正月後の弱った胃を休める七草がゆ 新年おめでとうございます。 三が日も過ぎ、1月4日が仕事始めという方も多かったかと思います。今年はすぐに成人の日の3連休になるため、本格的に稼働するのは週明けの9日からという方も多いかもしれません。 年末年始の過ごし方はいろいろですが、普段なかなか会えない家族が集まることも多いでしょう。自然と、いつもより食べたり飲んだりする量も多くなりがちです。 そうした事情は今も昔も同じのようで、昔から、元旦を含め年明けの7日後に、お正月に弱った胃腸を休めるために、七草がゆをいただく風習があります。 七草がゆに関する諸説のもとと言われる「七草草紙」 七草がゆをいただく風習の由来は諸説あり、平安時代の頃までさかのぼるという説もあります。そのもととなっているのが、「御伽草紙」の中の「七草草紙」と言われます。話の内容は、ざっと以下の通りです。 唐の国にある親孝行者がいて、10