米ニューヨークにある休業中のレストランに積み重ねられた椅子とテーブル(2020年4月27日撮影)。(c)Johannes EISELE / AFP 【4月28日 AFP】大統領選が今年11月に予定されている米国では、新型コロナウイルスで多数の人々が犠牲になる中、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領、および民主党候補としての指名を確実にしているジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領がそろって中国への非難を繰り広げている。両氏のこの戦略の理由は、中国がかつてないほど米国人に嫌われているからだ。 米調査機関ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が21日に発表した研究によると、米国人の66%が中国について好意的ではない印象を持っており、過去最低の結果となった。米国の対中感情は、2017年にトランプ氏が大統領に就任してから着実に悪化していた。