では珍しく個人的な話を書かせてもらいます。この間の週末、金曜と土曜に二日続けて「本屋で本を買った」話です。 それだけ? 基本的にはそれだけです。しかし、実はこれは私にとって稀なことで、前にそれをやったのがいつだったか思い出せませんし、次はいつになるか見当もつきません。二日続けてとなると、もしかするともうないかもと思ったりします。 何を大げさなと呆れられるでしょうか。本誌の読者は本好きの人が多いでしょうからなおさらですが、私の場合、リアル本屋——この表現もヘンですが、要はインターネット通販でなく実際の書店——で本を買うこと自体かなり少なくなっているのです。 地方の本屋で本を買うということ 正直に書くと、もう5年以上前から新品は、CDやDVDだとほぼ十割、本や雑誌も間違いなく九割方インターネット通販、つまりはAmazonで買っています。本にしろCDにしろ自室にいながらに
Kindle Direct Publishingも日本上陸 アマゾンの電子書籍サービス、Kindleがようやく日本に上陸した。そして間を置かずに、Kindle Direct Publishingも日本で開始された。Kindle端末とキンドルストアについては「まもなく日本上陸」という報道が何度となく繰り返されてきたから、遂にやって来たという感じだろう。でも、Kindle Direct Publishingまでこうして一緒にはじまるとは思っていなかった。 Kindle Direct Publishingは電子書籍の自費出版サービスだ。いや、自費出版というのは語弊があるかもしれない。いわゆる自費出版は、数十万円から時に数百万円というお金を持ち出して、数百数千の本を作って売るという、文字通り自分のお金ではじめる出版のことである。 一方、Kindle Direct Publishingは、データの入
報告事例 「見て歩く者 by 鷹野凌」での指摘 Amazon Kindleのイラスト画質はあまり良くない? http://wildhawkfield.blogspot.jp/2012/10/amazon-kindle.html 聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス) 1: #1 (MF文庫J) [Kindle版] や、 ガガガ文庫 とある飛空士への恋歌(イラスト完全版) [Kindle版] で、画質について検証しています。 そしてツイートでも wakufactory 🍥𝕏 @wakufactory kindleで買った講談社のコミックス。iPad3のRetinaだと解像度が足らないで、ちょっとジャギるというかボケた感じ。最新刊なのにスキャンっぽい画像だないー。Nexus7くらいがちょうどいいのかも。 2012-10-26 19:40:13
◆Amazon、日本版Kindle発売 Kindleの日本版ハードウェアが発売になった、ということだが、「どれを買おうか」と浮かれてる人が多いのを奇妙に思う。 どれ一つ、買う必要なんかないじゃん? みんなスマホ持ってんじゃん。タブレット持ってる人も多いでしょ。iOSにもAndroidにも、Kindleアプリがあって、昨日日本語対応の新バージョンが出たんだから。これならタダだ。 どのデバイスで読んでも、「何を読んでるか」「どこまで読んだか」「書き込み」などがクラウドで同期されるので、トイレでiPhoneで読み、机でiPadで読み、公園でKindle PaperWhiteで読んでも、シームレスに「前回の続き」から読書を再開できる。Kindleが優れているのはこういうことであって、各々のデバイスは陳腐な機械だ。 この秋、どうしても何か新しいハードを買いたいってんなら、Kindle PaperWh
Amazon.co.jpの書籍販売ページに10月25日、「Kindle化リクエスト」ボタンが登場した。書籍の電子書籍化を、Amazonを通じて発行者にリクエストできる仕組みのようだ。 ボタンは、書籍の販売ページ左下に登場。リンクをクリックすると、「(著書名)をリクエストいただきありがとうございます。当社は、Kindleであらゆるタイトルを利用可能にすることを目指しています。お客様からのリクエストは、発行者にお伝えします」という画面に遷移する。 25日午前11時現在、Kindle化されている書籍を含めたすべての書籍に表示されているようだ。 関連記事 「Kindleストア」オープン 紙の本より「○%オフ」の“Kindle価格”表示 アプリ日本語版も公開 「Kindleストア」がオープン。電子書籍の価格を「Kindle価格」として表示し、電子書籍が紙よりどれぐらい安いか確認しながら購入できる。
写真●米Amazon.comのラス・グランディネッティ Kindleコンテンツ事業部バイスプレジデント(写真左)とデーヴ・リンプ Kindleデバイス事業部バイスプレジデント(写真右) 撮影:陶山勉 Amazon.co.jpを運営するアマゾン ジャパン(以下、アマゾン)は2012年10月24日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズの国内向け4モデルの予約を開始したことや、日本向けの電子コンテンツ販売サイト「Kindle ストア」を25日にオープンすることなどを発表した(関連記事:アマゾンが日本向けKindle最新4モデルを予約開始、「無料3G通信付きで1万2980円」の衝撃)。 かねがね噂になっていた“黒船”がついにやってきたことにより、これを機に国内の電子書籍市場や7インチクラスのタブレット端末市場が大きく動き始めるのは間違いない。本日の発表に合わせて米Amazon.comから担当者
第153回 株式会社Jコミ 代表取締役社長/漫画家 赤松 健 Ken Akamatsu 1968年、愛知県生まれ。私立海城高等学校から中央大学文学部国文科へ進学。大学在学中から“水野亜和”のペンネームを使い同人誌で活躍。大学卒業後の1993年、『ひと夏のKIDSゲーム』で第50回少年マガジン新人賞に入選。同年、同作が『マガジンFRESH』に掲載され、漫画家デビュー。1994年より、『週刊少年マガジン』にて『A・Iが止まらない!』の連載をスタート。連載2作目となる『ラブひな』で、その人気を確立し、第25回講談社漫画賞受賞を受賞した。連載3作目の『魔法先生ネギま!』では、「ネギ・プリ」と呼ばれる人気投票によりキャラクターの登場頻度を変動させるシステムの導入や、大月俊倫プロデュースによるイメージCD、実写テレビドラマ化におよぶ大胆なメディアミックス展開を行い話題となった。2010年より、絶版とな
ストアの壁を越えた本棚の出現 電書ちゃん ねえ、今月はドイツでフランクフルトブックフェア2012があったのに、どうしてあたしたちは日本でぼんやり過ごしていたのかしら。 ろす 泣く泣く見送ったんだよ。大事なバイオリンを空港の税関で没収されるわけにはいかないからね。 電書ちゃん すいぶん微妙な時事ネタ仕込んでくるのね。現地に行けない以上、ネットに流れてくる情報はチェックするようにはしていたんだけど。 ろす それで、どんな発表が興味をひいた? やっぱり激安電子ペーパーデバイスのTxtr Beagleなのかな? 電書ちゃん それよりもBookShout の発表に新しさを感じたわね。 ろす 早速アカウントを作ってみたよ。うーん、なんというか新しいというかむしろ懐かしい感じがするなあ。ロゴとかフォントとかウェブデザインとか、Web 2.0って言葉がまだキラキラしていた時代にこういうテイストが流行ったよ
今年の2月、約2000冊の蔵書を木造アパートの一室(4畳半)に移したところ、本や本棚で床が埋まってしまった。万が一、床が抜けてしまったら、一階に住む大家が大けがをするかもしれない。そうなれば当然引っ越さねばならない。賠償をどうするのかという問題も出てくる。目隠しされて剣が峰に立たされてしまったような、いきなりの危機的状況に僕はうろたえた。引っ越しを終えた日の夜は床が抜けないか気が気でなく、あまり眠れなかった。結局、二つの突っ張り本棚と約200冊を妻子と住んでいる自宅に移動させ、さらには438冊を緊急避難させた。 4月になり、このシリーズを書き始めたとき、前者の後始末の顛末については隠さずに書いた。しかし、後者の後始末の顛末については、次の通り、核心に触れないようにぼかして書くにとどめた。 本438冊も4畳半からは緊急避難させていた。段ボール9箱、一箱あたり約15キロで、のべ約135キロ。本
ジブリの小冊子『熱風2012年10月号 電子版』インターネット配信のお知らせ 2012.10.10 『熱風』10月号は、今号に限り筆者の了解を得たコンテンツを電子配信します。 以下の注意事項をお読みの上、ダウンロード下さい。 『熱風2012年10月号電子版』(PDF)(5.9MB) 『熱風2012年10月号電子版』(EPUB)(6.9MB) (ダウンロードは終了しました。) ◆配信期間は2012年10月10日10時ごろより2012年11月9日18時までです。 ◆コンテンツ内容の無断転載、リンク等を禁じます。 ◆編集部ではダウンロード方法等のテクニカルな内容に関しての質問にはお答えできません。 ◆『熱風電子版』は『熱風』の一部コンテンツを配信したものです。電子版だけのオリジナルコンテンツは含まれておりません。 ◆ 御使用の端末、ビュアー、表示設定によっては、特殊文字や改行が正しく表示されない
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